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馬民 ~うまたみ~ 

馬をこよなく愛している、群馬出身東京在住の者です。調教・当該コース成績・厩舎コメントを軸にして馬券的中を目指します。

秋天。

2007-10-28 09:45:20 | 競馬
今日はロッキーズ対レッドソックス戦をある程度まで観てから府中に乗り込みたいと思います。簡単に。

◎ポップロック
○ダイワメジャー
▲メイショウサムソン
△カンパニー
△ブライトトゥモロー
△シャドウゲイト

本命はポップロック。
3歳の若駒S以来の2000mというのは楽ではないが、ペースにさえ戸惑わなければ力は出せる。2着に負けたとはいえ、京都大賞典の競馬も内容的には決して悪くなく、叩いた今回は順当に良化。
ぶっつけの有力2頭より状態が良いことは間違いなく、攻め馬は16頭中一番に見えた。2戦2勝の府中の舞台は文句なし。有馬以来の2着2回のペリエとのコンビも相性は良し。好勝負。

昨年の覇者、ダイワメジャー。相手は確実に昨年より強く、充実期の4歳馬、5歳馬は非常に強力。とはいえ、GⅠ4勝馬の底力はやはり侮れない。コンゴウリキシオーを早めに捕まえに行って失速した毎日王冠は3着なら良く粘ったほうで、秋緒戦としてはまずまずの内容。
昨年ほどの迫力は感じられないものの、まだまだ古豪健在をアピールすることはできそう。メイショウあたりがアドマイヤを意識しすぎて仕掛けを遅らせれば粘り込みも十分あり得る。

▲はメイショウサムソン。凱旋門賞回避は残念だったが、秋3戦国内でこの馬が見られるというのは嬉しいこと。昨秋は少し期待はずれだったが、印象ほど大きく負けたレースもなかった。
今年に入ってからは古馬としての風格も出てきて、成績も安定。宝塚も負けたとはいえ、先に動いたため勝ちに等しい内容。ここでも当然好勝負だが、やはりぶっつけでGⅠというのはなかなか厳しいものがあるのも事実。鞍上も名手とはいえ、初コンビでどうか、ということも加味してこの評価。

カンパニーは本命候補だったが、やはりここでは厳しいか…と感じこの評価。
とはいえ関屋記念のは圧勝で、9ヶ月ぶりでも完全に立て直してきた。6歳でもまだまだ充実している。重でも勝鞍があるように、馬場の回復が遅れれば浮上あってもいい。

ブライトトゥモローはここでは格負けの印象もあるが、決して可能性がないわけではない。相手なりに走れる強みがあり、血統的にも、府中の鬼トニービンの肌に、道悪の鬼、フレンチデピュティの配合。今日の条件はもってこい。2000mも2戦2連対。

今年緒戦の金杯をぶっちぎった時は重馬場だった。宝塚もやや重だったが、惨敗。力があるメンバーが相手だと厳しいのかもしれないが、宝塚は同型も多かった。今回はどうしても行かなければならない馬が他におらず、単騎でマイペースなら逃げ込みあってもいい。ホワイトマズルの2週連続はあるか…。

第68回菊花賞 ~雑草魂~ ◎サンツェッペリン

2007-10-21 02:45:39 | 競馬
結局検証を終えることなく前日を…ってかもう当日か。。。
いくら考えても考えがまとまらないので、まあとりあえず印つけてみます。


◎サンツェッペリン
○アサクサキングス
▲ヴィクトリー
△ホクトスルタン
△アルナスライン
△ドリームジャーニー

サンツェッペリンの前走は追い不足で参考外。むしろ、一旦四角で下がりながらも直線差し返そうとした根性を評価したい。
血統は決して長距離向きではないが、松岡Jは前々から、「この馬は菊花賞でこそ」と言っている。この馬を一番良く知っている騎手の言葉を信じたい。
一戦叩いたことで状態は当然上向いているし、今回は調整も万全。力は出せる。
そして2着だった皐月賞と同じ5枠9番。縁起も良い。

アサクサキングスはなかなかの内容のトライアルを消化。好位から早め先頭。ドリームジャーニーに差されはしたものの、ドリームジャーニーが並びかけてきてからもう一伸び。さすがダービー2着の力は見せた。
牝系はスピード型でスタミナに不安あるが、そこは父ホワイトマズルのスタミナと、母父サンデーサイレンスの総合力で補える。
行きたい馬が多いだけに展開微妙だが、4,5番手までならOK。早めに抜け出して粘り込みを図りたい。

ヴィクトリーは、最もトライアルらしいトライアルを消化できた。引っ掛かりつつも5番手に控える競馬。末脚が案外だったのはある程度予想出来たが、番手に抑えても良い競馬が出来ることは証明できた。血統からいえば勝ってなんら不思議ないが、やはり課題は折り合い。春より気性面の成長は見られたが、行きたい馬も多く、つられて行ってしまうことも考えられる。隣にホクトスルタンが入ってしまったことも良い要素ではない。
もちろん皐月賞のように行ってしまっても、粘り込めるかもしれない。それだけの力はある。ただそれでは神戸新聞杯の競馬はあまり意味がなかったことになってしまうが…。
追い切りは脚さばきがかなり良く、状態は良好。リズムさえ崩さなければ良い競馬ができるだろう。

金曜発売の時点では2番人気だったホクトスルタン。さすがに下がってきたが、決して軽視はできないだろう。
血統的には当然もってこいの一頭。2600mの阿寒湖特別は完勝で、より距離が伸びればさらに良いのは明白。神戸新聞杯では春の実績馬に決め手で劣ったが、ヴィクトリーとコンマ2秒差なら上々だろう。
鞍上のノリは菊花賞4年連続2着。期待されるのは当然。父メジロマックイーンを知る人にとっても当然期待したいところ。

アルナスラインはすみれSを勝ちながらも、骨折で春のクラシックを棒に振ってしまった。骨折明けの京都大賞典はやはり不安で馬券的には見送ったが、しぶとく伸びて3着確保。インティライミやポップロックと小差なら合格点だろう。
常に人気にはならない馬で、今回もそこまで人気にならなそう。中一週だけにこの評価にしたが、人気の盲点になりそうで、不気味な一頭。

トライアルがあまりにもはまりすぎた感があるドリームジャーニー。再現できれば大したものだが、あれだけの競馬を続けられるかといったらやはり疑問。
血統からすればもちろんこの距離はこなして不思議はないが、ピッチ走法だけに、前の馬が止まる長い坂のあるコース向き。今回は前の馬が止まらない公算が高く…。神戸新聞杯は上がり2位のアサクサキングスとヴィクトリーとはコンマ9秒の差があったが、今回もそれくらい、もしくはそれ以上の上がりを使わなければ届かない。あって2着までか。


