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社長様、かく語り記

東北のとある社長の名言・行動から、人としてあるべき姿を探していきたいと思います。

出張 前篇(全二話①)

2013-04-26 15:55:26 | 日記
社長様の会社に在籍中、わたくしの昔の知り合いから誘われて出張へと赴く機会がございました。
(知り合いからはサイドビジネスでもイイよと言われたのですが、有給休暇の長期取得が憚られましたので会社を通して行く事と致しました。)

相手は東証一部上場企業で某商社直系企業、労働の対価として時間単価が¥4,000と当時としても破格の金額でございましたので、本来であれば社長様が相手にされるような企業ではございませんから、社長様にはなんの文句もございませんでした。


さて、その出張で初めて出向きましたのは奈良県でございました。
(この後、2~3度程、お世話になりました。)

わたくし、20代の頃には日本の各方面へ出張っておりましたので、出張自体さほど苦とはしませんでしたし、この時はあくまでもお手伝い仕事でしたので気分も軽やかに出発したのでした。
(不在の間に社内で問題が発生しないようにする為の引き継ぎが、なかなかの骨折りとなりましたが…)

出張先での作業内容としては、

「他の工場から移設された半導体製造装置の立ち上げ作業」

と、書くと簡単ですが、その装置に触るのがおおよそ10年振りだった事と、座り作業に慣れきってしまった下半身が3日以上続く「立ち作業&無理な姿勢での細かい作業」に持ち堪えるのか?が心配ではありました。

案の定…初日から下半身がクタクタになり、立っているのが辛い身体となりつつも、最終日の作業を終えて夕方ホテルに戻ろうとした所へタイミング良く社長様からの電話が入りました。
(しかしまぁ携帯電話と云うのは、余計な事をしてくれるもんです…)

社長様
「明日の午後2時にお客さんが来て打ち合わせをするんだが、それまでに戻って来てくれるか。」

わたくし
「すみません、2時には間に合わないと思いますが?」
(東北から奈良県の移動は通常1日をみましたので、2時に出社となると1時半頃には自宅に戻らなければならずキツいんですが…)

社長様
「お客さんが2時頃来るからそれまでに戻って。」
(基本、自分の都合を通したい場合、人の話はスルーします。)

わたくし
「はぁ…そおですか…」

まぁ朝早くから動き出せば戻れるのは判っていましたので断りきれませんでしたが、それがどの様な展開となるか想像がついていたのです。

出張作業が終わって一段落ついたのに…
とても気が重くなってしまったのでした…


さて、翌朝は近くの駅から出る朝一番の特急に乗るべく、7時にはタクシーに乗り込まなければなりませんでした。

「はぁ…ブルーな朝だな…」

当時は携帯でチケットを買うような技を会得していませんでしたのでヒヤヒヤものでしたが、一番初めの電車は田舎からの特急なので何とか指定席が取れました。

しかし問題は新幹線です。

確か…朧げな記憶なんですが、新幹線には名古屋から乗ったような気がします。
(どこからどこへ乗り継いだものか…失念いたしました…)

平日朝の8時頃の新幹線移動…窓口購入で指定席を取るのは ほぼ不可能です。

駅に入るといかにもビジネスマン然とした方々が、窓口に並んで切符を購入なさっています。

わたくしも、ほぼ一週間分のデカい荷物を肩に下げて列に並びます。

10分以上並んでようやく窓口にたどり着くも、既に指定席はありません…この時点で名古屋から東北までは座席に座れない事がほぼ確定です。

「ふぅ…やっぱりね、予想通りだ…」


通常 泊まりがけでの出張時はデカいカバンを担いでの移動となるので、混雑を避けて朝は9時頃から移動を開始しておりました。
(この位からの移動ですと、指定席が取りやすくなりました。)


少し脱線。

何故デカいカバンに入れる程荷物を持ち歩く必要があるのか?


