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 時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

亡くなった人のブログ 生きた証

2016年10月07日 | 日々の、あれこれ

ランダムに色々な方のブログを読んでると、すでに亡くなられている方のブログに、たまに出会うことがある。

なぜその方が亡くなられていることが分かるかというと、その人の最後の投稿の後にしばらく年月が経過した後に、別の方によって、そのブログの筆者がすでに亡くなられていることが書かれていることがあるからである。

その場合、その「追記」みたいなものを投稿された方は、そのブログのオーナーの近親者や、ブログのオーナーとリアルでも繋がりのあった方であろう。

 

もちろん、そういう「そのブログのオーナーの亡くなられた後」に書かれた投稿がない場合は、そのブログに訪れた人はそのブログのオーナーがすでに亡くなられていることはわからない。

 

ネットでからむ・・ということは、出会いのないコミュニケーションのようなものである。

出会うことがないと、その方がリアルで今どうなっているかは、新たな投稿がない限りわからないわけである。消息も。

 

すでに亡くなられている「そのブログのオーナー」が、晩年なにかの病気にかかられていて、その病いによって死を免れ得ない体調だった場合、本人が自身の体調のことをブログで発信していた場合は、そのブログを訪れる人がたとえそのオーナーとリアルで面識がなかったとしても、ある程度は察することができることもある。

例えば、ある時期を境にそのブログの更新が止まった時に、ビジターはそのブログのそれまでの記事を読んで、「もしかしたら・・・」と察するわけだ。

 

そんな時、ビジターとしては、たとえ出会うことがなかった「そのブログのオーナー」であっても、見てて辛くなったりもする。

 

だが、そのブログのオーナーが死を免れ得ない体調だったとしても、本人がそれをブログ記事で触れなくて、その方をリアルで知る人もそれに触れた書き込みをしない限り、出会いのない「単なるブログビジター」には、ブログオーナーの近況がどうなっているかは不明だ。

 

なので、単にそのブログを放置してるだけのようにも思えてしまう。

本当は亡くなっているにもかかわらず・・。

 

悲しいことだ。

 

 

ブログのオーナーが他界した後、その方のブログを残しておいたほうがいいのか、あるいは削除したほうがいいのか。

その答は、人ぞれぞれなのだろう。

 

そのブログは、そのオーナーの「生きた証」なのだと捉えれば、残しておいたほうが良いように思う。そこから学べることもあるだろうし。

一方で、もうそのブログを管理する人がいない以上、もしも「コメントフリー」なブログなら、荒らされ放題になる可能性もある。そうなると、せっかくの「生きた証」が散々なことに・・・。

 

 

亡くなられたことがはっきりしている方のブログ(SNSを含む)の場合、それが分かってて訪れるのは不謹慎だ・・という意見もある。

でも私は・・・荒らしたりするのではなく、故人の生前の書き込みから何かを学んだり、リアルで知っている人だったりすると、故人を偲ぶために訪れるのは不謹慎とは思えないでいる。

 

なにより「忘れ去られる」のが一番故人にとっても悲しいことだと思うから・・・。

 

 

ちなみに・・・私のリアルでの知り合いで、今では故人となられた方のブログが、今もネット上に残っている。そのブログには、そのオーナーの生前の元気な姿が写った写真が残されている。

 

ごくたま~に、今でも私はそのブログに訪れることがある。

あのブログ、どうなったかなあ・・と思って。

ちょっとした墓参りのような気分で。

 

そして今も存在しているのを見ると、少し安堵したような気分にもなる。

寂しさや切なさと共に。

 

 


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