BUONA GIORNATA 

東京の暮らし ミラノの思い出

ポチ袋 その2

2007-12-31 13:58:30 | その他 altri
来年用に、用意したポチ袋は、こちら。
「いせ辰」さんのもの。

淡く明るい色調が、何とも、ほのぼのとしています。



裏も、かわいい☆

・・・・・

さて、今年を振り返ると、本当に色々なことがありました。
私自身、初めて大きな病気をして、入院や手術も経験しました。

不安でいっぱいで、涙を流した日もありましたが
病気になったことで
自分が、沢山の人に支えられて生きているのだ、ということに
改めて気付くことが出来たような気がします。

病院でお世話になった先生方、看護師の皆様
友人たち、娘の学校の先生やお母様方、そしてもちろん、家族にも
心の底から、感謝の気持ちで一杯です。

このブログでも、なかなか更新できない時期に、ご心配頂いたり
退院後は、あたたかいコメントも頂いて、本当に嬉しかったです。
ありがとうございました。

来年は、どんな一年になるのでしょうか。
無理せず、でも一日一日を、丁寧に、充実させていけたら良いなと思っています。

皆様にとっても、素敵な一年となりますように・・・

ポチ袋

2007-12-31 13:22:23 | その他 altri
「紙もの」に目がない私。

クリスマス用のカードの準備と平行して
お正月を迎えるための
お年賀状、ポチ袋、御懐紙など、「和の紙もの」を用意するために
鳩居堂や、はいばら、嵩山堂はし本などに出向きます。

お店の中は、欲しいものだらけで、目移りしてしまうのですが
特にポチ袋は、小さい中にも、完成された美しさがあるところや
ユーモラスな表情のものが多く、抗えない魅力を感じます。

そして、それほどお年玉を渡す相手がいる訳でもないのに
気がつくと、沢山買い込んでしまうのです・・・^^;

さて、使わないポチ袋のうち、形が面白いものは
額に入れて、お正月の飾りにするのも、おすすめです。
台紙も、奉書紙など和のものにすれば、とても雰囲気のある仕上がりになります。

N響 第九

2007-12-31 13:19:24 | おでかけ gita
今年も、娘と二人、第九(at NHKホール)を聴きに行きました。

昨年、今年と続けて聴いて、思ったことは
やはり、「生で聴く」ということが、とても大事だということ。

同じ曲、同じオーケストラでも、一回として同じ演奏はなく
終わってしまったら、あとは心の中に、その余韻が残るだけ・・・
その儚さこそが、何ともいえず、素晴らしいと思ってしまう。

そして、それは、歌舞伎でも、バレエでも、落語でも、サッカーでも同じこと。
ある空間で起こる美しい世界に、心から浸り、胸をときめかせ
全てが終わった後には、何もかも消えていて、そして、二度と同じことは起こらない
その不思議さに、また静かな感動があり・・・
それこそが、実際に見たり、聴いたりすることの、醍醐味だと思うのです。

娘にも、そんなことを、少しずつ伝えていけるといいなと思いながら
冷たく、冴え冴えと澄んだ星空の下、家路についたのでした。

きんつば

2007-12-30 10:24:20 | 美味なもの squisitezza
今日から、お節料理を、ぼちぼち作り始めました。

結婚以来、作り続けているレシピなので、だいぶ慣れてきたとはいえ
年に1度のこと、忘れていることもあったりで・・・
普段の食事の準備より、やはり少しは、気が張ってしまいます。

疲れてきたら、美味しいお茶を淹れて、一休み。
甘いものは、麹町「一元屋」さんのきんつば。

きんつばは苦手だった私ですが、こちらのは別・・・大好きです。
中の餡も、外の皮も、あっさりと上品で、でも気取らない。
これぞ江戸好みのお菓子という感じがします。

コスモス皿

2007-12-29 20:01:11 | テーブルまわり tavola
私の好きな「暮らしのうつわ 花田」のロングセラー
ほたる窯 コスモス皿。

お店にお邪魔して、このお皿を見る度に、素敵だなぁ・・・と思っていたけれど
我が家には、同じサイズのお皿が既に2種類あるため
買うべきかどうか、ずっと迷っていたもの。

私は、洋服でも、器でも、気に入ったものに出会っても、なかなか買えません。
勢いで買ってしまうということが出来ず、迷いに迷って・・・買わないタイプ。^^;

そんな私にとっては
定番の器をずっと置いてくれる、花田のようなお店は、とても有難い存在。
時間をかけて、一つずつ、一つずつ
本当に気に入ったと思えるものを、集めることが出来ます。