1.出張予定日数+1の下着セット&靴下

過去に、クリーニングサービスが無いホテル、もしくは下着はクリーニング不可のホテルがありました。

熊本のとあるホテルでの事…下着のクリーニングは不可でホテル従業員より

「外に洗濯機があるので そちらでお願いします。」

と…言われた事がありました。

それが判ったのは終電でホテルに戻った夜中の事でした。

その日の作業の進み具合から出張が予定日には終わらない事が判明し、同行した方々と下着を洗うしかないなぁとの話となり、ホテルに着いてすぐにフロントで下着のクリーニングをお願いしたところ、あっさりと断られたのでした…

フロントで散々悪態をつきつつも、翌日も作業があるので諦めて…
夜の12時過ぎ、疲れた身体でコンビニまで歩いて洗濯洗剤を買いに行き、ホテルに戻り外に置いてある洗濯機(暗くてキレイなのか汚いのかすら判らず…)にて、先輩の下着と一緒に洗濯機をグルグル回す…
約1時間後に洗い終わり…
先輩に洗濯物を届け(先輩は既に酔っぱらいグデグデ…)、自分の洗濯物を部屋に干して寝たのが朝方3時頃、翌朝は通常通りに8時前にはホテルを出て客先に向ったのでした。

そんな出来事があって以降は下着セットを多めに持参する事にしました。


2.普段着

地元との往復移動時用及び、夕食時用(たいてい外食になります)に、上着とジーンズor作業服上下をカバンに入れる必要があります。
これが結構スペースを取るんですよね。


3.ドライヤー

当然ホテルにあるでしょ?とお考えの方が多いのでしょうがなかなかそうでもありませんでした。
「共同洗面所に置いてあったり」
「フロントから借りなければなかったり」
と、パンフレットを読み込んで探す手間を考えますと、まぁ持って歩くのが疲れません。
(無精せずにフロントから借りれば良いと思うでしょうが、残業して遅い時間にホテルに戻ると品切れとなっているのです。その場合、かなり悲惨です。)


4.歯磨きセット

これまたホテルにあるでしょと思う方が多いでしょうが、個人的に歯ブラシに粉が付いているタイプをあまり好みませんし、夜と朝の分が共用の事もあり不愉快なので、自分で持って歩きます。


5.スケルトンブラシ

ホテル備え付けのプラスチックの平たいクシ?
誰がこんなん使うんじゃい!
お気に入りが一番です。


6.旅行用シャンプー&リンス&ボディソープ

ホテルにシャンプーあるでしょ?と思うでしょうが…大間違いです。

東北で一番デカい都市の駅前ホテルに、泡の立たない小さな石鹸しかない事がありました…

さすがに、冗談だろうと思い探しましたがありません…
(ひょっとすると自販機で売っていたのかな?)

試しにその石鹸で頭を洗いましたが、髪がゴワゴワになり指が通りませんから~。
シャンプー&リンスは必ず持ち歩きます。
ボディソープはついでです。
(今気付きましたが、普通の方ならばフロントに尋ねるんでしょうね。)


7.暇潰し

昔は読書が相場でしたが、この時はパソコンを持ち歩いてみたりもしました。

まぁこれは無駄ですね…。


8.JRの時刻表

何が起きるか判りませんから最新版を持ち歩きます。

携帯電話等で見るよりも、乗り継ぎ計算がしやすいんですよね。


話が長くなりました。
次回へと続きます。

人生をなんとするか?

2013-04-08 15:19:44 | 日記
つい最近になりまして、社長様の性格を如実に現しているようなご発言を思い出しましたので、今回ご紹介させていただきます。

そのご発言とは、ご自身の子供達に対して発した次のようなお言葉でございます。

「こんなことになるんだったら、関東に行かせるんじゃなかった。

と、吐き捨てるようにおっしゃっておりました。


社長様には、上に男性で下が女性の二人 お子様がいらっしゃいます。

お二人共に、社長様には全く似ることなく優秀な方々でしたので、東京の大学へとご進学ご就職なさり、そのままご結婚なさりました。

まぁそんな訳ですから、半ば関東への永住が決まったような訳でありました。

息子様に至りましては、親からの援助をお受けになること無く、神奈川県内の大都市にマンションを購入なされたのですから、大層ご立派でございますねぇ。
(一応 社長様に援助打診があったそうですが、「キッパリ断った」と社長様より自慢気に聞かされました。
何故自慢気ナンジャ?…)

還暦を過ぎた社長様、ご自身が作り上げた素晴らしい会社を息子様に継がせ、自分は隠居生活に入ろうと何度か策を巡らせていた訳ですが、色好い返答が得られずにとうとうご立腹してしまい、冒頭の言葉が口から飛び出した次第でありました。

