べこべこなるままに

2005年3月生まれの双子の男の子ジュンとセイ
ニアミス SIDSを乗り越えて、2人は 元気一杯
1歳9ヶ月☆

乳幼児突然死症候群~2~

2005年07月15日 19時06分34秒 | 4~5ヶ月
救急車に飛び乗り、救急隊員の指示を受ける。
隊員は、軽くセイを見ただけで、「あせらなくても
大丈夫ですよ~~」とか言って笑う。
そんなはずない!!!あきらかにセイは意識が朦朧と
している。目の焦点もあっていない。あきらかに
死にかけているのに!!
「お母さんが望むのであれば小児科にいきますけど
大丈夫と思いますよー」と軽く言う。
小児科に受診?!当たり前じゃないか!!!
近所の人が集まってきて励ましてくれる。
手違いでもう1台救急車が到着。
後からきた救急車の救急隊員の人が飛び乗ってくる。
状況をてきぱきと確認して、事態は急変。
「O2確保!!血圧、心拍の確認!!搬送先の確保は
どうなってますか!!」
すると、1台目の救急隊員が「まだ手配してませんけど」
2台目の救急隊員の顔つきが変わる
「何してるんですか!!はやく確認をして!!
(私に)お母さん、我々は医者ではないので出来る処置が
 限られています。でも、今、この子の為に最善のことを
 考えて行動します。いいですね?」
セイは酸素マスクやO2濃度、血圧、心拍などの端子を
取りつけられ、私の腕の中で、変わらずぐったりしている。
市立病院へ運ばれている途中、再度経過を確認される。
酸素マスクのおかげで呼吸がもどる。目は開いてはいるが
焦点があわないまま。意識は戻らず。
セイチャン、セイチャン 名前を呼びつづけ反応を見る。
セイチャン頑張って お願い 助けて
必死に祈る。
15分ほどで、目に少し輝きが戻ったような気がする。
手や足がピクリと動く。
良かった セイ、よく頑張った!!!!
病院へつく頃には「うー」など声も出る。
良かった 助かった 本当に良かった!!!!!
病院の小児救急の部屋につき、先生の前に出る頃には
セイ、何事もなかったかのように元気に動く。
良かった 本当に良かった
ありがとう 守ってくれてありがとう 
全てのものに感謝の気持ちでいっぱいだった
検査室の移動の際には、いつもの笑顔でお話してくれる
このかわいらしい愛しい笑顔が再び見れてよかった
本当に良かった

診察の結果、ニアミスの乳幼児突然死症候群の可能性が
高いと診断。まさか、という思い。
発見が早く、セイは奇跡的に助かったらしい。
名前は知ってるけど、まさか自分の身にふってかかるとは。
驚きと同時にショックが大きい。
セイが助かって本当に良かった。
運の強い子で本当に良かった。
あの時、ジュンが伸びをしてくれて本当に良かった。
セイ、本当によく頑張った。

2日後、もう1度違う病院で診察をうける。
2泊3日の検査入院のことは、また後日ブログします。

乳幼児突然死症候群は致死率の高いものですが、今回の
セイのように早期に発見でき、助かるケースもあるようです。
どうか、みなさんの赤ちゃんをよく見守ってあげてください。
何も変わらない毎日の中で、突然の出来事でした。
たった10分でしたが、本当に恐ろしいほど永い時間でした。
起きている時は何をしているかよく分かるけど、
寝ている時こそ安心できないと実感しました。

できればTBして、なるべく多くの人に伝えてほしいです。
どうか1人でも多くの赤ちゃんが助かりますように
心から祈っています。

最新の画像もっと見る

174 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
セイさま(>_<) (きらきらひかる)
2005-07-15 21:52:06
読んでいて本当に恐かったです。

無事で本当によかった、セイさま。

大変でしたね、べこままさん。

でも、対応が早かったし適性だったから

助かったんですよ。さすがです。

私だったらきっと何もできなかったと思います。

もし、同じような状況になったら

べこままさんを思い出して

冷静に対応したいと思います。



その後、ぐあいはいかがですか?

できたら元気なセイさまとお手柄ジュンさまの

お写真、アップしてくださいね。
がんばったね。 (Mei)
2005-07-15 23:13:21
読みながら涙が止まりませんでした。

セイさま良く頑張ったね。べこままさんも良く頑張った。ジュンさまもエライ!