よく考えて、それでも欲しい!と思って買った器たちは
何年経っても、手に取る度に、幸せな気持ちにさせてくれるような気がします。

i regali

2007-12-29 12:37:49 | こども mia figlia
Babboから娘への、今年のクリスマス・プレゼント。

だいぶお姉さんになってきたからか
今年は、ツリーの下の沢山のプレゼントの中に、おもちゃがありませんでした。

読書好きな娘には、毎年沢山の本が贈られます。
赤毛のアン、バッテリー、そしてロバート・サブダの美しい仕掛け絵本。



そして、来年のカレンダーと手帳。
娘の大好きなガスパール&リサのもの。

映像の刺激が苦手な娘ですが、これだけは別!
とても好きな映画「チャーリーとチョコレート工場」のDVD。



そして、タータンチェックのマフラー。
ふんわりと肌触りも良く、白地に赤のチェックが可愛い。

それにしても、プレゼントの中に、おもちゃがないと
プレゼントの包みも、案外、小さいものでして・・・
そんなことからも、娘の成長をしみじみと感じてしまったのでした。

Piccola festa

2007-12-25 11:08:47 | こども mia figlia
先日、娘の学校の2学期最後の日に
彼女の親友を招いて、クリスマスの小さなパーティをしました。

お昼過ぎに、娘と親友が一緒に、学校から直接、我が家にやって来て
まずは簡単にお昼ご飯。

食後、しばらく子供同士、子供部屋で遊んでから
キッチンで、クリスマス用のクッキーを焼きました。(写真)
型抜きや、アイシングでのお絵描きは、子供たちが担当。
二人仲良く作っている様子が、とても微笑ましかったです。
出来上がったクッキーの一部は、ラッピングして、お土産に。



夕食は、ちょっぴりおよそゆき風に、コース仕立てにしてみました。
・前菜   小さなピッツァ
・プリモ  クリスマスのパスタが入ったミネストローネ(写真)
・セコンド 煮込みハンバーグ マッシュポテト添え
・ドルチェ 雪だるまの器に入ったチョコレートムース

盛り沢山の内容で、少し慌しかったけれど
子供たちが、楽しく過ごしてくれたようで、ほっとしました。

娘へのお土産

2007-12-23 11:38:53 | こども mia figlia
ミラニスタ仲間たちが来日している間は
毎日が、賑やかで楽しく、そして慌しく過ぎていきました。

優しい彼らからの、娘へのプレゼントはこちら。

淡いピンクの小さなバッグは
Bobo VieriとCristian Brocchiらが立ち上げた「baci&abbracci」のもの。
ロゴがビーズで描かれているところが、なかなか凝っています。



もう一つは、ニット帽とマフラーのセット。
シンプルな白のケーブル編みに、ボタンやフェルトの飾りが、可愛らしい。

ベーシックカラーの、シンプルな服が多い娘にとって
どちらも、よいアクセントとなり、重宝しそうです♪

EVVIVA, EVVIVA, EVVIVA!

2007-12-23 11:25:03 | その他 altri
クラブワールドカップは
サッカーというスポーツへの、シンプルで純粋な敬意よりも
商業イベントとしての意味合いが強いように感じて
その騒々しく一面的な報道に、どこか醒めてしまっていたのだけれど

でも、私にとっては
2004年のカンピオナート(atサンシーロ)以来のミランの試合。
変わらぬメンバーたちの、変わらぬ、いやいや相当にパワーアップしている
スーパープレイの連続に、感激。
瞬きするのも惜しく、呼吸をするのも忘れてしまいそうでした。

思えば、私が、スタジアムで、ミランの試合を観ることがなかった間に
彼らのうちの多くが、ワールドカップの優勝を体験し
そして、今シーズンの、チャンピオンズリーグでの死闘を制してきた訳で・・・
だからこそ、これほどまでに、逞しく、巧くなっていたのだろうなぁ。

ミランの選手たち、全員に
素晴らしい試合と、輝かしい勝利をお祝いしたいけれど
何よりも、偉大なるPaolinoに、沢山のありがとうを伝えたいな。

クリスマス・カード

2007-12-19 15:32:53 | その他 altri
今年も、イタリアやフランスに住む友人、知人のために
クリスマスカードをお送りしました。

毎年、11月下旬から12月上旬にかけて
気に入っている文具店に出かけて
クリスマスカードや、クリスマス用のラッピング・ペーパーを探すのですが
「紙もの」が好きな私にとっては、これが、とても楽しいひととき。

 

最近は、メールというとても便利なものがありますが
それでも、カードには、特別な魅力があると思います。

美しいカード、温かな手書きのメッセージ、封筒に貼られた切手までもに
相手の方の、私を想って下さっていることが、感じられて
読み返す毎に、感動で胸がいっぱいになってしまうのです。

