マスターのラノベ風味なブログ

小説書き手・マスター(◆guAWf4RW62)のブログです。

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2011年02月26日 | Weblog
>批評会用の作品
 完成しました(細かい修正は残っているけど)。
 最大限の努力はしたつもり、だけど自信や確信といったものは全く沸いてこず。
 今回の執筆中に(正確には、初稿を書き終えた後の修正中なんだけど)、非常に小説に詳しい方と話す機会がありまして。
 その際に見せた作品は、新作とは別のやつ(野球モノ)なんだけど、一番言われたのは『情熱が足りねー』って事。
 これは『そこまで野球に対して情熱持ってねーだろ』という事で、色々な方から既に指摘されているので詳細は略します。
 また、「野球が楽しい」を主軸に持ってきたと話すと、選ぶテーマそのものが小説としては間違っているとも言われましたね。
 『野球って面白っ……!』ってなりたいなら、本物の野球の試合やアニメを見た方が良いって話な訳で。
 小説の強みは心理描写が出来るって事なんだから、あくまでも主軸は『人の気持ち』が深く関わるものにするべきなのかな。
 教えて頂いた事を自分なりに噛み砕いたところ、『小説って、気持ちを伝える為の手段なのか』という結論に達しました。
 『賞を取る』『売れる作品を書く』という動機で書くのがそもそもの間違いで、出発点は『(何らかの出来事によって、最大限に感情を動かされた時の)気持ちを伝える』というところに置くべきなんじゃないかと。
 幸い今回書いた作品は、自分自身の経験にも通じる部分が多いand主軸は人の感情になっている。
 なので、後は書き方の問題かなと思い、『気持ちを伝える』という点にのみ一極集中して修正作業を行いました。
 結果、主人公の心理描写だけで容量が二割増えたという……w
 このやり方が吉と出るか凶と出るかは全く分からないけど、取り敢えず今までとは明確に違う方向性の作品になった……と思う。
 後は微修正を行った後に、特攻するだけだ。

続・第三回批評会

2011年02月21日 | Weblog
【開催日】3/19(土) 昼から
【場所】東京を予定。カラオケの一室を借りるという形の可能性が大
【作品提出の期限】3/7(月)の24時(3/8(火)の0時まで)に。
 遅れそうな場合もある程度の融通はきくと思います。
 特に今回は、現状だと作品数がかなり少なめなんで、一週間くらい遅れてもいけるかも。
【作品の形式】オリジナル限定。短編でも長編でも可。
 原稿用紙枚数的には、下限は無し、上限は700枚以下で。

現在の参加予定
【作品提出で参加予定】
 マスター、tu4氏、LX氏(スケジュールが合わなかった場合は不参加)
【作品提出が間に合えば参加】
 BOID氏
【批評オンリー参加】
 ウッカリデス氏
【予定が合えば批評オンリー参加】
 ネコミミ氏

 概ね上記の感じで第三回批評会をやります。
 参加される方は書き手チャットかメール、もしくは当ブログのコメントにて私(マスター)までご一報願います。
 今まで参加していた方も、初参加の方も、作品提出無しで批評のみって方も大歓迎なので、気軽にどんどんお声をかけてください。
 その他にも、何か要望があれば連絡よろしくですー。
 折角集まるんですし、終わった後にカラオケなんかもやりたいですね。


>私個人の執筆状況
 一般文芸の賞に向けた短編を作成しております。
 プロットに三ヶ月掛けたand一文ごとの注力度合いも確実に過去最高だけど、手探り過ぎてまるで自信は湧いてこないという……w
 一般文芸ってなんぞや、という基本的な事が、まだ自分の中で固まっていないのかも知れない。
 恐らくラノベと一般文芸の最大の違いって、『読者層の違い』だとは思うんですよね。
 だから、大人が楽しめるような要素を詰め込む、ってのが重要な気はするんだけど……それに拘りすぎて自分の書きたいモノを書かないのも、また不味い訳で。
 送る予定の雑誌の傾向を分析した感じでは、心理描写は多めに入れるのが良いのかな。
 元々、私って心理描写が大幅に不足していたし、今回はやり過ぎだろってくらいガッツリ書き込んでいきたいところ。
 自己判断すると、また描写不足になるのがオチなので、人からくどいって言われるまでは削らない予定。

 
>読書
 有川浩のストーリーセラーが神過ぎて、何回も読み返しています。
 この小説の何が凄いって、全部が面白い。クライマックスが盛り上がるとかじゃなくて、どのパートを読んでいる時も常に楽しい。
 何故かと思い分析したところ、「一文一文に、楽しくなるような工夫が盛り込まれている」という事が原因だと気付きました。
 なんていうか、ありきたりな書き方をしているシーンが一つもないんですよね。基本的に「ストーリー・セラー」作中のキャラ達は、普通とはずれた(それでいてリアリティは損なわない)行動や言動を取ります。
 どうしても王道的な場面を描く必要がある時――例えばクライマックスでキャラが泣くシーン(ネタバレ回避で理由は伏せます)なんかも、普通の見せ方はしない。
『涙が出てきた』などと言った書き方はせずに、『誰かが泣いていた。うるせぇなと思って、気づいたら僕が泣いているのだった』という描写をしてくる。
 普通に『涙が出てきた』と書かれても、読む側からしたら予想通り過ぎて「ふーん」としかならない。逆に『誰かが泣いていた~』と書かれてると、読む側は「え? 誰かって誰?」となって、少なからず興味を引きつけられる。それが、面白さにも繋がっていく。
 こういった工夫を全編ぶっ通しでやっている事こそが、「ストーリー・セラー」のあらゆるパートを面白くしている理由。
 このやり方は、そのまま自分が小説を書く時にも使える筈。
 展開を進める為だけの文章に逃げず、一文一文に工夫と面白さを盛り込むよう意識していきたいところ。
 そういった試みこそが、作品の面白さやキャラ立てに繋がり、最終的には作家性にも繋がっていくような気がするし。

執筆の経過報告

2011年02月04日 | Weblog
>プロット
 プロット(短編)を考える→致命的矛盾を発見する→解決方法が見付からない
 →白紙に戻す→解決方法を思い付く→復活させて構築中
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                        今ココ

 期限が迫りつつあり、正直かなり焦っていますが、妥協したくない……w
 自分で少しでも違和感を感じる部分は、本編の形にしても絶対に突っ込まれる箇所になってしまうし。