カブトムシは今も昔も子供に人気がある。
だが、それは主にオスのカブトムシのことだ。
カブトムシも生き物である以上、オスもいればメスもいる。
だが・・メスのカブトムシは、かわいそうなのだ。
それは、メスのカブトムシには角がないからだ。
だから、あまり人気が・・ない。
同じカブトムシでありながらも、角があるのとないのでは、だいぶ違う。
ある意味、カブトムシの人気は、あの角によるものは大きいと思う。
その人気の源である角がないメスは・・・どことなく、単に、角のないカナブンに見えた。
例えばウルトラセブンに男と女がいたとしよう。仮に名前をセブ男とセブ子ということにしよう。
あのアイスラッガーがあるのがセブ男で、セブ子にはアイスラッガーがなかったとしたら?
アイスラッガーのないセブ子は・・・どことなく物足りなくないだろうか。
ドラマ内のセブンは、武器としてアイスラッガーを飛ばすが、アイスラッガーを飛ばした時、一瞬セブンはアイスラッガーのないセブンになる。
はげ・・・とまでは言わないが、かっこよさという意味では、アイスラッガーがないセブンは、どうもイマイチピリッとしないルックスになる。
私がもしもセブンの立場だったら、アイスラッガーがない状態の頭はあまり人に見られたくない。
もしも誰かに凝視されたら、「ジュワッ!ジュワッ!」と言って焦って、頭頂部を手で隠すかもしれない。
ウルトラセブンの男と女のフィギュアが売られていたとして、どちらか1個しか買えないとしたら、あなたはどちらを買うだろうか?
きっと・・アイスラッガーのあるセブンではないだろうか。
カブトムシにも、それが言えるのではないか。←無理がある理屈??
参考のために、カブトムシの値段を調べてみた。日本のカブトムシの値段だ。
カブトムシは売られてもいるからね。
ネットでは、カブトムシのオスの値段の相場は500~600円だそうな。
メスの方の相場は400円ほどだそうな。
・・あれ?メスよりオスのほうが高くはあるけど、思ったほどの値段差ではないね。
メスカブトはせいぜい200円ぐらいもすればいいほうか・・などと私は思っていたから。
まあ、それはあくまでも私の個人的な価値観でしかないのだろう。
でも・・やはり、同じカブトムシでありながら、メスはかわいそうではある・・。
もっとも、これはあくまでも人間がカブトムシに対して思う価値観であり、当のカブトムシはそのことは気にしてないのかもしれないが。
だが・・そんなメスのカブトムシではあるが、幼虫よりはマシに思えた。
幼虫はというと・・とても成虫してカブトムシになるという実感を持てないルックスに思えたから。
子供の頃、私がカブトムシを飼った時は、いつもオスのカブトムシだった。
メスのカブトムシを飼った覚えは私にはない。
交配を考えると、オスとメス両方飼ったほうがよかったのかもしれないが、私はカブトムシを幼虫の段階から育てようという気はなかった。
なんか、カブトムシの幼虫は・・どこか芋虫のようにも思え、飼いたいという気分にならなかったからだ。
少年だんぞうにとっては、やはりカブトムシといえば、角のあるオスカブトムシしか、カブトムシに見えなかった。
これも女性差別になるのだろうか。
オンブバッタなどは、大きな雌と小さな雄で、親子ほども大きさが異なります。
カブトムシは、確かに雄の発達した大きな角が、トレードマークで見栄えがします。
雌のカブトムシは、大きなカナブンで地味な印象は否定できません。
何か綺麗な模様があればと思いますが、造化の神様も忙しかったのでしょう。
クヌギや、コナラの樹液に集まるそうで、子供時代に黒蜜と日本酒とバナナで作った
トラップを仕掛けたのですが、カナブンとカミキリムシが、数匹いただけでした。
それなのでカブトムシやクワガタは、夏祭りの縁日で買ったものです。
ダンボール箱の中で、スイカの切れ端だけで夏休み中は、生きていてくれました。
現在、昆虫の飼育は高価な種類の昆虫を、専門業者やマニアの方が、
営利目的で繁殖させるのがメインのようで、ちょっと寂しい気がします。
昭和の夏は、現在の35℃の猛暑でなく、ウチワや扇風機でしのげる
情緒のある暑さでしたね。
そう、メスのカブトムシは体型は大きなカナブンという感じですよね。
どうも、物足りない気がします。