私も、そんなカードを送れるような
心に余裕のある人でありたいな・・・と、思います。

手拭い

2007-12-18 14:09:54 | キッチン cucina
先週は、イタリアから、ミラニスタ仲間たちが来日していて
観光案内をしたり、一緒に食事をしたり・・・
もちろんスタジアムで試合も観ましたし、とても充実していました。

彼らと過ごした数日間
イタリア人らしい優しさや、茶目っ気に触れて
久しぶりに、心の中が、弾むような楽しい気持ちで、満たされたような気がします。

さて、彼らからは、いつもの如く、お土産を沢山頂いてしまったのですが
私たちも、小さなプレゼントをいくつか用意しました。

そのうちの一つが、「かまわぬ」の手拭いです。
白地に藍色で、日本を象徴するようなものたちの、イラストが並んでいるもの。

この手拭いを見ながら、会話も弾んで・・・
日本のことに興味を持って頂くための、良いきっかけになったかな。

焦げ茶×オレンジ

2007-12-15 11:10:27 | おしゃれ moda
もともと焦げ茶は大好きな色でしたが
水色や菫色など寒色を合わせることが多かったような気がします。

それが、焦げ茶×オレンジの色合わせをするようになったのは
ミラノに住んで、トラムの車体のオレンジ色に惹かれるようになってから。

そういえば、エルメスの箱とリボンも、焦げ茶×オレンジ。
母から譲られたプリーツスカーフを入れる丸い箱は、中身共々、大切な宝物。

そして、愛用しているポワレの時計の、オレンジ色の革ベルト。
焦げ茶のタートルから、チラリと見せたりすると、とても可愛い。



その他、私が持っている焦げ茶×オレンジのアイテムは
以前にもご紹介したマフラーと、カンペールのスニーカー。
このスニーカーは、ミラノに住んでいた頃に購入したものですが
普通の靴同様に、大事に手入れして履いています。



身につけるようになって気がついたのは、オレンジ色は
焦げ茶だけでなく、グレー、紺、ベージュ、黒・・・ベーシックカラーによく合い
そしてほんの少し効かせるだけで、明るい気持ちになれる優秀な色だということ。

これからも、そんなオレンジ色のアイテムを増やしていきたいです。

初冬の散歩

2007-12-14 14:30:58 | おでかけ gita
冬の初め、カラリと晴れた日に、娘とぶらりと散歩に出かけました。



銀杏の黄色の葉、地面に転がったどんぐり
真っ青な空を見上げると、一筋の飛行機雲・・・

娘とおしゃべりをしながらのんびりと歩き
時々立ち止まっては、お互いが撮った写真を見せ合ったりして
楽しく過ごしました。

散歩、読書、写真・・・
娘と共有できる趣味があるのは、とても嬉しいこと。
これからも共通の世界を広げていけたらいいな。

ルリユールおじさん

2007-12-10 13:51:51 | 読書 lettura
フランス語で、製本、装丁のことをさす、ルリユール。

パリに住む少女ソフィーは
愛読書である木の図鑑が、読み込みすぎてボロボロになってしまい
路地裏にある、ルリユールの職人の小さな仕事場を訪れます。

壊れてしまった図鑑が、ルリユールおじさんの手によって
丈夫で、美しい、ソフィーだけの素敵な本に生まれ変わり・・・

本というものの尊さ、手仕事の素晴らしさを感じることが出来る作品です。

主人公の少女ソフィーの、本が大好きなところや
人懐っこく、好奇心が旺盛なところ
そしてジャンパースカートを着た姿までが、娘にそっくりで
娘のために・・・と言いながら、実は、自分のために買ってしまったのでした。

和箪笥の上 その10

2007-12-08 11:46:55 | おうち casa
リビングの和箪笥の上、クリスマスの飾りつけのアップです。

結婚以来、少しずつ買い足したものを使ってのデコレーション。

今年の新顔は、林檎の形のキャンドル。松の葉の緑と一緒に飾りました。
よく出来ていて、本物のように美味しそう。



林檎のキャンドルを挟むような形で
娘と公園で拾ったどんぐりやまつぼっくり、赤い木の実などを入れた籠の箱
そして
ミラノでお世話になったシニョーラお手製のクロスステッチのリボン
をそっと置いてみました。

クリスマスの飾りは、ミラノで買い求めたものが多いので
眺めていると、ミラノの冬が恋しくなってしまい、ちょっぴりしんみり。
でも、今年はミラノから素敵な贈り物が・・・
もうすぐ、ミランの試合を久しぶりに生で観ることが出来るのです。
ミラニスタ友達も来日するので、遅ればせながらも、イタリア語の復習に励んでいます。