2/2 リッチモンド戦闘報告

**/02/02 リッチモンド戦闘報告

同部隊所属の隊員よりリッチモンド防衛の要請を受ける。
輸送部隊のミデアによりリッチモンドに移動。
停戦期間は既に経過しているがジオン軍の進攻は始まっていない。

先日ダーウィンで2機のMSを失ったためハンガー内は未整備のMSのみ。
陸戦型ガンダムの整備を行い搭乗する。

リッチモンド中央の山地を通って北西ジオン軍キャンプ方面の第1次防衛ラインに移動。
進攻中のジオン軍MSは目視で確認する限り20～30機と思われるが、
ミノフスキー粒子が濃く、敵影を旨く捕捉することができない。
後続の部隊がいる事を考えると、総数は50～60機と思われる。

既にジオン軍との戦闘が始まっており、崖上に展開している防衛隊の
ジムスナイーパー２が進攻中のジオン軍に対して攻撃中。
また、崖下では約20機の友軍がジオン軍の進攻を防ぐべく戦っている。

崖下の防衛隊に合流。敵MSに対してビームライフルによる射撃を行う。
両軍約1Kmの距離で戦闘は膠着状態となるが、後方に展開している
ジムスナイパーの援護射撃により連邦軍が若干優勢。

突出したザク２が爆発。
左翼に展開しているジオン軍が退却を始める。
それを機に友軍が徐々に前進し突撃体制に入る。
ジオン軍の前衛が崩壊、追撃開始。

敵MS 8機の撃破を確認、更に追撃を続けリッチモンド戦闘圏外まで押し出す。
ジオン軍キャンプまで後退したが、数名のパイロットを残しジオン軍進攻部隊は潰走。
追撃隊から離れリッチモンド都市内に帰還する。

帰還中、ジオン軍がレーダー施設への攻撃を行ったためリッチモンド全域に緊急警報が発令される。
リッチモンド都市内のハンガーに到着、そのままICFの警戒及び防衛に回る。

リッチモンド上空にジオン軍偵察部隊と思われるドップ2機が飛来するが、
それ以外の敵影は一切無し。
また、外周を警戒中の同部隊隊員がジオン軍各キャンプの状況を確認するが敵影は無し。
おそらく先ほど潰走したジオン軍進攻部隊の残存部隊がレーダー施設のみ攻撃した物と思われる。

リッチモンドにおける戦勝状態はほぼ解消された状態のため、
ICFの警戒を解除してMSをハンガーに格納。

所属部隊の隊長及び部隊員にハイパーバズーカとヘッドバルカンの支給を受ける。
シドニーへの帰還をもって本日の活動を終了とする。