クヌギにカブトムシやクワガタが集まるということは知ってましたが、都心で育った私はクヌギの見分けができません。
とううか、都心にクヌギがあったのかどうか、、、
スイカの匂いをかぐと、今でもカブトムシを思いだします。
昭和の東京の夏は、気温は33度くらいだったと思います。
少なくとも35度以上がずっと続くなんてことはありませんでした。
絶対に今の夏のほうが暑いですよ。
あれ、そう言えばクワガタの雌もそんな感じでしたね。
ただカブトとは違い、ちゃんとアゴはありました。もちろん、雄のモノとは比べるべくもありませんが。
アイスラッガーのないウルトラセブン、当時もギャグにしてたような記憶があります。
マンガが得意な友人が学級新聞に載せてた4コママンガでは、戻ってきたアイスラッガーがキュウリだったり、殿様のちょんまげだったり・・・そんなのがありました。
昭和の夏も暑いっちゃあ暑かったですが、現在の様に連日30度を越えるなんて事はなかったように思います。
夜は窓さえ開けてればそれなりに眠れてましたしね。
もっとも家の作りも関係してたんでしょうね。
うちなんか築戦前の土壁でしたから昼間の熱が夜までこもるって事もなかったみたいです。
それに日中も玄関を開けて一歩家に入ればなんとなく涼しくさえ感じました。
多分家の基礎がコンクリじゃなく三和土(たたき)だったからだと思います。
いやあ先人の知恵、偉大なり。
やっぱり年を追う毎にこの国は熱帯化してるんでしょうかね?
メスにも小さな角があったらよかったのにね。
>戻ってきたアイスラッガーがキュウリだったり、殿様のちょんまげだったり
わはは!
戻ってきたのがキュウリ・・・ってのはオカシイですなあ。思わず笑ってしまいました。
巨大化してる時のセブンの頭に戻ってこれるキュウリは、サイズ的にウルトラキュウリでしょうね(笑)。
怪獣がキュウリを投げ返したのだとしたら、余計に笑えます。
最近の夏は、多くの家がクーラーを使ってますから、室外機の熱で余計に外が暑くなるんでしょうね。
また、アスファルトの道が、昼間の熱を解消できてないのもあるのでしょう。
なんにせよ、最近の夏は、昭和の夏より確実に暑いです。
昭和と同じ価値観をふりかざしたら、危険だと思います。
今年のサラリーマンは、猛暑の中、スーツを着て、更にマスクまでして外周りするんでしょうか。
熱中症が怖いですね。
言霊学・・でしょうか。
詳しくなくて、すみません。
クワガタもオスは可動式の大きな角を持ち、大変格好いいですよね。
メスクワガタも小さいながらに角を持っているので、
メスカブトよりマシかもしれません。
ところで私も幼虫は絶対苦手です。
はっきり言って、食欲を失くすほど気持ち悪いです‥。
ノコギリ、ミヤマ、ヒラタ、コクワ、オオクワ、などなど。
人気面では、カブトムシとクワガタはライバル同士という感じで、甲乙つけがたいですね。
ただ、メスカブトムシは、人気薄に思えるのは私だけではないでしょうね。
それにしても、カブトムシもクワガタも、成虫はカッコいいのに、幼虫なぜあんなルックスなんでしょうね、、、
宇宙からやってきたウルトラセブンの遠い親戚エイトくんの小学校生活を描いたマンガでした。
毎回遠足や運動会など身近なテーマで面白かったですね。
時々怪獣(バカゴンとかバカギラス、そんな名前)が出現するのですが、アイスラッガーが戻ってくるたびに件のギャグがオチになってました。
昔聞いた話ですが、カブトムシやクワガタにも模様があるらしい…
基本的には黒に近い深い飴色ですが、背中・腹・脚にやや濃い目の斑点というかまだら模様があるのだとか。
手元に現物がいないので真偽の程を確かめる事もできません。
でも、あのカブトやクワガタが南米にでもいそうな原色の派手な模様の虫だったら、子供たちの夏の宝モノになったでしょうか。
最近では夏になると打ち水のイベントが行われてますが、焼けたアスファルトに水撒いたら却って蒸し暑くなってしまうんじゃないだろうか?
それに打ち水って涼をとるよりも土ぼこりや乾燥した馬糞が、
風で舞い上がるのを防ぐための行為だったって聞いた事があります。
なんだか風情も情緒もありゃしない(笑)
ならば、シックスくんなんてのもいてもおかしくないですなあ。
カブトムシやクワガタが、原色の鮮やかな色だったら、値段はますます高くなっていそうですね。