完全に前残りの競馬を期待…。1番人気のロックドゥカンブは、派手さはなくともきっちり勝つところは評価できるが、一線級とは初対決。あっさり負けても不思議ない、ということで思い切って切ります。

10月20日 注目したい馬たち。

2007-10-20 08:11:54 | 競馬
○東京4R→エビスオール
ネームヴァリューの仔・ピサノエミレーツやレインダンスの半弟・グラスブラストなど、先々楽しみな好素材揃ったが、ここはマル外牝馬のエビスオールに期待。
父チーフシャトルはシアトルスルーの直仔で、BCジュベナイル2着などがあり、産駒の仕上がりも早そう。緒戦から。

○東京7R→マイネジャーダ
近走振るわないが、前走は休み明け&追い不足の割には良く走ったほう。叩いて上昇必至。1800以上に良績ないが、府中は2度の連対実績アリ。ジェイドロバリー産駒だけに、馬場の回復遅れればさらに良いか。

○東京8R→ベルグミサイル
前走休み明け&初の古馬混合戦ながら快勝。昇級戦でも素質は見劣らない。東京ダートも得意で、確実に脚を伸ばしてくるだろう。
松岡Jと斉藤誠調教師は、明日の菊花賞をサンツェッペリンで挑む。勢いをつけたいところ。

○京都12R→ブレイバー
すでに現級勝ちしており、実績上位。いつ勝ってもおかしくないが…。前走先着を許したダノンシャトルさえ下せば。。。

○福島11R→トップエクセレント
1000万条件とは思えないほど良血馬多い一戦。(ユニバーサル→母エリモエクセル アクロスザヘイブン→兄ヒシアトラス ニシノカエデマル→母ニシノフラワー)かく言う当馬は母ファイトガリバー。紫苑S僅差の4着で、秋華賞に出走してもおかしくなかった馬。ローテーションが緩めとはいえ、使い詰めでさすがに上積みないが、このメンバーなら明らかに能力上位。きっちり勝ちたいところ。


…と、ほとんどの馬が一本被りの人気になってもおかしくない馬ですが…。2頭くらい勝ってくれれば御の字です。。。

Mt.Fujiは外国生まれのお馬さんにも有名なんです ~富士S予想~

2007-10-19 22:50:47 | 競馬
実績馬が近走低調だったり、休み明けだったりで、軸馬選びすらなかなか難しい富士S。見て行きましょう。

マイネルフォーグ
春のGⅠ二戦はさすがに厳しかったが、休み明けのポートアイランドSは、古馬初対戦にしては決して悪い内容ではなかった。前走より相手は強くなるが、叩いて確実に上昇気配。追い切りも好内容で、人気にならないようなら押さえておいて損はない。

グラスボンバー
東京やマイルに良績あり、実績も上位だが、さすがに1年3ヶ月ぶりは厳しい。高齢で上積みもなさそうで、見送り。

オレハマッテルゼ
春先は重賞で好走もあったが、近走はあまりにも走らなさ過ぎる。マイルも微妙で、58キロも厳しい。GⅠ馬の底力に期待したいところだが、今回は見送り。

マイネルシーガル
2歳時かなり期待されたが、今春のGⅠでは結果を残すことが出来なかった。休んで前走の京成杯オータムハンデは古馬との初対決。1番人気はさすがに荷が重かったが、しっかり3着は確保した。前走よりは相手強化だが、一度使っている強みはある。
明日の馬場状態は微妙だが、やや重くらいならむしろ好条件か。ゼンノエルシド産駒の芝・やや重での成績は(1-0-1-5)だが、その父カーリアンは(20-20-10-102)で、3着内率32,89%。

トウショウカレッジ
前々走でオープンを勝ち、3走前はエプソムC5着。休み明けの前走は大敗したが、叩いた今回はある程度の力は出せるだろう。ただ、厩舎の「前走は渋った馬場こたえた」というコメントが気になる。馬場渋るようなら切れが奪われて厳しいか。

グレイトジャーニー
近2走は掲示板には載っているが、これくらいが精一杯か。夏から使い詰めで上積みは見込めない。今回も掲示板が精一杯だろう。

エアシェイディ
とにかく詰め甘く、何かに負けてしまうのがこの血統。堅実さは評価できるが、近2走はその堅実さすら見られなかった。府中のマイル、休み明け、連対率10割と相性の良い鞍上と、走る要素は揃っているが…。近2走があまりにも負けすぎで、今回はどうも推し辛い。押さえまでか。

カタマチボタン
桜花賞は7番人気ながら3着。ダンスインザダーク産駒ということでオークスでも期待されたが、やはりマイラーか。オークス以外は全てマイルを走っており、すべて馬券に絡んでいる。初の古馬戦でも52キロは有利で、軽視は禁物か。

アンブロワーズ
不振から脱出して安定感見られる。マイルに勝鞍なく、頭からは買いにくいが、2、3着なら十分あり得る。馬場渋れば、フレンチ産駒は黙って買っておいたほうが良い。

ピカレスクコート

マイル重賞を勝って人気を背負った前走はまさかのシンガリ負け。放牧に出して立て直した。鉄砲利くタイプで侮れない馬だが、東京に良績がないのが気になる。

スウィフトカレント
天皇賞に行くものとばかり思っていたが、こちらに。初のマイル戦だけになんとも言えないところだが、SS産駒は歳を経るごとにマイラーが増えるような気もするので、意外と向くかも。ただ馬場が渋った宝塚記念は案外だったので…。連下。

フジサイレンス
春先は人気以上の好走もあったが、やはり年齢からいってもそろそろ厳しいか。それに、叩いて叩いて良くなるタイプで、鉄砲実績も2走目実績も皆無。見送り。

コイウタ
前走は千二が向かなかったこともあるが、米遠征の疲れが抜け切っていないような気がする。春の連続激走からの米遠征は予想以上に疲れが溜まっていたのでは。
得意の東京マイルだが、相手はそれほど弱くなく…。

トウショウヴォイス
差し一手なので多頭数は微妙。長い府中の直線は歓迎だろうが…。中1週もどうか。。。

マイケルバローズ
今年1000万から一気にオープンへ。重賞挑戦しても好勝負で、充実している。血統からもマイル以下が合うだろう。ただ馬場が渋った時に極端に成績が落ちるのが難点。

