VintageDragonの記し

綴る内外、気取らずに

ふざけた奴等を嫌うふざけた奴

2008-01-30 02:42:16 | Weblog
『殺意』の書き出しにある
えばっている奴ってのがイコールふざけた奴だった。

そして、そのふざけた奴等を嫌っている
ふざけた自分。

このふざけた自分のせいで、
普段からふざけているから、
いざお笑いしても笑えない痛々しいことになる。

折角また再びお笑いを始めようとしても、
このままじゃ痛いだけだな。
正直Kがいるときはそれでもお笑いしようって思っても、
一人になるとそんな気も失せてしまう。

ましてやKッズTVの活動なんて妄想レベル。

暗くてしみったれた自分を置き去りにしたままじゃ、
コロナに消し飛ばされるか?灰になるか?

元々泣き虫な自分を
より泣き虫にしてくれた
ボイトレと酋長。そしてメンバーと子供達。

溶けない氷を熱い涙で溶かす。
そう信じて疑わない。
たとえ今はふざけた自分でも。


自分の氷だけで
手を拱いているわけにはいかないのだから。

殺意

2008-01-30 01:53:00 | Weblog
僕は幼い頃から
えばっている奴が大嫌いでした。
そんなえばっている奴等を
よく脳内でぶっ殺してたものです。
小学校一年の時は六年生のダイスケにいじめられてました。

体の大きさで敵わない僕はひたすら
頭の中でボッコボコにするんです。
泣きわめいても止めない。
でも実際ボコボコにされてるのは自分。

中学の時も同級生に
調子こいてるとか言われ、鉄橋の下に呼び出された。
僕はメリケンサックをポケットに忍ばせて
鉄橋の下に向かった。

僕一人相手に五人でやってきた。TとMとM。遠くからTとDが見てる。
Mは僕を後ろから羽交い絞めにし、
Mは手出しできなくなった僕に殴る、蹴る。
そしてもうTは少し離れて見ている。 ニヤニヤして見ている。
TとDの表情はわからない。

ボコボコにされながら、
僕はポケットに入っているメリケンサックに手を伸ばし、
ぎゅっと拳を握り締めると
一瞬の隙をつい羽交い絞めから抜け出し、
尖ったメリケンサックのついた拳でMを顔面を殴る。
骨の砕けた感触と鼻からのおびただしい出血。
変なうめき声をよそに、
僕は羽交い絞めしていたMに殴りかかる。
ついさっきまでえらそうな面をしてたのが
Mの状況を目の当たりにしたとたん怯えた情けない面になってる。
1回目の拳がよけようとしたMのこめかみに当たる。
「ちっ」
痛がって手で押さえる上から、二回、三回。
押さえていた手の形が変わり、血が滴る。
手がずれたとこにもう一回。
調度よく鼻が凹んだ。
Tは逃げ出した。耳障りに喚きたてながら。
僕は追う。一番殴りたい相手。
背中に一回拳を突き立てると、痛がって逃げなくなる。
そこで後頭部を何回も何回も。
銀色のメリケンサックに血や髪の毛がまとわりつく…




僕が頭の中でしたことが
僕次第で現実になってしまう。
殴られながら、怖くなって泣いた。
殴っていたMとM、見ていたTは
泣き出した僕を見て殴るのを止めた。
「調子にのるからこうなるんだ」と言い残して去って行った。


僕は泥だらけになって帰った。
当時お気に入りだったバドワイザーと英語で書かれた
緑色と紺のパーカー。汚れてた。
家に着く頃には涙もおさまっていたけど、
遊びに行くと行って出かけた僕が
汚れて帰って来て、お袋はひどく心配した。


「いじめられたの?」

黙ってうなずく。

「誰に?」

「MとMとT」それに「TとDもいた」

その日学校は休みで、
翌日親は学校や担任に相談した。



いじめられたことは親にも学校にも隠さなかった。
できるだけ詳しく話した。

自分の中におぞましい殺意があったことを
秘めたまま。





腐ってんなよ

2008-01-29 23:30:05 | Weblog
ちょっとした焦燥感にかられた俺に、

今朝知らせが届いていた。

今の俺に動く原動力となる知らせ。

「まだまだ始まったばかりだ。
そんなとこで腐ってんなよ!」
と言ってくれているかのように。


それが不発に終わるかもシレナイ。
でも今は喜んでもらいたい一身で準備するんだ。


そっから始まるエトセトラ!

転機

2008-01-28 00:07:57 | Weblog
まだ整理がつかない


ちょっとした
焦燥感にかられる。




自分のせいだ。




どうする?




