緊急事態宣言が発令される前の話です。
meica、ヒトパピローマウイルス(HPV)の予防接種を受けました
この予防接種は「子宮頸がん予防ワクチン」と呼ばれるもの
2010年から公費助成となり、
小学6年生~高校1年生まで接種が可能でしたが、
多くの女児がワクチンを接種したところ、
接種後に失神や慢性疼痛(疼痛が広範囲にわたる症例)が報告され、
2013年、厚生労働省は子宮頸がんなどを予防するHPVワクチンに関し、
定期接種としての位置づけはそのままで
接種の「積極的な呼びかけ」を一時中止すると発表しました。
この時期、meicaはまだ接種できる年齢ではなかったのですが、
6年生になる直前、市から、
「積極的な呼びかけは止めてるけど、
希望すれば公費で接種できますよ」というハガキが届きました。
←内容はザックリかみ砕きました(笑)。
接種後、重篤な副反応の疑いとして報告された症例を
連日報道していたのを覚えていたので、
この時は「この予防接種はパスやな」と思っていました
公費で接種できる期間は高校1年生までなので、
思い出して再度、調べなおし
子宮がんにかかる人は、全体で年間約18,600人、
このうち子宮頸がんが約10,000人とのこと。
また、
子宮がんで亡くなる方は、全体で年間約5,900人、
このうち子宮頸がんが約3,000人だそうです。
年齢別にみた発症率は、20歳代後半から40歳前後まで増加した後、
緩やかに減少し、70歳ころ再び増加。
近年では発症率、死亡率ともに若年層で増加しており、
20~30代では乳がんの発症率よりも多く、急増しているとのこと
小児科医会、産婦人科学会、厚生労働省のホームページを見ましたが、
どうすればいいのか迷う
そこで、
かかりつけの病院に相談しました
以前の過熱報道や副反応、世界ではどうなのか、
先生からいろいろお話を聞かせてもらった最後に、
医師:「私には息子しかいませんが、もし娘がいたら必ず接種させます」
この一言で、決断
病院でリーフレットを貰い、
説明動画を貸してくださったのでmeicaにも見せました
市に電話し、問診票を送ってもらい後日接種しました
接種後30分間はアナフィラキシーショック等が起きないか、院内で待機。
注射後、腕が筋肉痛のような痛みで怠かったそうですが、
数日後には痛みは消えました
2カ月後に2回目、半年後に3回目を接種する予定です
高校2年生以上になっても自費で接種できますが、
全額で5万円ほどかかるそうなので、
ギリギリ受けることができて良かったです
どの予防接種にも言えますが、
ワクチンの有効性とリスクを十分に理解した上で
受けるかどうか判断しなければならず、
親の責任って重大だなと実感してます
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