そして、あろうことか わたくしに対してまでも、

「子供の人生は親のモノなんだから、子供には好き勝手させない方がいいぞ!」

と、トンチンカンな話を始めた次第でありました。

まぁ、わたくしの考え方とは180°異なりますので、社長様との仲違いが決定的となります前から、幼稚な人間だなぁ…と、重ねて軽侮の念を覚えたのでした。


わたくしは、親の役目が子供を立派に親離れさせる所にあると考えますので、社長夫人様の子育ては大成功であったのだと感じておりました。
(社長様ご自身は自宅から離れて働いておりましたので、さほど子育て教育には介入しておらず、おかげで子供の成長にとり大事な時期には社長様の影響を受けることが少なく ご夫人様の元で健やかに成長なされた結果なのだと感じます。)

社長様ご自身は教育に大して関わってもいないクセに、己れの思い通りにならぬ子供達に不満な態度を平然と示せる性格こそ、社長様の真骨頂であると感じます。

俗に云うところの、

「地球は自分を中心にして回る。」

と、頑なに信じているタイプのお方であります。


さて、
「人生とは」
なんなのでしょうかねぇ…

視点をどこに設けるかによりますが 現時点でのわたくしは、
「生」
を全うする行為にあるかと考えております。

社長様のように、己れ以外への寄生度の高い生物は自然界にも存在しますので、単純に良し悪しの判定は出来ませんね。

ただ『人生』となると

「人間が生きる」

と云う意味であると思いますから、人間としてどおなのか?

普段は大人(たいじん)を気取って偉そうに振る舞っているだけに、自分の欲望が膨らむと頭も口も抑制が効かなくなる辺りは、あさましい本性が現れてしまっていて、人間としてはねぇ…
と感じてしまう訳であります。

子供が親の思い通りとならぬのは、社長様ご自身の考え方に問題があるからなのでしょうが、若い頃から北極点にお立ちになられている身では ご自身が周りから軽蔑されている事実に気がつくよしもなし…

薄汚くボロ儲けした途端に税金対策ついでに新車をプレゼントしたって、子供の気持ちはなぁ~んにも変わりはしないのであります。
(神奈川県のマンション駐車場にミニバンは大き過ぎたようで、息子様ご夫婦は少々迷惑そうにしながら苦労して出し入れしていたそうです。しかしとってもイイ車を送り付けて満足げだった社長様のみ、そのことは知らされずに自分の気前の良さを各所に吹聴して歩く恥知らずなのであった…)

他人の気持ちを察することに疎い方は、ある意味本当の人間(傲慢さにおいて)らしいのかもしれませんけど…。


そうそう、最近気付いたことなんですけれど…。

社長様のご夫人様は、さる県庁所在地の駅前に御自宅を構える資産家でございます。

赤字続きの会社を長年に渡り支えていたのは、ご夫人様の資産でございました。
(実際、ご夫人様のご両親からの借入金で会社が回っていた時期が長かったのであります。)

つくづく、お金の回り方は不思議なモノだなぁ~と、お金に好かれる人間やお金に振り回されてしまう人間など、お金を好む好まずに関わらず決まっているんじゃないかしら?と、思ってしまいました。


わたくしはと言いますと…

ご縁が薄いようでございますなぁ…


社長様と学生運動

2013-02-27 13:16:37 | 日記
わたくし数年前に、昔あった学生運動について興味が湧き上がった時期がありまして、テレビや書籍で情報を漁り当時の空気感に興味深々でございました。

朧気な記憶ではありますが、海外で連合赤軍のどなたかが逮捕され、マスコミも襲撃される恐れが少なくなったせいなのか、一気に情報が溢れ出てきた時期なのだなぁと、後から思いました。

わたくし、過去の事績を一方向からのみ評価することは過ちの始まりであると存じますので、学生運動に参加した方々と佐々淳行氏の書籍(警察側)の両サイドの情報に触れながら当時の状況を感じてみました。

そうそう、タイミングが良いことに、近所に佐々淳行氏がおいでになりましたので直に講演を聞かせて頂きましたし、「あさま山荘事件」が映画化もされましたので映画館で拝見も致しました。

本当にタイムリーな時期でした。


わたくし自身、共産主義自体は素晴らしい考え方だと思いますが、感情を持ち合わせた人間には実行不可能だと考えております。
(これまでの歴史の結果により判る訳ですが…)