ちっぽけでぶさいくな器

2008-01-27 14:58:21 | Weblog
頭の中でこうしようなんて思っていても、
結局行動しなければ、見て見ぬフリをする
情けない大人なんだ。


あとちょっとのところがなかなかトドカナイ。

周りのためにしたことはあと少しの配慮の足りなさで
人を傷つける。
しっかり自覚しないと、
自分のしたことは悪意しか生まない。


周りを心を無視しない自分を
失敗を繰り返してこしらえる。

ちくしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2008-01-26 23:52:13 | Weblog
気になるじゃねーか

どういう話だったのか

餓鬼のせいか

違う

俺のせいだ

しかも
本当に聴きたかったってのに

本当に聴きたくなかったんだろう
なんて言われるしよ

表に怒りが出ないと
大人しい大人ってか

あーやだやだ
自分のつまらなさが

でも結局
そのつまらなさと
向き合わない限り

つまらないままの
人生なんだよ

j頬@居fgm8239090t2ryんうぇr不意尾rtgじぇrfq;4rh;skfね。kvbsらdぃ;v背fh;尾;ハエrんぇlvk背愛hfげwl意fyウェqhdf3オ;df3klhケfひ;うぎ4vbじぇr


この歌詩の主人公に!

2008-01-24 20:21:12 | Weblog
目を閉じたその先に 見えた 微かな眩しさを
掴み取ろうとした 愚かなドリーマー

伸ばした手は 閉じた目に 写らなくて 途方に暮れる
射程距離から 随分遠く 滲む

どうにかまだ 僕は僕を 辞めないで 生きている
たった一度 笑えるなら 何度でも 泣いたっていいや


精一杯 運命に抵抗 正解・不正解の判断
自分だけに許された権利

sailing day 舵を取れ 夜明けを待たないで
帆張った 愚かなドリーマー

数えたら キリが無い程の 危険や不安でさえも
愛して迎え撃った 呆れたビリーヴァー


目を開いたその先に 見える 確かな眩しさが
空になったハートに 理由を注ぐ

そうしてまた 僕は僕の 背中を押していく
たった一つ 掴む為に 幾つでも 失うんだ

精一杯 存在の証明 過ちも 間違いも
自分だけに価値のある財宝


sailing day 舵を取れ 哀しみも 絶望も
拾っていく 呆れたビリーヴァー


誰もが皆 それぞれの船を出す
それぞれの見た 眩しさが 灯台なんだ

そうだよ まだ 僕は僕の 魂を持ってる
たった一秒 生きる為に いつだって 命懸け 当たり前だ


精一杯 存在の証明 敗北も 後悔も
自分だけに意味のある財宝


sailing day 舵を取れ
冒険の日々全て 拾っていく 呆れたビリーヴァー

精一杯 運命に抵抗 決して消えはしない
僕だけを照らし出す灯台

sailing day 舵を取れ
嵐の中 嬉しそうに 帆を張った 愚かなドリーマー

誰もがビリーヴァー

永遠のドリーマー



『sailing day』 by.BUMP OF CHICKEN





先週末(1/19.20)

2008-01-24 20:02:29 | Weblog
先週末は酋長が体調不良で休みの中、
土曜日は各自編集したものを観たり、
撮影、編集、などをした。
酋長が居ないせいか、外の天気が悪いせいか、風邪っぴきが多いせいか、、、
たるい。いまいち締まりがないような。。俺。
皆の成長についてイケテナイ。

翌日は村木夫妻が来てくれた。
久々に会ってテンション上がった。
子供達も嬉しそうだ。
村木夫妻が帰ってからは、KKの後にボイトレ。
1/12~14のボイトレ時と比べると裏声に逃げなくなる。
本来の声を生かした豊な表現を目指す。




飽食の国日本

2008-01-22 23:07:19 | Weblog
ラーメンのスープをよほど不味くない限り全て飲み干す。
それが気に入ったお店のラーメンならなおさらだ。

残すのは別に構わない。
その人にとって美味しくなかったのかも知れないし、
塩分なんかを気にしてなのかも知れない。

そう、たかだかラーメンのスープごとき…。
食べ切れないんだから仕方ないか、無理に食べる必要はないか。

他の貧しい国、人々を引き合いに出したって、
日本は自分は食べたい物を食べれるんだから、
食べたくない物は無理して食べることはない。
残ったり、期限を過ぎたら捨てたらいい。

例えば貧しいどこかの国から日本に来て、
食に不自由しなくなったら、日本のルールで
期限の過ぎた食物は捨てます。
貧しかった頃の思い出を捨てるように。


メロディーがキャッチーだという理由で口ずさんでいた
マドンナのマテリアルガールも
訳を知ってみると、違って聞こえてくる。。

♪私にキスしてくれる男の子たちもいれば
 抱きしめてくれる男の子たちもいる
 みんないい子たちばかり
 お安く見られたら
 その子とはバイバイするだけよ
 泣いて許してくれって言われても
 もう浮かびあがれないわ(それが人生ってものよ)
 結局はお金を持っている男が
 結婚相手に選ばれるの
 だって私たちは