ローレルゲレイロ
前走マイル以下で初めて馬券圏外となったが、休み明け、久々のスプリント戦、初の古馬混合戦ということもあり、仕方ないか。マイルで勝鞍はないが、2着4回、3着1回と堅実。今回も頭からは買いにくいが、決して軽視してはいけない。馬場渋って差し馬が切れを発揮できない可能性もあり、先行して粘れるこの馬には有利。

ミスティックエイジ
春は好走したが、今回は久々。仕上がり途上でかなり減点必要。。。SSなので簡単に無視してはいけないのかもしれないが…。

シンボリグラン
近走は安定。以前ほどの切れはなくなった印象だが、その分好位につけて安定した脚が使えるようになった。差し馬が多いここでは、他馬より先に仕掛けて押し切りたいところ。マイルは(1-1-1-1)で安定。マイナス要素が一番少ないのはこの馬か。鞍上も菊花賞に向けて弾みをつけたい。


そろそろ結論。

◎シンボリグラン
○ローレルゲレイロ
▲マイネルシーガル
△カタマチボタン
△エアシェイディ
△スウィフトカレント
△アンブロワーズ
△マイネルフォーグ

軸は相当悩んだが、本命はシンボリグラン。久々の関屋記念はカンパニーには完敗だったが力は見せた。今回も2ヶ月以上空いたが、本番に向けてここでは負けられない。秋華賞同様、マイナス要素の少なさから本命に。
対抗は同馬とマイネルシーガルで悩んだがこちらに。先行できる強みを存分に生かして欲しいところ。
マイネルシーガルは一回使っている強みを買って。古馬ともそこそこの勝負ができるところは証明済み。ここでも。
△は多めに5頭選んだが、これでも絞ったつもり…。他にも買いたい馬はたくさんいるが…。


…と菊花賞の検証を放り出して富士Sの予想をお送りいたしました。
時間があれば菊花賞の検証をまた続けます。。。なんて言ってる間に終わってしまうかもしれませぬがwww

菊花賞 枠順決定。

2007-10-19 02:04:47 | 競馬
 ① 父ヒラボクロイヤル 牡3 57 武幸四郎  大久保龍志
1 
 ②  ウエイクアイランド 牡3 57 幸英明 堀宣行

 ③  ブルーマーテル 牡3 57 田中博康 菅原泰夫

 ④ 外ロックドゥカンブ 牡3 55 柴山雄一 堀宣行

 ⑤ 父エーシンダードマン 牡3 57 角田晃一 大久保龍志 

 ⑥ 市コートユーフォリア 牡3 57 川田将雅 岡田稲男
 
 ⑦ 父タスカータソルテ 牡3 57 福永祐一 藤原英昭

 ⑧父市マンハッタンスカイ 牡3 57 小牧太 浅見秀一
 
 ⑨  サンツェッペリン 牡3  57 松岡正海 齋藤誠

 ⑩  アサクサキングス 牡3 57 四位洋文 大久保龍志

 ⑪父市フサイチホウオー 牡3 57 安藤勝己 松田国英

 ⑫ 父アルナスライン 牡3 57 和田竜二 松元茂樹

 ⑬ 父ローズプレステージ 牡3 57 秋山真一郎 橋口弘次郎

7⑭父市デュオトーン 牡3 57 藤田伸二 池江泰寿

 ⑮ 父ベイリングボーイ 牡3 57 渡辺薫彦 田所清広

 ⑯ 父ドリームジャーニー 牡3 57 武豊 池江泰寿
 
8⑰ 父ホクトスルタン 牡3 57 横山典弘 庄野靖志

 ⑱  ヴィクトリー 牡3 57 岩田康誠 音無秀孝


今週末行われる、クラシック最後の一冠・第68回菊花賞(JpnⅠ)の枠順が発表された。前哨戦の神戸新聞杯を勝った武豊鞍上の2歳王者・ドリームジャーニーは8枠16番、セントライト記念を勝った4戦4勝のロックドゥカンブは2枠4番に入った。また、皐月賞馬のヴィクトリーは大外8枠18番、ダービー、セントライト記念ともに2着のアサクサキングスは5枠10番となった。
なお、6分の2の抽選を突破したのは、ウエイクアイランドとエーシンダードマンだった。


…となんとなく新聞風に枠順を紹介してみました(笑)
人気になりそうな馬はロックドゥカンブ以外、皆外枠となりました。逃げ候補のサンツェッペリンとアサクサキングスが同枠というのも面白いですね。
さて、これが結果にどう影響するのか…。

菊花賞 有力馬検証Part2

2007-10-17 17:30:07 | 競馬
ヴィクトリー
父ブライアンズタイム 母グレースアドマイヤ(母父トニービン)
皐月賞までの4戦は1、2番手から早め抜け出しを図る競馬。着をはずしたのは出遅れてスムーズさを欠いたダービーのみ。前走の神戸新聞杯は初めて意図して抑える競馬。最もトライアルらしい競馬をしたのはこの馬ではなかったか。
抑える競馬でもそれなりの競馬はしたが、上がりは2着のアサクサキングスと同じ。やはり差すよりも、2、3番手から4角先頭…くらいの気持ちのほうがいい競馬が出来るのでは…という印象を持ってしまった。
気性が気性なだけに、抑えようとして仕方なく行かせるよりも、最初から馬任せで行ってしまったほうが良い結果が出るのかもしれない。ただそれで3000mをこなせるのか、というとまた疑問。神戸新聞杯ではある程度気性の成長は見られたが、なんにせよ、春同様、乗り方は難しいだろう。
父ブライアンズタイムはナリタブライアンやマヤノトップガンといった菊花賞馬を輩出。半兄リンカーンは菊花賞2着、天皇賞・春2着。母父トニービンの例としては、昨年2着のドリームパスポート。血統面には何ら不安はないだろう。 
皐月賞・菊花賞の二冠の例も多く、期待は高まる。今年は桜花賞・秋華賞の二冠馬が出たが、この馬は果たして…。

サンツェッペリン
父テンビー 母ブラントオジジアン(母父オジジアン)
地味な血統の影響だろうか、走っても走ってもなかなか人気にならないタイプの馬だが、前走のオールカマーでは自己最高の2番人気になった。しかし早々と脚がなくなって9着と惨敗。しかしこれは明らかに攻め馬不足であったから参考外と言っていい。
オールカマーの印象は、なんとなくスプリングSと被る。あの時は、京成杯を逃げ切り勝ちをした後にもかかわらず、あえて抑えて、「トライアル」の競馬をした。今回は馬インフルエンザの影響もあり、かなり余裕のある仕上げで、あくまでも「トライアル」として走った。叩いて上昇してくるのは必至だろう。
これまで遠征で結果は残していないが、2歳時のことであるので、3歳になってからの遠征はないので、それほど参考にはならないだろう。京都の舞台は、テンビー産駒は良く来るとは言えないが、ニジンスキーの系統は割と相性が良い。
テンビーは自身もマイルのGⅠ勝ち馬であるように、どちらかといえばスピード型。母父のオジジアンもスピード型でダート型(代表産駒エイシンワシントン、バトルライン等)。決して芝の長距離向きの血統ではないが…。
個人的には同馬の底力に期待し、サラブレのGⅠ予想コンテストではこの馬を指名した。逃げて逃げて粘って欲しい。

