内容はタイトルのまんまです。このブログのカテゴリを元に2005年を振り返ってみるかな、と。ありがちな企画ですね。すいません。
で、読書なんですが普段あまり読書をしない人間にしては結構読んだ一年だったんじゃないかな、と思っております。去年の暮れくらいにズミ(妹)さんからいろいろお勧めして貰ったのが良かった。彼女がいなかったら伊坂にも京極にも出会えなかったわけで。
特に印象深かった作品を挙げると…
【長いお別れ/レイモンド・チャンドラー】
…今年読んだ中で最も好きな作品。以前にも書いていますが、村上春樹やサリンジャーが好きな人はハマリます。ハードボイルドというカテゴリに嵌められているようですが、個人的には純文学といいたいです。当ブログのタイトルは主人公フィリップ・マーロウの「警句・皮肉・減らず口」から頂いたものです。
【オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎】
上半期がチャンドラーなら、下半期の読書はまさにこの人一色でした。1人の作家をフルコンプリートすることって僕的にはかなり珍しい事なんですが。これがデビュー作(正確には「悪党たちが目に染みる」がデビュー作らしいが)。ありえない。普通のミステリに飽きた人は是非。てか、最近の作品は全然ミステリじゃないし。ミステリが苦手な方は「チルドレン」「砂漠」「グラスホッパー」あたりをどうぞ。誰彼かまわず薦めたくなる作家。
【最長片道切符の旅/宮脇俊三】
「鉄道で一人旅がしたい」ここ数年の僕の逃避願望に拍車をかけてしまった罪な作品。淡々としているようでどこか一本芯の通った筆者の文体が絶妙。他に読んだ「旅は自由席」も鉄道話以外にモーツァルトのことなんか書いていて興味深かったです。ああ、旅がしたい。
【うぶめの夏/京極夏彦】
これは堤真一出演でこの夏に映画化されたので「今年読みました!」って方も多いのでは?僕の場合はズミ嬢に去年の暮れ辺りから勧められていたのにずっと読んでいなかったのですが、他に読むものが無いタイミングで読み始めてしまうと…いやぁ、あっという間でした。枕になりそうな厚さの文庫本なのに。正直、この京極さんってどこかちょっと「イタそう」なイメージがあって敬遠していたのです。人(作品)を見た目で判断してはなりませんな。本当ゴメンなさい!でも、あのビジュアルをカッコいいとは思えませんよ。未だに。
カテゴリをクリックして他に何を読んだか調べると…
「煙か土か食い物」舞城王太郎・「グリーンマイル①~⑥」スティーブン・キング・「悲しみよこんにちわ」サガン・「伊豆の踊り子」川端康成・「深夜プラスワン」ギャビン・ライアル・「鋼鉄都市」アイザック・アシモフ・「アクロイド殺し」クリスティ・「宿命」東野圭吾・「警官嫌い」エド・マクベイン・「ハサミ男」殊能将之…etc
などを読んだみたいですね。う~ん…ミステリ色が濃いかなぁ。ま、今年はこういう年だったのでしょうね。さて、もし時間があったら次は音楽について振り返ってみます。では!
で、読書なんですが普段あまり読書をしない人間にしては結構読んだ一年だったんじゃないかな、と思っております。去年の暮れくらいにズミ(妹)さんからいろいろお勧めして貰ったのが良かった。彼女がいなかったら伊坂にも京極にも出会えなかったわけで。
特に印象深かった作品を挙げると…
【長いお別れ/レイモンド・チャンドラー】
…今年読んだ中で最も好きな作品。以前にも書いていますが、村上春樹やサリンジャーが好きな人はハマリます。ハードボイルドというカテゴリに嵌められているようですが、個人的には純文学といいたいです。当ブログのタイトルは主人公フィリップ・マーロウの「警句・皮肉・減らず口」から頂いたものです。
【オーデュボンの祈り/伊坂幸太郎】
上半期がチャンドラーなら、下半期の読書はまさにこの人一色でした。1人の作家をフルコンプリートすることって僕的にはかなり珍しい事なんですが。これがデビュー作(正確には「悪党たちが目に染みる」がデビュー作らしいが)。ありえない。普通のミステリに飽きた人は是非。てか、最近の作品は全然ミステリじゃないし。ミステリが苦手な方は「チルドレン」「砂漠」「グラスホッパー」あたりをどうぞ。誰彼かまわず薦めたくなる作家。
【最長片道切符の旅/宮脇俊三】
「鉄道で一人旅がしたい」ここ数年の僕の逃避願望に拍車をかけてしまった罪な作品。淡々としているようでどこか一本芯の通った筆者の文体が絶妙。他に読んだ「旅は自由席」も鉄道話以外にモーツァルトのことなんか書いていて興味深かったです。ああ、旅がしたい。
【うぶめの夏/京極夏彦】
これは堤真一出演でこの夏に映画化されたので「今年読みました!」って方も多いのでは?僕の場合はズミ嬢に去年の暮れ辺りから勧められていたのにずっと読んでいなかったのですが、他に読むものが無いタイミングで読み始めてしまうと…いやぁ、あっという間でした。枕になりそうな厚さの文庫本なのに。正直、この京極さんってどこかちょっと「イタそう」なイメージがあって敬遠していたのです。人(作品)を見た目で判断してはなりませんな。本当ゴメンなさい!でも、あのビジュアルをカッコいいとは思えませんよ。未だに。
カテゴリをクリックして他に何を読んだか調べると…
「煙か土か食い物」舞城王太郎・「グリーンマイル①~⑥」スティーブン・キング・「悲しみよこんにちわ」サガン・「伊豆の踊り子」川端康成・「深夜プラスワン」ギャビン・ライアル・「鋼鉄都市」アイザック・アシモフ・「アクロイド殺し」クリスティ・「宿命」東野圭吾・「警官嫌い」エド・マクベイン・「ハサミ男」殊能将之…etc
などを読んだみたいですね。う~ん…ミステリ色が濃いかなぁ。ま、今年はこういう年だったのでしょうね。さて、もし時間があったら次は音楽について振り返ってみます。では!