ただ、若者達がそこを理想として行動する気持ちには共感を覚えます。
(しかぁ~し、わたくしの学力では あの場に存在する事は叶わないので、生まれる時代が早かろうが参加は出来なかったでしょうけど~。)

かたや警察側を見ると、学生側からは「暴力装置」と呼ばれても、最前線に居た方々は警察官であると云う誇りのみを胸に闘った訳で、犠牲となられた方々には尊敬の念しか浮かびません。
(最近のテレビ番組に学生側の元兵士が登場し、機動隊をいまだに「暴力装置」と呼んでいました。2~3年前、とある政治家様も自衛隊を「暴力装置」と呼んでいましたが、同じ思考なのだなとようやく気付きました。)

わたくしの中での総括としては、一部の権勢欲に取り憑かれたインテリと、純粋に国を憂いた青年が結び付き、引くに引けない空気が組織内に蔓延してゆき、あのような結末へと突き進んでしまったのかなぁ…と、現時点では認識しております。


さて、本題となります社長様の話に移ります。

社長様、団塊の世代で東京の大学に通っておりました。
当然周りには熱いご友人もいらっしゃった事でしょう。

わたくしは、当時の空気に触れていた方からその頃の様子を直に聞いてみたいと思っていたので、社長様にお供をして客先に向かう車の中で、ワクワクしつつ聞いてみました。

わたくし
「社長は東京の大学に通ってらっしゃいましたよね。学生運動とか見た事あるんですか?」

社長様
「あぁあるよ。地下街のコンサートとか行ったよ。」

わたくし(少々興奮しつつ…)
「えっそうなんですか!、運動に参加したりしたんですか?」

社長様(フッと鼻で笑い…)
「いやっあんなのやらねぇよ。」

で、話は終わりました。

まぁ社長様が理想の実現や現体制を打倒する為に、己を犠牲にするとは思えませんでしたが、軽く鼻で笑う辺りに当時の熱い学生達を軽く蔑視しているのが判りました。
(そもそも、国を憂い体制を変えよう!なんて理想はありゃしないわな~

若い頃から性格は変わっていないようです。

他人に命令されることが殊の外お嫌いな社長様ですから、能力により序列が決められてしまうような組織には、お入りになる訳がありませんね。
(んなことしたら、即 下僕ッス

改めて、
教養がなく…
面白みの無いお方だなぁ…
と、感じた次第でありました。



2013年11月20日 追記

さて、下僕の話は置いといて、佐々淳行さんの話をチョコっと。

あの方の書籍は総じて「危機管理」について書かれておりますが、立場によって受け持つエリアは異なるようですすね。

雪印の社長さんのマスコミに対する逆ギレ対応などを引き合いに、企業トップの心得なども色々と紹介されているのですが…カネボウやJR北海道など、ボケた経営者たちの失態は繰り返されておりますねぇ~。

「杞憂に終わる」と云う事態を、
何事も起こらず良かった
と、捉えるか…若しくは、
無駄だから今後やらなくて良し
と、捉えるか…
まぁこの辺の、人間的な器の違いなのでしょうね。

間違っても…
なんで、自分が社長の間にこんなことになるんだ!
と、周りを怒鳴りつけてはいけません。
危機に対して如何に対応するかで、男気ってモンが見えてくるもんなんですから、危機を嬉々として受け入れ、結果はどうあれ最善を尽くして欲しいものです。

自らのパフォーマンスのために、メルトダウンをサポートしたような、バカ総理のようになっちゃいけませんよ~。

お時間がありましたら、佐々氏の著述に目を通してみて下さい。
「やってはいけないこと」と、書いてあることを知らずにやってしまい、顰蹙を買っている お偉いさんがいかにために多いか判りますよ

除雪

2013-02-24 15:52:10 | 日記
本日は久し振りに、まともな除雪をしました。

除雪をしていて思い出しましたことがありましたので、久し振りに投稿させて頂きます。


わたくし、社長様の会社に在籍中は会社の駐車場の除雪を担当しておりました。
(会社で除雪機を買い、それをあてがわれまして、まぁ特段 何のお言葉もなく有耶無耶なままにわたくしの仕事と化しました…まぁいつものことですが、責任逃れのためにハッキリは言わずに、何となく押し付けられていたのですがね…)

