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エルトゥールル号

2008年05月24日 09時03分11秒 | Weblog
いい加減ちょっとでも寝ようと思っていたら・・・

興味のある情報が送られてきた。一気に寝る気にならなくなったので今日は寝なくて良いや!

トルコ大統領がトルコ軍艦「エルトゥールル号」遭難慰霊碑で追悼の為に和歌山に訪れられる言う話。

http://ime.nu/www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=146428

大抵の人は知らないだろうが、エルトゥールル号は1890年明治天皇の頃日本に来た、天皇にも拝謁し、帰るときに和歌山沖で嵐にあい遭難したのだ、そして近隣の漁村の人たちが嵐の中救出活動を行って数十人の乗組員を保護した。
当時貧しい漁村の人たちは自分達の食べるものも減らして元気付けようよしたらしい。

やがて、明治天皇の指示で時の日本海軍がトルコへと生存者を送り届けた。

その後の日露戦争の時、勝負を決する最後の戦い「日本海海戦」当時世界最大と言われたバルチック艦隊を撃破できたのにはトルコが深く係わっている。

黒海にあったバルチック艦隊が南下できないよう、トルコも頑張っていてくれたのだ、そして日本は一応だが勝利を向かえた。

だから、今でもトルコ人にはトーゴー(東郷)やノギ(乃木)の名前が多いのだ。

でもそれだけじゃない!ごく最近。
湾岸戦争の時にフセインが「48時間以内に民間機であろうが打ち落とす」と宣言したときに沢山の日本人がテヘランに残されていた。

事なかれ主義の日本の政府は何も判断できずにどうしようもない状況に陥ったときギリギリのタイミングでトルコが緊急派遣した2機の特別機が救出してくれたのだ。
もし、トルコが飛行機を出していなかったら数百人の日本人は人質となり、犠牲になっていた。

そのことについてトルコは「エルトゥールル号の借りを返しただけ」といったそうだが・・・大人だよなぁ・・・

どうして今度は国を挙げて迎えてやれなかったのか・・・恥ずかしい。