狭いベッド
重なり合う二人
汗ばむ肌
息が苦しい
でも
止まらない
あと少し
あと少し
あぁ
そろそろだ
俺の腹の上に覆いかぶさっているジェジュンに声をかける
が
ジェジュンは休もうとしない
ヤバい
爆発寸前
力を入れて押しのけようとするも
ジェジュンはかぶりをふって
咥えたソレをはなさない
いいのか
そうなのか
俺は力を抜いて
ジェジュンに全てをあずける
ああ
あ
勢いよく
はじけとぶ
情けない男の本能
それを
ためらいもなく
飲み干したジェジュン
自分の唇を手の甲でぬぐい
「ご馳走さん」
の一言に続けて
ふぅ
と、ため息をひとつ
そして
俺に背を向けてタバコに火をつけた
白く光るジェジュンの背中
肩甲骨が羽みたいだ
天使・・・
俺は
ただぼんやり見とれる
キムジェジュンの真実の姿に