会社出勤している間に作業する分には何の文句もございませんが、雪の多い地方で問題となるのは夜から朝にかけて降り積もった雪の処理な訳です。

わたくしの場合、朝6時過ぎには子供の世話が始まるので、それまでには除雪を済ませて帰宅しなければなりませんでした。

そこで…冬季になると天気予報を毎日チェックして、降雪予報が出れば朝4時半に起床して、
自宅の除雪→会社の除雪→自分の身支度→子供の身支度
と、なります。
(予報だと降雪量が判らず、4時半起床が空振りに終わる事もありましたが、その後はなかなか寝付けずに疲れるものです。)

初めの年は、除雪した朝は1時間遅れで出社していたので楽だったのですが、翌年から

「除雪した朝は手当てを出すようにするから。」

と、遠回しに
「金を払うから通常出社せよ。」
となりました…
プチショック…

わたくしの勝手な都合では、「金は要らない時間が欲しい…」なのですが、社長様の御慈悲を拒否する訳にも参りません。

と云う訳で、4時半に起床し1時間半で自宅と会社駐車場の除雪済ませると云う過酷な作業を担うことになってしまいました。

自宅30分以内
会社60分以内

で、作業を完了させなければならないのですが、会社の隣にはアパートが隣接していて、早朝5時からエンジン全開は気がひけるんだよなぁ…

時間を気にしつつも騒音にも気を使い…

大雪の朝は市に委託された大型除雪車がすでに出動済みで、会社駐車場の入り口には除雪車に寄せられた固い雪がテンコ盛り…
この雪が曲者で会社の除雪機では歯がたたないので、スノーダンプを使い人力で片付けることになるんですが、これが一番の重労働となります…
全身クタクタ状態で除雪機を操縦する羽目となります。
(除雪機の180度ターンは、早くやろうとすると力技となるので案外疲れますよ。)

社長様は、
「高価な除雪機を勝ってやったんだから、除雪も楽だろう!」

「手当てを払っているんだから、キレイにやって当たり前だろう!」

と、云った態度でありますので、まぁなんともやりがいのある馬鹿クサイ作業でございました。


わたくしの退社が決まり、除雪の役目が相棒に押し付けられるであろうことは想像に難くありませんでしたので、相棒には、

「社長から除雪を頼まれるだろうけど、断った方がいいぞ、大変だから」
と、話しておきました。

わたくしの予想では、11月末頃には相棒に話があるだろうと踏んでいましたが、なんとも早々に10月には除雪の打診があったそうです。

さすが社長様、ご自身がやりたくない役目を押し付けるに当たっては機を見るに敏でございます。
(相手が心構えする前のタイミングを狙ってきたのでしょう。)

しかぁ~し、相棒はこともなげに

「断りました、あんなの出来る訳ないじゃないですか~あんなのオレにやらせたら危なすぎますよ~」

だそうです。
いやぁ~ドライだなぁ~。
天晴れ!


わたくしの退社直前になり、ニコニコ顔で下心丸出しの社長様が近寄ってきました、

「除雪の手順どうやってた?マンガでいいから書いておいてくれるか。」

と、自分がやるとなると大変な事に気付いたようで、案の定甘えてまいりました。
(団塊世代の方は、手書きのイラストを『マンガ』と呼ぶんですかね?そういう方を2名知っていますが、漫画に対する冒涜だなぁ~と感じます。漫画みたいに立派なもんじゃありません)

この期に及んでまだ甘えてくるかっと思いつつも、コピーの裏紙に簡単な絵を書いて差し上げました。

ん~わたくしってば優しいなぁ~。

決別のため

2012-12-29 17:05:56 | 日記
まずは、この場を利用させて頂いて身体の中から毒を出せましたことに対して、深く御礼を申し上げたいと思います。

わたくし、口先が達者な人間ではございませんので、このような毒を体内に溜め込む傾向があります。

このまま黙っていては身体を壊す懸念を感じておりました。
(王様の耳はロバの耳、的な)

文章に表すことで、頭の中から下らない人間の記憶を忘れても良い状態に出来ましたので、気分がスッキリと晴れ渡った感じでございます。

お読み頂きました方々には、心より感謝申し上げます。

誰かの気休めやお役に立つことに繋がれば幸いなのですが…。

さて、年内で身体から毒を消し去りたいので、社長様の特徴で他に思いつくトコを書いてみます。



・愛車

ふた昔前までは、
「いつかはクラウン」
なんて言葉があり、大きな車が憧れの対象に成りうる時代が存在しました。

社長様のような安い人間ほど、この傾向が顕著に見られ 社長様もご多分に漏れずそんな人間でございます。

以前 勤めていたE社の工場長もそんなお方で、係長時代はシートがタバコで焼け焦げたパルサーセダンに乗っておりましたが、業績が上向き(わたくしの尽力により)工場長へと昇格するや、恥ずかし気にクラウンへ乗り換えられて、その数日後には態度が豹変し横柄な振る舞いが目立ち始めたのでした。
(俺っちってクラウンだろ~

