一部の方はご存知ですが、11月5日から11日まで入院して
おりました。
ここ10年近く悩まされてきた胆石がいい加減ヤバイっしょ?
な状態になり、胆嚢ごと摘出ということに^^;;
ここ5年ほどは背中の右半分に平常時でも鈍痛があり、それが
時々右手に痺れが出るほど酷くなったりしていて、ライブの前に
痛み止めを服用するのが当たり前になっていました。
そういう状況が良いわけもなく、今年4月にあったcolorsの
婚礼での2次会営業が終わった翌日に発作を起こしてしまい、
あぁ、これはいよいよか・・・と。
それから紹介状を書いてもらったり、検査をしたり、手術日程の
空きが中々出なかったりと引っ張られて11月5日に入院、6日に
手術と相成りました。
ベーシストで開業医でもあるタケの話では胆嚢摘出は内視鏡を
使って手術を行うので、身体へのダメージも開腹するよりずっと
少なく、入院期間も短いので大丈夫!と教えてもらっていたので、
あとは全身麻酔がいやだなぁ・・・位の感じでした。
5日に入院して荷物の整理を終えた頃に執刀医の先生が来られて
手術についての話があると。
そこで、ワタシの胆嚢が普通と違うという話を聞かされまして。
胆管の走行異常、という事だそうで稀にあるケースなんだとか。
簡単に言うと、胆嚢を摘出するときに切断する管の直ぐ側に
切っちゃいけない管が走っているという状態だそうで。
普通はその管が胆嚢から離れたところにあるので、内視鏡下での
手術も問題ないそうですが、ワタシの場合は出来るだけ内視鏡下で
進めるが、これは難しいと判断した場合は開腹すると。
まる子ちゃんのスダレが掛かった顔になっちゃいました^^;
当初予定では簡単な手術ということでしたので、仕事関係や
バンドなどちょっと迷惑を掛けることになる方面への連絡に
留めていましたが、流石に不安になってtwitterで呟いて
しまったり^^;
まぁ、ここまで来たらジタバタしてもしょうがないので、後は
先生にお任せって事で手術当日を迎えました。
14時過ぎに着替えて手術室へ。14時半に手術開始。
手術室には何故か矢沢永吉が流れてましたw
そう言えば、何かお好きな音楽とかCDで流しますよ、と昨日
言われてたっけなぁ、と。
まぁ、どうせすぐ麻酔で寝ちまうんだし何でもいいですよ☆
と答えていたのでした。 で、永ちゃんかぁ^^;
執刀医の先生の趣味で、ノって手術ができるならそれでいいや
とか考えたりw
まな板の上の鯉になってしまったら後はどうしようもありません。
手足を縛られて、麻酔を導入。足元からぞわぞわ~っと暖かい
何かが上がってきたなぁ・・・と感じていたらブラックアウト。
右の肩をとんとんと叩かれ、
「やまざきさーん、おわりましたよー」
の声が聞こえて、意識が戻りました。思ったより清明な感じで
看護師さんや先生の言っていることも聞こえ、理解も出来る。
視界も良好。あぁ、良かった・・・と。
先生が、時間はかかりましたが開腹せずに済みましたよ、と。
有り難かったですね^^
永ちゃんのお陰かも知れませんw
そのままICUで一晩過ごして、翌日の午後には一般病棟に戻れ
ました。
尿管からカテーテルを抜く時がイヤでしたねぇ。ワタシの粗品を
美しい女医さんがっっっorz
看護師さんによると手術が終わったのは20時半頃だったとか。
6時間も掛かったんですね。。。先生や手術スタッフの皆さんには
本当に感謝です。
少し落ち着いてiPhoneを見ると、手術前の不安から投げた呟きに
沢山の方からコメントやメール、留守電もいただいていて本当に
有り難かったです。皆さんのお陰もあって帰って来れたな、と。
無事生還を知らせた呟きにも沢山の反応が。
本当に幸せものですね。感謝の言葉しかありません。
大事にしなくちゃ。
一昨日、手術後の診察に病院へ。
傷の具合も問題なく、摘出した胆嚢の組織を調べても癌などの
因子は確認できなかったので、大丈夫と。
これでとりあえずは終了です。
あとは身体が楽になったからと言って、無茶をしないことですね^^;
とりあえず、年内はあまりライブなども入れない方向で。
でも、仕事はバンバンしなくちゃね☆
入院中にお世話になった病院の皆さん、家族や親戚、リアルも
バーチャルも関係なく繋がっていてくれている友人たち、忙しい中
わざわざ見舞いに来てくれた沢山の友人たち。
本当に本当にありがとうございました^^