菊花賞 有力馬検証Part1

2007-10-16 06:06:22 | 競馬
最近当たった覚えのない菊花賞。対策を練って、なんとか今年は当てたいところです。。。

アサクサキングス
父ホワイトマズル 母クルーピアスター(母父サンデーサイレンス)
基本的には自分でペースを作ることも出来る馬。逃げたきさらぎ賞とダービーはかなりの強さを見せ、結果もしっかりと残している。これは同配合のシャドウゲイトとも似ているところ。もちろん逃げなくとも、すんなり好位置に取り付ければ力を出せる。それを前走の神戸新聞杯で証明した。完全にはまったドリームジャーニーに差されたが、ヴィクトリーとは2馬身差。宝塚記念の凡走で人気を落としていたが、流石にダービー2着馬。力を見せた。
ただ菊花賞への適正という点では多少疑問符が付く。ホワイトマズルの産駒には天皇賞・春を勝ったイングランディーレなどがおり、もちろん長距離に適応する可能性はあるが、母系はどちらかといえば短距離馬が多い。母父のサンデーがどこまでそれを補ってくれるか。。。
ちなみに鞍上の四位Jは菊花賞では(0-0-0-10)で、4着が最高(2005年シックスセンス)

アルナスライン
父アドマイヤベガ 母エラティス(母父El Gran Senor)
骨折休養明けの京都大賞典で古馬相手に3着。インティライミ、ポップロックとコンマ3秒差なら上々だろう。
これまで常に低人気を覆し上位入線を果たしてきており、今回もそれほど人気にならないようなら狙い目だろう。「ダートを勝ってきたアドマイヤベガ産駒は本物」とも言われるように、樅の木賞を勝ったあと、京成杯で3着、すみれS1着とすぐに結果を残した。(アドマイヤベガ産駒は昇級戦にも強い)末はしっかりしており、これまで7戦中4戦で上がり位をマーク。京都大賞典でも上がり33.8をマークした。
母系は欧州のスタミナ色の濃い血統で、距離的には問題なさそう。また、Nothern Dancerの4×3とAlmahmoudの5×5のクロスを持っており、これは2004年の菊花賞馬・デルタブルースも持っていた。この点も心強い。
不安要素を挙げるとするなら、かなりの巨漢であるということ。ここ最近、3着以内に入った馬で540キロを越える馬体の馬はいない。前走は542キロだったが、果たしてどうか…。

秋、再び華開いたのは桜の女王…。

2007-10-15 01:15:19 | 競馬
ダイワスカーレット、強い競馬でした。
掛かるような仕草を見せたのはご愛嬌。
思い通りの競馬だったでしょう。
1000~1200mのラップが13.6と緩んだのことも大きく味方をしました。
このラップなら当然脚は残っており、上がりも33.9でまとめました。
展開が味方したとはいえ、最も強い競馬をしたのはこの馬だと思います。

2着はレインダンス。馬券的は点数をかなり絞り込んだため、押さえる事は出来ませんでしたが、見事な一角崩しだったと思います。非常に勝手な考えですが、ベッラレイアにレインダンスのようなレースをして欲しいと思っていました。ダイワスカーレットを捕まえるにはあれくらいの位置にいなければ…。ローズSでダイワと同じ上がりしか使えなかったことで軽視してしまいましたが、今回はコンマ2秒上回る上がり。よく詰めたと思います。

1番人気のウオッカは3着。状態は決して万全ではなかったように思いました。やはりぶっつけ本番。全開というわけには行かないでしょう。それでも上がり33.2の脚は流石の一言。4コーナーを猛然と上がってきた時、もしや…と思いましたが…。最後は脚色が前を行く2頭と同じになってしまいましたね。
なんだかんだ言っても秋緒戦としては立派な内容だった思います。ジャパンカップ、期待しています。

対抗評価したベッラレイアは、唯一32秒台の脚を使いながらも4着。武騎手の騎乗には色々と言いたいことがありますが、期待していたことはレインダンスの項に書いた通りです。正直なところ、当初はここまで厚い印をつける予定ではありませんでした。しかしあまりにも状態が良さそうだったため、もしや頭もあるか…と考え直しての対抗評価でした。それだけに残念の一言です。。。

5番手評価だったラブカーナは5着。位置取りとしては決して間違いではないし、この馬なりによく走っていたと思います。しかし元々早い上がり勝負には向いていない馬なのではないかと…。自分の力は出していると思います。

単穴・ピンクカメオは14着と惨敗。4コーナー12番手で上がりが10位タイでは…。まあこの馬も33秒台で上がってきてはいるのですが…。少なくともこの距離では上位とは力の差があったということでしょう。


馬券的には上の写真の単勝のほかに、◎-○の馬連1000円、◎→○→▲△の三連単各100円のみで勝負しました。このレースは一応プラスではありましたが、朝からやって、散々負けたので、約-3500円でした。

昨日は一人で府中のC指定に入っていたのですが、当然ペア席の隣には知らない人が座ります。昨日は推定65~70歳のおじいさん。3人で来ていたらしく、そのうちのお一人が私の隣に。途中から色々と話しかけて下さって、買い目を見せて下さったりしましたが、自分のような若造には到底賭けられないようなレートでなさっていらっしゃったようで…。うらやましい限りです。いつかこんな買い方が出来るようになりたいものです。。。

秋、華開き、賞されるのは…。

2007-10-14 02:44:34 | 競馬
9年 メジロドーベル
10年 ファレノプシス
11年 ブゼンキャンドル
12年 ティコティコタック
13年 テイエムオーシャン
14年 ファインモーション
15年 スティルインラブ
16年 スイープトウショウ
17年 エアメサイア
18年 カワカミプリンセス

過去10年の勝ち馬を書き出してみると、これだけの名牝が並ぶ。例年、決してレベルが低いわけではない。
その例年と比べ、今年は過去最高のレベルと言われている。私もそれは否定はしない。これらの勝ち馬たちを越えるだけの可能性を秘めている馬が、今年は出走していると言っていいだろう。

