仙台にいたんです。時刻は夕方から日没にかけて。駅前にしょぼいメリーゴーランドがあって、その傍で若い細身の女性が大道芸をしてます。メリーゴーランドには地元の中学生らしき男女数人が自転車メットのまま乗っていますがあまり楽しそうではありません。僕は大道芸の彼女の唯一の観客です。彼女の芸は失敗だらけで苛々しますが何故か文句は言えません。
起きてからしばらくボーッとなりました。変に柔らかい余韻に包まれている感じ。なんでこんな夢見たんだろ?
仙台は前の彼女と最後に逢った場所。一度しか行ったことないので、真っ先にその彼女を思いだし、慌てて頭から消し去りました。
未練とか後悔とか無いんだけどな~なんてウジウジ考えてたら、一つ思い出しました。仙台はたびたび伊坂幸太郎作品の舞台になっている場所。最近まで一気読みしてたからな~そのせいだ。多分。きっと。いや、絶対に。うん。
あ、オチ無いですから。ごめんなさいね。