 物質社会に生きているんですもの
 そして私は世俗的な女の子
 みんな物質社会に生きているのよ
 そして私は物欲に左右される女の子♪
 (『マテリアル・ガール』 中川五郎:訳)








心に闇

2008-01-15 06:52:55 | Weblog
周囲にぶつける不満は常に自分に対しての苛立ち。

そういう解釈が自然とできると、
自分の不満を周りにぶつける前に、自分の心の闇と向き合える。
そして、周りからの不満もそれを受け入れる自分の器作りの材料にできる。

自分に対する8割の不満を相手に対する2割の不満に乗せてぶつけたんだ。

それはいままでの自分から生まれ変わろうとする意識の表れ。

そうか~、まだすんなりとはいかないけれど
楽しみな要素になることは間違いない。

それは自分の心にある闇から逃げなければ逃げないほど高まる。






俺が見たKKの二度目の涙

2008-01-14 23:10:20 | Weblog
予定の時間から30分遅れでKKのボイトレに参加した。
昨日と同様中島みゆきの『銀の龍の背に乗って』を
KKが本来話している声で歌う。
昨日はKKのペースで歌う度立ち止まってしまったけど、
今日はある程度続けて歌うよう心がける。

お世辞にも力強いとは言えない声。
でも今までのKKにあった脳内ヒーロー的な気取りは無い。
弱弱しく、今にも消えてしまいそうな自分の声と向き合っている。

♪あの青ざめた海のかなたで
 今まさに誰かが痛んでいる
 まだ飛べない雛(ヒナ)たちみたいに
 僕はこの非力(ヒリキ)を嘆(ナゲ)いている

 急げ悲しみ 翼に変われ
 急げ傷跡 羅針盤(ラシンバン)になれ
 まだ飛べない雛たちみたいに
 僕はこの非力を嘆いている

 夢が迎えに来てくれるまで
 震(フル)えて待っているだけだった昨日
 明日(アシタ)僕は龍の足元へ
 崖(ガケ)を登り 呼ぶよ 「さあ、ゆこうぜ」

 銀の龍の背に乗って
 届けに行こう 命の砂漠へ
 銀の龍の背に乗って
 運んでゆこう 雨雲の渦を

 失うものさえ失ってなお
 人はまだ誰かの 指にすがる
 柔らかな皮膚しかないわけは
 人が人の痛みを聞くためだ
 急げ悲しみ 翼に変われ
 急げ傷跡 羅針盤になれ
 まだ飛べない雛たちみたいに
 僕はこの非力を嘆いている

 綿ボコリみたいな翼でも
 木の芽みたいな頼りない爪(ツメ)でも
 明日僕は龍の足元へ
 崖を登り 呼ぶよ 「さあ、ゆこうぜ」

 銀の龍の背に乗って
 届けに行こう 命の砂漠へ
 銀の龍の背に乗って
 運んでゆこう 雨雲の渦を

 銀の龍の背に乗って
 運んでゆこう 雨雲の渦を

 銀の龍の背に乗って

 銀の龍の背に乗って

 銀の龍の背に乗って

♪銀の龍の背に乗って…




三、四回歌ってからだったろうか?
KKは徐々に咽び泣き始めた。
それでも歌おうとするKK。もう声になっていないところもある。
まるで幼い子が母親を求めて泣くような。
そのとき俺にはそんな風に見えた。

ティッシュBOXから一枚自分のために取って、KKの側に置く。

>夢が迎えに来てくれるまで
 震(フル)えて待っているだけだった昨日
 明日(アシタ)僕は龍の足元へ
 崖(ガケ)を登り 呼ぶよ 「さあ、ゆこうぜ」

このフレーズがこれからのKKと重なった。




弱さ→優しさ⇒強さ

2008-01-13 23:47:05 | Weblog
俺たちって今まで自分達の弱さを認めず、
強くなろう!強くなろう!ってしてきた。

でもそれじゃいつまでも強くなんかなれないよ。

本当の強さって、自分がどれほど弱い人間か認めてるんだって。
だからとっても優しいんだって。
弱さから産まれた優しさは真の強さになるんだって。



声は素直に出せばその人の弱さが出るのかもしれない。
そこを無視していくら飾りたてても、虚勢を張った醜い声にしかならない。
そんな声では人の心を奮わす、細胞に響く歌は歌えない。
ここでのボイトレは表面的に歌が上手くなるためにやっているんじゃない。
人の根っこを見つめる師匠の下、KKは明日再び自分の弱さと向き合う。