6枠11番 ベッラレイア。

7枠13番 ダイワスカーレット。

8枠16番 ウオッカ。

この3頭がその可能性を持っている。

まず、ベッラレイア。

春は除外続きでスムーズとは言えなかったが、フローラSでは確実に結果を残し、しっかりとオークスには駒を進めてきた。
オークスは早めに抜け出して勝ちにいったところをローブデコルテに僅かに差された。しかし内容は評価を下げるものではない。仮にもっと後方からレースを進めていれば、より切れて、勝てていたかもしれない。しかしこういうレースも出来るという器用さを証明したのである。
前走のローズSも好位5番手につけた。春先までの差し一辺倒ではなくなっており、今回もある程度の位置につけることはできるだろう。ローズSはスローで逃げたダイワスカーレットのペース。33.2の脚で詰めたが僅かに及ばず2着。差のない競馬はしたが、勝ったダイワスカーレットもかなり余裕があったように見えた。勝ちに行くなら、より早く捕まえに行かなければならないだろう。
実績ではダイワ、ウオッカには劣るが、成長力という面では最も可能性を感じる。父ナリタトップロードも秋に華開いた。同じサッカーボーイ産駒も、ヒシミラクル等、秋に変わった馬が多い。
攻め馬の動きは迫力満点。仕上げ絶好で、出走馬中一番に見えた。逆転の目はある。

桜花賞馬 ダイワスカーレット。

抜群の安定感を誇るこの馬は、自分でレースを作れる強みがある。今回は逃げることはないだろうが先行して5番手以内で折り合い、早め抜け出しを図るだろう。
半兄ダイワメジャーとほぼ同じようなレースぶりである。しかし兄と違うところは、ほぼ確実に33秒台の脚が使えるというところ。もちろんこれまでスローのレースばかりだからだが、今回もスローの公算は高い。
これまで5戦連続で33秒台の脚を使いながら、これまで上がり1位は一度もない。今回も上がり1位は他の馬に譲るだろうが、前々で競馬をし、早めスパートで押し切りに行く。
桜花賞で負かしたウオッカはダービー馬になったが、まだ1勝1敗。決着をつける。


ダービー馬 ウオッカ。

蹄球炎で凱旋門賞は回避。そのお陰?で秋華賞参戦となった。(それがなくとも馬インフルエンザで回避せざるを得なかったかもしれないが…)
ダービーを勝ち、凱旋門賞にまで参戦しようとした馬が、同年代の牝馬に負けていられない。しかしその同年代の牝馬は例年稀に見るハイレベル。ウオッカ自身をトライアルを使わずにぶっつけ本番。宝塚記念も、盛り上がりには一役、二役買ったとはいえ、ローテ的に使う必要があったかは疑問。(ついでに言えばエルフィンSも…)3強の中ではマイナス要素は最も多いと言わざるを得ない。
宝塚は一線級の古馬と初対決。その上掛かってしまい、実力を発揮できなかった。仕方ないと言わざるを得ないが、それでも8着。スムーズなら当然入着以上はあっただろう。しかし期待はずれであったことは事実。3歳牝馬らしい脆さを出してしまった。
と、ここまでウオッカの悪いところばかり出してしまったが、一競馬ファンとして、64年ぶりの快挙を成し遂げたウオッカは当然認めている。むしろ、ここは圧勝して、ダービー馬ウオッカここにあり、というところを見せ付けて欲しいという気持ちさえある。個人的にはジャパンカップでも期待している馬。なんにしても、力を見せて欲しい。


なんだかんだ言ったが結論。

◎ダイワスカーレット
○ベッラレイア
▲ピンクカメオ
△ウオッカ
△ラブカーナ

最もマイナス要素の少ないダイワスカーレットを本命にせざるを得ない。トライアルでもしっかりと強さを見せた。今後のことは何とも言えないが、現時点では、2000ならベッラレイアには負けないのではないか。
ベッラレイアには器用さに期待。豪脚ばかりが取り立てられるが、最近身に付けた器用さは成長の証。器用に小さくまとまって欲しくはないが、安定感は着実に増している。馬券圏内にはきっちり入ってくる。
単穴はピンクカメオ。フレンチデピュティは個人的には1800までの印象が強い。2000は本当にギリギリの線だろうが、なんとかこなしてくれると思っている。NHKマイルCでの走りはフロックではないだろうが、馬場状態に味方された部分は大いにある。しかし、距離不安のあったオークスでも予想外に健闘し、ローズSでもよく差を詰めて4着。展開次第では3強の一角を崩しても。
ウオッカはここまで評価を下げたが、決して期待していないわけではない。単純な力の比較で言えば当然最上位。しかし今回はマイナス要素多く…。
最後に挙げたいのはラブカーナ。相手なりに走れる強みを生かしたいところ。トライアルでも負けていて、血統的にも地味なイメージがあるため人気は出ないだろうが、押さえておきたい一頭。



おまけ(個人的にはこちらのほうが注目)の府中牝馬S。

◎アサヒライジング
○ディアデラノビア
▲デアリングハート

個人的に追いかけ続けており、エリザベス女王杯で期待しているアサヒライジングはこの辺りでは負けて欲しくない、という気持ちもありつつ、ここで負けて人気を落として欲しいという気持ちもありつつ…。テン乗りの北村が鍵か。

再び久しぶりの…。

2007-10-12 22:54:23 | 競馬
7ヶ月の休み明けです。

今週は秋華賞。ダービー馬ウオッカ、桜花賞馬ダイワスカーレット、オークス馬ローブデコルテ、NHKマイルC馬ピンクカメオの4頭のGⅠ馬に加え、ベッラレイア、レインダンス等々、伏兵多数。ハイレベルかつ難解なレースになりそうです。
自分的本命はすでに決まっていますが、それはまた明日…。

明日はデイリー杯ですね。去年はPOのオースミダイドウが期待に応えてくれました。今年は確たる本命馬不在で非常に難解です…。

まず簡単なデータを。
①比較的順当。
過去5年、1番人気は4勝。2番人気は2着3回。3番人気は2着2回、3着1回。人気サイドから入るのが妥当だが、勝った1番人気は全て血統、能力ともに抜けていた馬。今年のように抜けた馬がいない場合、荒れても全くおかしくはない。

②武豊。
武豊は過去5年4連対。しかし今年は騎乗停止のため不在。こういった場合、2勝している福永が要注意か。

③逃げor差し。
過去5年、逃げて勝った馬が2頭、差して勝った馬が3頭と極端。逃げたことがあるのはマルブツイースターとインステップキック。差し馬は多いが今回も差しに徹しそうなのはマリエンベルク、シャランジュ辺りか。