本当に元気になって良かった。心からそう思います。

よく聞く病名だけど自分とは関係ないって意識がどこかにあった事をすごく反省しました。

こんな大事な事を気づかせてくれてありがとう。



近いうちにリンク入りの記事を書かせていただきます。
よかった… (zaza)
2005-07-15 23:30:38
本当に無事でよかったですね。

もう、おうちに帰ってるんですよね。

べこままさんも、ゆっくり休んでくださいね。



本当に無事でよかった。



良かった~(T_T) (みふぉん)
2005-07-17 06:06:01
きらきらひかるさんのところへ行ったら・・・

びっくりしました!!



でも本当に無事で良かった~

泣いてしまいました(T_T)

よかった、本当によかった・・・



SIDSなんて、遠い世界のこと、と思ってました。



異変に気づいてよかった。

セイちゃん、強い子だね!よく頑張った!

どうかこれからも元気に育っていきますように。

私の方でもリンクさせてもらいますね。
本当に (べこまま)
2005-07-17 09:14:12
本当に普通の毎日の中で、突然起こったので

発見しにくいのがとてもよく分かります。

今も、保育者の心理的ショックが大きいので、

寝ている顔をみると、あの時のセイの顔が

うかんできて怖くなったり、寝かしつける事自体

怖い思いがしますが、こればかりは原因も

あきらかでないので、これもこの子のリズムと

思って見守っていこうと思っています。

リンク、ありがとう!!!

1人でも多くの赤ちゃんが守られるといいな。
よかったよ~ (健人ママ)
2005-07-17 15:36:01
半べそになりながらブログ読ませていただきました。

本当に突然死症候群は起こるんですね。本でしか読んだことなかったから。

本当にせいちゃん助かってよかったよ~

ひさしぶりにブログ更新されていて、みたらびっくりでした。

べこままも立派です。せいちゃんも運が強い子だからこれからもっと元気な子になると思います。

TBさせてくださいね

Unknown (あいっぺ)
2005-07-19 00:08:48
はじめまして。

2ヵ月半の娘がいますが、娘とかさなってしまって涙しながら読みました。本当に怖いですね。いつもお昼寝の時は奥の部屋に寝かせていましたがやめようと思います。

異変に早くに気が付いて良かったです。セイちゃん助かって本当に良かったです。

はじめましてですいません、MyblogListに登録させていただきました~(*^_^*)
Unknown (めぐろう)
2005-07-19 10:15:09
はじめまして。1歳3ヶ月の双子がいます。

このたび、真実913のブログから飛んでまいりました。

本当に、読んでいて涙がとまりませんでした。

我が家の息子も、川崎病で大変なときがありましたので・・・。

べこままさんの記事、他人事ではないと思います。

まさかうちの子に限って・・・って思ってしまっていた自分が情けないです。



でも、本当に助かってよかった!!

まだ涙がとまりません。

TBさせていただきます!!



べこままさん、頑張ってくださいね!!
Unknown (みさき)
2005-07-20 13:10:14
初めまして。みさきと申します。

お友達のブログから飛んできて、TBさせていただきました。

読みながら泣きそうになりながら、胸がはりさけそうになりながら読んでいました。

我が家には2歳になったばかりの息子と、

あと3日ほどで4ヶ月になる息子がいます。

セイくんと、同じくらいの息子です。

私は日中、上の子がいることもあって

下の子がおとなしく寝ているときは、放っておくことがよくあります。

いつも、あたまをSIDSがちらついてはいるのですが

どこか遠い世界のような気持ちで考えていました。

守ってあげれるのは、私しかいないんですよね。

旦那は日中は仕事ですし。



ホントに、セイくんが無事で良かった。

そして、もっともっと子どもたちのことを見ていなければならないと思いました。

私も、一人でも多くの赤ちゃんが元気に笑っていられることを祈って

TBさせてもらいました。

よかったぁ~♪ (ひめ)
2005-07-21 06:24:00
はじめまして、ひめといいます。

お友達のところから辿って辿って辿り着きました。

私にも2歳になる娘がいます。

この子が小さいときも何かとうつぶせになる子だったので

よく心配したものです。

でも、心配と言っても今考えると

それほど重大に考えていなかったような気がします。

これを読んだら、ホントにそう思いました。

きっかけや原因は分からないにしても

親が子供をしっかり見ていれば防げるものなんですね。

改めて子育ての厳しさを認識した気がします。

ホントに無事で良かったですね。