朝日新聞「育成次第で代表は変わる」

朝日新聞のスポーツ欄に「２１世紀サムライ論」が連載されています。５月１８日の其の第１回に興味のある記事が載りましたので一部ご紹介いたします。この大会の理念である、「子供に自ら考えさせる」ことは時間は必要ですが将来の日本代表を輩出することに繋がることではと夢見ております。(以下朝日新聞から抜粋）

「西村（日本サッカー協会技術委員長）にも危機感がある。それは上野山（Ｊリーグ技術委員長）とも、教育の問題とも根っこでつながる。「今までサッカーを「教える」だったが「理解させる」「分からせる」にしたい。試合を多く経験できるリーグ戦をそのための場として普及させる。そこで育った選手がコーチになったころ、指導のあり方は変わる。時間がかかるけどね。（敬称略）。
キーファクタのような知識の羅列や「マニュアル通り」の指導に陥るのは学校教育の影響だという声もある。本当なのか。日英の教育カリキュラムに詳しい玉川大学大学院教授の小松郁夫（６３）に聞いた。「学習指導要領の内容を一つひとつ授業に振り分けて行く段階でぶつ切りの知識とスキル（の授業）になりやすい。」「子供の評価も知識と正解するスキルを問うことが多い。日本では「「教える」」とはそういうこと。指摘しても現場の教師とは議論がかみ合いにくい。物事を総合的にとらえ、子供の状況に応じて教えて欲しいのだが」