と、まあ本当に簡単なデータを挙げてみたわけですが…。全く分かりませんなぁ…。とりあえずこじつけで印をつけてみます。。。


◎オースミマーシャル
毎年仕上がりの早いアルーリングアクトの仔ですが、この馬はダンスインザダークなのでどうかと思っていましたが、やはり早くから勝鞍を伸ばしてきました。
新馬から3戦目の新潟2歳Sまでは先行していましたが、前走の野路菊Sでは差し。展開が味方したとはいえ、見事低評価を覆しての1着でした。今回は和田Jがマルブツイースターに乗るため、アンカツを配してきました。当然勝ちにきているでしょう。反応はあまり良くないようなので、追える騎手は歓迎です。調教師&オーナーは野路菊Sに続き、連覇を目指します。

○シャランジュ
自分的阪神JF候補です。
新馬戦はその開催一番ではないかと思う勝ち方を見せたものの、ダリア賞では凡走。人気を落とした新潟2歳Sでは、33.0の脚を使い最後方から突っ込んでの2着。小柄な牝馬らしく、切れ味勝負なら負けないでしょう。流れが遅くなりそうなのは承知の上で、次への期待も込めての対抗評価です。

▲マルブツイースター
実績最上位のこの馬はこれより下の評価はできません。距離に不安はありますが、流れが遅くなりそうなため、上手く逃げれば粘りこめるのではないでしょうか。オースミマーシャルとの中尾正厩舎のワンツーの期待も。

△キャプテントゥーレ
このレースの一番の良血はこの馬か。1800しか使っていませんが、母が母だけに、1600への距離短縮はプラスではないでしょうか。毎年のようにサンデー系の良血馬が連対しているだけに、はずしにくい1頭。

△インステップキック
スローの公算が高いため、逃げるであろうこの馬は注意すべきではないでしょうか。過去5年このレース2勝の福永Jが上手く逃がせば3着くらいはあっても。

◎オースミマーシャル
○シャランジュ
▲マルブツイースター
△キャプテントゥーレ
△インステップキック


あと、なんとなく自信のあるレースを一つ。
○東京8R 昇仙峡特別

◎サプライズユー
○エイワジョリー

サプライズユーはワンモアチャッターの下。ローズSは流石に厳しかったようですが、自己条件に戻って改めて。エイワジョリーは近走大敗なし。叩き2戦目で上昇必至です。

女の戦い

2007-03-11 02:41:33 | 競馬
先週の日曜は色々と後悔が残る結果でして…

○弥生賞

1着→◎アドマイヤオーラ
2着→○ココナッツパンチ
3着→…ドリームジャーニー 

 orz

○中京記念

1着→◎ローゼンクロイツ
2着→…シルクネクサス
3着→○フォルテベリーニ  

orz

せめてドリームジャーニーくらいは押さえてとけって話ですよね…。しかも中京記念は◎○の馬連を買っていたのに弥生賞は買ってないっていう…。

でも今日は大阪城Sはスーパーホーネットの単複と馬連get!競馬新聞代を回収すればいい!というスタンスにしたのがよかったみたいです(笑)これからもそのスタンスで行きま~す。


○中山牝馬S

人気どころを見て行きます。

実績・安定度ならもちろんアサヒライジング。去年のアネモネS以来の勝利を目指します。走っても走ってもそこまで人気にならない馬でした。鉄砲の利くタイプですし、休み明けとはいえ、さすがに今回は人気するでしょう。先行馬有利な中山1800なら堅軸といってもいいくらいです。ただハンデはそれなりに見込まれました。おそらく2,3番手からの競馬だと思いますが、このハンデが最後の粘りにどこまで影響するか…。

今回が引退レースになるであろうウイングレット。牝馬の引退レースは買わざるべしと言われますが、この条件なら圏内でしょう。中山は(2-1-1-1)。1800は(3-0-1-3)。この馬も先行脚質ですからやはり引退レースとはいえ、押さえておきたい一頭です。

サンレイジャスパーは初の中山。差しはちょっと不利そうですが、決め手は今回のメンバーの中では一番でしょう。もちろん直線が長いほうがよく、もっと言えば左回りのほうがよいでしょう。府中や新潟では重賞でも実績を残しているわけですし。ですが決して右回りがダメというわけではないでしょう。(3-3-2-7)とそれなりの成績は残しています。

キストゥヘヴンは昨年もこの時期に連勝して一気に桜の女王となりました。桜花賞以来、勝利どころか、馬券圏内からも遠ざかっていますが、決して大負けしているわけではありません。フラワーCを勝った条件で復活があっても不思議ありません。思い切ってためてみるのも手でしょうか。

上記4頭が人気を分ける感じでしょうか。アサヒライジングにかなり被るということも考えられますが…。

ただここでは勢いのあるマドモアゼルドパリに期待してみたいと思います。
昨年は5戦して4勝。休養を挟みつつですので、決して順調に使われていたというわけではありませんが、ここに来てやっと本来の力を発揮出来るようになってきたという感じでしょうか。昨年負かしてきた馬も、ヒカルベガやアポロノサトリ、カイシュウタキオンといった、これからオープンで活躍が期待される牡馬ばかりです。
実績では劣りますが、勝ち味に遅いタイプの馬が多いここでは一気の重賞制覇の可能性も十分でしょう。今話題のアンミツさんですしね。そしてなにより、元POのブラックカフェの全妹。応援せずにはいられません!

◎マドモアゼルドパリ(厩舎◎追い切り◎)
○アサヒライジング(厩舎◎追い切り◎)
▲ウイングレット(厩舎◎追い切り○)
△サンレイジャスパー(厩舎○追い切り○)
△キストゥヘヴン(厩舎○追い切り○)


○フィリーズレビュー

こちらは簡単に。
アストンマーチャンはウオッカへ反撃ののろしをあげるためにも負けられないところではあります。
現時点では、個人的にはアストンマーチャンにはそれほど高い評価をつけていないのですが…。血統的には、母父がウッドマンだけにそれほど成長力があるタイプとは思えないので。。。似たようなローテで来た馬と比較すれば、アルーリングボイス以上ラインクラフト以下といったところでしょうか。ただここではそれなりの評価をしなくてはいけないでしょうね…。

とはいえやはり新星に期待したくなるのも事実。母ニシノフラワーを知る河内厩舎のニシノマナムスメなんか絶好です。青鹿毛ってのもいいですね(笑)ウオッカには完敗でしたが、まだ3戦しただけ。やっと競馬を覚えてきた段階だけに、これからの期待を込めて。

