「ローカル線の旅」

コトコト　カタカタと走る　ローカル線

思うがままに　飛び乗ってみた

鈍行列車は　人影もまばらで

ボックス席の窓際に　座ってみる


コトコト　カタカタと走る

今の私にぴったりに走る

ローカル線は　ゆっくりゆっくり走りだす。


窓をそっと開け　優しい風を入れる

冬にしては暖かな風が

なんだかとても　ここちよい

優しい風があなたにも似ている


コトコト　カタカタと走る

私のこころを　癒してくれる

ローカル線は　ゆっくりゆっくり走り続ける


山や畑が　そして小さな小川が

今日はなんだか雲って見えたのは

涙なんかの　せいじゃないよね

キラキラ輝く　太陽が眩しかったからだよね。


コトコト　カタカタと走る

自分自身が見える

ローカル線は　こころの旅へと誘ってくれる


何処まで行こうか　何しに行こうか

あても無く　乗り込んだローカル線は

私のこころを知っているかのように

優しく優しく　走ってくれる


コトコト　カタカタと走る

沢山の幸せと　優しさを感じる

ローカル線は　夢を乗せて走り出す
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作者：よたっちさん

「ダイヤモンドダストに変わる時・・・」

さらさらと　降り続ける粉雪が

太陽の光に照らされ

輝くばかりの美しい

ダイヤモンドダストに変わる


あんなにも優しい雪が

力強い雪へとなり

きらきらと輝き　中を舞う・・・


誰もが

誰かの力で　

こんなにも変われるんだね

それって　素晴らしい事だと思う

それって　素敵な事だと思う



私にも力を下さい。

優しいあなたのこころで

私のこころを

輝くダイヤモンドダストに

変えて下さい・・・
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作者：よたっちさん

「優しいため息を一つ。」

真夜中に目が覚めて　

そっと星を眺めてみる。

冬の　澄みきった冷たい空気の中で

星たちが　今まで見たことも無いくらい

美しく輝いている

あなたたちは　何万年　何億年も前から

そこでずっと　輝いているのですね。

そんな　あなたたちに比べたら

私なんて　まだまだ赤ちゃんですね。

そんな風に思ったら

今まで　悩んでいたことが

嘘のように　消えた・・・

何を　くよくよしていたのだろう

なんてちっぽけな　私なのだろう

温かなホットミルクを

そっと口へ運んで　

ホッと、ため息を一つ付いてみる

さあ、夢の続きを　見よう・・・

こころもからだも温まる　素敵な夢を
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作者：よたっちさん

「眠い目をこすって・・・」

夜に降る雪は　

音も無く　静かにやって来る

窓をそっと開け

部屋の明かりに照らされて

見える雪たちは

真っ暗な　空の上から

幾つも　幾つも降りてくる。

眠ってしまうのは　勿体無くて

ずっと　ずっと見ていたい・・・

真っ暗な夜に　降り積もる雪は

誰にも気づかれず

しんしんと積もって行く

まるで　私のあなたへの

本当の気持ちみたい・・・

どれだけ降ったのだろうか？

どれだけ積もったのだろうか？

明日の朝は　きっと、きっと

あたり一面　銀色の世界へと

変わっているんでしょうね。

今シーズン　はじめての

空からの　贈り物。
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作者：よたっちさん

「雨音メロディー」

目をそっと閉じ　

私は雨の音を聴く

ベランダに落ちてくる雨の音が

優しく　そして時に激しく

メロディーを奏でている。

私のこころに響いてくる

詩でも着けましょうか

あなたのこころにも届く詩を

梅雨時の寂しい季節も

きっと楽しくなるような

素敵な詩を

雨音に乗せて

そっとあなたの元へ

届けにいきます。。。
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作者：よたっちさん