あとはビハインドザマスクの仔シュガーヴァインとツルマルガールの仔ツルマルオジョウ。先週のドリームジャーニーみたいなことがあると嫌なので、状態今一つでもルミナスハーバーは押さえておきます。ヒシアトラスの分まで頑張って欲しいので。

◎ニシノマナムスメ(厩舎○追い切り◎)
○アストンマーチャン(厩舎◎追い切り◎)
▲シュガーヴァイン(厩舎○追い切り○)
△ツルマルオジョウ(厩舎○追い切り◎)
△ルミナスハーバー(厩舎○追い切り○)

チューリップ賞&オーシャンS

2007-03-03 01:30:53 | 競馬
○チューリップ賞

まだフラワーC等トライアルは残っていますが、この1戦でおそらく桜花賞の1番人気が決まってくるでしょう。

ウオッカ対ダイワスカーレット。

新馬戦でMyPO馬レースドールを千切り、阪神JFで2歳チャンピオンに輝き、エルフィンSを56キロを背負いながら圧勝してみせたウオッカ。

前走こそアドマイヤオーラ(この馬もMyPO馬)に敗れたものの、新馬、中京2歳Sは完勝。兄ダイワメジャーを越える逸材と目されるダイワスカーレット。

1、2着の争いはこの2頭になると思われます。
完成度という面ではウオッカ。時計面でも全く問題なく、レースぶりも安定。前走より2キロ軽くなれば断然有利でしょう。マイル負けなしですし。

ダイワスカーレットはダイワメジャーと同じく、切れるというよりは長く良い脚を使うタイプ。前走はアドマイヤオーラの切れに屈したとはいえ、ローレルゲレイロには先着しているわけですから、牝馬同士なら当然勝ち負けでしょう。早め抜け出しで押し切れるか…?

この2頭が断然上位だと思います。この馬連は何倍つくでしょうね…?

次に挙げるべきなのはローブデコルテだとは思うのですが、なんとなく妙味を感じませんで…。

気になるのはザリーンとアロープラネット。

最内枠に入ったザリーン。チャクラの下ですね。新馬戦はニシノマナムスメから0.7秒差の3着なら悪くないでしょう。2戦目は内枠を引き、インから伸びて初勝利。前走は2400m戦を逃げバテて6着。しかし、このレース、実は前半3ハロンが12.3 - 11.0 - 10.6の33.9というちょっと無謀とも言える逃げ。これなら仕方ない。しかしこれだけのタイムで逃げられるということは、かなりダッシュ力があるということ。父メイショウオウドウや兄チャクラは中距離以上で活躍したが、この馬はちょっと違うのかもしれない。加えて。鞍上が内枠得意のデムーロ。非常に気になります…。

アロープラネットはアローキャリーの初仔。1200よりはマイルくらいのほうが良さそうな感じですね


◎ウオッカ
○ダイワスカーレット
▲ザリーン
△アロープラネット
△ローブデコルテ


○オーシャンS

◎アイルラヴァゲイン
2走前の内容を素直に評価。前走も初ダートにしては決して悪くない

○ビーナスライン
1200ベスト。前走以上は必至。

▲スピニングノアール
中山得意。前走は不得意の京都。

△サチノスイーティー
調教好内容。厩舎サイドの自信。

△ネイティヴハート
昨年の覇者。今年も注意。

△アンバージャック
勢い注意。

再開、むしろ最下位?

2007-02-25 03:34:56 | 競馬
タイトルには特に意味はありません(笑)再開してみようかな、とふと思いましたので。。。

記事を書いていない間も一日数十件というアクセスを頂いておりました。ありがとうございます!

書いていなかったとはいえ、一応競馬はやっていたわけで…。でもこれが当たらない…。やっぱりジックリ考えずに買っているからなんでしょうかね…。

個人的に人生の転機に立っているのであまり頻繁には更新できませんが、ふと思ったときに記事を書くこともあるかもしれません…。競馬が唯一の息抜きと言っても過言ではないですね…。というわけでこれからもよろしくお願いします!


○中山記念
去年まではバランスオブゲーム記念だった中山記念。怪我がなければ今年も出ていて勝っていただろうと思うのは自分だけでしょうか…?

まあとにかくバラゲーはいない中山記念。人気もなかなか読めません。エアシェイディ・シャドウゲイト・インティライミあたりが上位人気でしょうか。

重賞では頭まではなくともとにかく堅実に走るエアシェイディ。いつもなにかに負けてしまいます。この一族は母エアデジャヴー、妹エアメサイアともにそんな傾向があります。エアメサイアは昨年のこのレースで3着。馬場がよければもう少し走れたかな、といった感じでした。ノーザンダンサー系が入っている馬はこのレースでよく来るのでエアシェイディもこの点では良いでしょう。去年2着だったダイワメジャーとも同配合です。
1800は(3-0-1-1)と好成績。ただ中山は(1-1-0-3)とそれほど得意という感じは受けません。どちらかといえば東京向きの馬でしょう。また、開幕週ですので、やはり前が有利。ここのところ差し、むしろ追い込みに近い位置で競馬しているので、ちょっと軸にはしづらいかな、という感じがします。

前走格上挑戦の中山金杯を圧勝したシャドウゲイト。楽に行ければ怖いホワイトマズル産駒ですが、同型のインティライミもいますし、さすがに今回は目標にされるでしょう。また、前走は馬場の恩恵に与ったという面は否めないでしょう。それでも7馬身差は驚きましたが…。個人的はこの馬が3番人気だったということに驚きましたが(笑)この日は全く買っていませんで、結果を見てほんとに驚きました。途中までずっと1番人気だったそうで…。皆さん馬券がお上手です。。。

ま、それはさておき…。この条件がこの馬にとって現時点ではベストだということは言えるでしょう。1800は過去(4-1-0-3)。中山芝は(3-2-0-2)。どちらにも言えることは、連対か馬券圏外ということ。3着の可能性はちょっと低そうです。前走ほどの状態にはないようなので、軸にはしづらいかなという感じがします。

そしてインティライミ。前走は暴走気味に逃げて0.9秒差の4着。しかしこのレースはそれほど悲観する内容ではなく、むしろよく粘ったほうだと思います。直線に入った時には惨敗でもおかしくないと思いましたし。。。
個人的には非常に評価している馬なので、この辺りでくすぶっているのがもどかしいのですが…。いつもいつも人気になりますしね…(まあこれはディープのダービー2着ということが頭に残っている方がたくさんいらっしゃるからなのでしょうが)。
距離短縮はいい方に出てくれれば久々の勝利もあっていいと思います。。。

人気になりそうな3頭見てきましたけど、どの馬にもちょっと軸にしづらいかなという点がありまして。。。

ということで、今回はダンスインザモアに注目してみたいと思います。
ノドの手術の影響でなかなか結果が出るまで時間が掛かりましたが、前走のニューイヤーSは完勝と言っていい内容でした。これまでの4勝中、3勝が中山でのもの。3歳時、1600mの500万下→1800mのスプリングSを連勝したように、今回も1600m→1800mへの距離延長というのもイイ感じです。ダンスインザダーク産駒の中山というのはイマイチ成績が良くありませんが、この馬はむしろ中山向きの走りをしていると思います。開幕週で差し切りを期待!

そのほかでは8歳でも中山、1800ともに得意なローエングリンは要注意。

◎ダンスインザモア
○インティライミ
▲エアシェイディ
△シャドウゲイト
☆ローエングリン


○阪急杯

◎プリサイスマシーン
8歳でも衰えなし。GⅢなら断然上位。アンカツ。以上。

○エイシンドーバー
そうそう崩れない安定感。1400にも対応可能。父ミスプロはよく来る。

▲シンボリグラン
最近は割と安定感が。GⅢなら。

△スズカフェニックス
素質は一番かもね。ただちょっと短いかもね。

☆イースター
デムーロ&瀬戸口=ネオユニヴァース

最後のほうは意味不明ですが、お許しを…。

オースミダイドウV4でGⅠ獲りへ

2006-12-10 02:27:23 | 競馬
◎オースミダイドウ

今のところこれ以外は全く決まっていません。。。

新馬、野路菊S、デイリー杯2歳Sと3連勝を飾り、堂々の1番人気に推されているオースミダイドウ。POのためデビュー前から注目していた馬。だからこそ自信の◎を打つことが出来ます。

この馬に人気が集中していることをシメシメと思っている穴党の方もいらっしゃることでしょう。母方がスプリント血統だということ、レースをするごとにテンションが高くなっていること、今一つスケールが小さいのではないかということ、戦ってきた相手が弱いのでないかということなどなど…。この馬を軽視する理由は色々あるかと思います。

しかしそういった不安を全て乗り越えるだけの馬だと思っています。

スピードの違いで楽々逃げ切った新馬戦。

一気に3ハロン伸ばした距離も克服した野路菊S。

これからのため、あえて自らに課題を課し、負けてもおかしくないと思われた場面もあったものの、余力を残して差し切って見せたデイリー杯。

これらのレースを通し、着実に成長してきています。そしてこの馬の最大の武器はレースセンスだと思っています。テン良し、中良し、終い良しという言葉がピッタリ!相手は強くなりますが、この馬ならきっと大丈夫!

歴史的名牝誕生。

2006-11-12 03:44:24 | 競馬
こんばんは。

秋華賞はユタカが来てれば当たってた、天皇賞はユタカが来なければ当たってたあっすぃーです。 

今日はエリザベス女王杯ですね。去年は当てさせていただいた縁起の良いレースなので予想upです。

GⅠ3勝・前年覇者の威厳を保つか、スイープトウショウ。

無敗の二冠馬は古馬の壁をもあっさりと乗り越えるのか、カワカミプリンセス。

世間は二強対決の様相でございます。個人的にもこの2頭のどちらかが勝つのではないかと思っています。

まずこの2頭の比較から。

①臨戦過程
カワカミプリンセスはぶっつけで挑んだ秋華賞以来の中3週。スイープトウショウは骨折休養明け2戦目の天皇賞以来中1週。カワカミプリンセスは9分の前走から上昇必至。スイープは去年とほぼ同じ臨戦過程でそれほど問題は無いと思われますが、やはり去年以上というわけにはいかないと思います。

②距離適正
この2頭のはっきりとしベストの距離はわかりません。ただ2頭ともGⅠ勝ちは2000m以上(カワカミは2000m以上のGⅠしか経験がありませんが)。スイープは安田記念等でも好走していますが、ベストは2000以上でしょう。カワカミも同様だと思います。

③コース適正
スイープは言わずと知れた京都巧者。負けた2戦は3歳時のエリ女と休み明けの都大路S。共に5着ですので大負けしているわけではありません。京都での末脚は堅実で素直に信用すべきだと思います。対するカワカミプリンセスは前走の秋華賞が初の京都だったわけですが、レースを見る限り全く心配ないでしょう。ただ現時点ではスイープに分があるか。

④調教
スイープの調教しか見ていないのですが、いつものやつが出たようで、馬場が閉まるギリギリにダートで追いきったようですね。まあそれなりには良いですが、抜群というわけではなかったように思いました。対してカワプリはまさに万全。(映像見てないのに言うなw)時計だけ見れば絶好の調教でしょう。

⑤展開
おそらく逃げるのはシェルズレイかアサヒライジングの3歳馬。2頭とも逃げたとしてもそれほど速いペースにはならないはず。むしろスローよりの公算大。それならばより前にいる馬に有利なはずです。普通に考えればカワカミのほうが前。よって展開の利はこちら。ただスイープにはそれでも差しきる鬼脚があることはもちろん忘れずに。

よって、
①×スイープ-カワカミ○
②△スイープ-カワカミ△
③○スイープ-カワカミ×
④×スイープ-カワカミ○
⑤×スイープ-カワカミ○

3勝1敗11引き分けでカワカミプリンセスに軍配。よって◎はカワカミプリンセスに決定。

これで○もスイープでは面白くないですね。

○はアサヒライジング。展開向くであろう今回は狙いたい一頭。と言っても今回はさすがにそれなりに人気してしまうでしょうが。
血統的にもスタミナ十分で、距離延長は心配なし。どういうわけか先生とも手が合うようなので、最内枠から思い切っていって欲しいところ。前走のような競馬が出来れば古馬相手でも十分通用でしょう。

▲はディアデラノビア。ここのところブロンズコレクターぶりを発揮してしまっていますが、器はもちろんGⅠ級。4歳の総大将として、ラインクラフト、シーザリオ、エアメサイアの分まで。

☆にスイープトウショウ。印的には去年と同じ評価になりました。まあ勝たれたら仕方なし。

△はフサイチパンドラ、サンレイジャスパー、アドマイヤキッス。
パンドラは▲評価しても良かったのですが…。秋華賞の着順そのままってありえますかね…?

まとめ。

◎カワカミプリンセス
○アサヒライジング
▲ディアデラノビア
☆スイープトウショウ
△フサイチパンドラ
△サンレイジャスパー
△アドマイヤキッス

あと誕生日馬券でキストゥヘブン→スイープトウショウも買いますw