さて、社長様はと言いますと、会社の大儲けが始まると、貧しい時代からずっと懇意にしていた中古車販売店には何やかやと文句を付けて縁を切ってしまい、ディーラーから新古車1台新車2台を購入(初めての新車~)して営業マンにチヤホヤされて超ご機嫌です。
(中古販売店に対する難癖は、関東在住の息子へと車を届ける際の陸送費用が高過ぎるとの理由でしたね。ディーラーから相手にされ始め、これまでの付き合いを反故にすると云う、いかにも安い人間がしでかす態度です。)

そして、お気に入りのミニバンを駆る自分に対して、癪に触るような行為をする小さな車は目の敵にし、小馬鹿になさったりもしています。
「なんで軽自動車に乗ってるヤツって、負けず嫌いなのかな?
高速で抜いたら抜き返してきやがった。
悔しいのかね?」
とかとか…
(昔は中古車を買って、走行20万km越えが自慢だった方なんですがね…)

昔から、大きい車に乗ると自分もビッグな人間だと錯覚し、態度もデカくなる安い人間って良く居たものですが、社長様もズバリそのモノでした。

見る目の無い人間は、目に見えるモノの大きさでしか、物事の価値を判断出来ないのですねぇ…
哀れ…



・社長様の口癖

前回、
「大丈夫でしょっ」
が社長様の決めゼリフであることを書きましたが、他にも口癖があります。

「要は」
が大好きで、本当に良くお使いになります。

わたくしは国語が不得手で言葉の分類は判りませんが、
「要は」
の意味は
「要(かなめ)となるのは…」
や、
「要約するに…」
のような感じでは?
(違いますかねぇ?)

これまでに「要は」が口癖の方を何名か存じておるのですが、明らかに意味を違えて使用します。

会議中、それまでの話の流れにようやく追い付いたつもりで、自分が理解に及んだ段階の話に戻した上で、
「あぁ~要は◯◯って事ね!」
と、話の内容を過去に戻して納得する方。
(他のメンバーは、「今そこかよっ…」的な空気…)

又、打ち合わせ中 詳細説明に入る際の前置きとして、
「要はさぁ」
と、相手が納得しないことに苛立ちつつ(自分の説明が下手なことは棚上げ)、リピートして説明をする方。
(それ…要はじゃなくて、全部だよ…)

社長様、「要は」がチョイと賢く感じているようで、大のお気に入りです。

ちゃんと話を理解していれば「要」でも「要約」でもないことに気付くんですが。
(結局は話が通じなくて、サンプルを作ってもらいますがね。)



・社長様の癖
とにかく、溜め息を漏らします。
タカ&トシのツッコミ風に、
「おまえは働き者かっ!」
と後頭部を叩きたくなる程に、働きながら溜め息を吐きます。

面倒くさがりな社長様、ご自身が作業してると溜め息を吐き
「こんなに俺様が頑張ってるのに…」
的なアピールが始まります。

大したことのない作業でも、かなり「フィー、フィー…」と、アピールしてくるので、こちらが忙しく動いている時はストレスです。
(エア漏れしてるのか?と、コルク栓で漏れてる穴を埋めたくなります)

社長様は不良品を作るのが得意で、働き者アピールしつつ不良品を出すので正直触らないで欲しいのですが。

五月蠅くてかないません、周りの人間の気が散りますので静かにして下さい。



・数字に強い

一度、相棒と共に話をされていて次のような例えで、わたくしにもっと働けっと遠回しな嫌みを申されたことがありました。

給料金額を引き合いに出し…

「わたくしは相棒の倍」
「相棒はパートさんに毛が生えた程度」

なのだから
「お前はもっと働けっ」
とのご指摘でございました。

さて、金額を当てはめてみますと…

10万(パートさん)に毛が生えると17万(相棒)
17万(相棒)の倍は25万(わたくし)

となります。

社長様がお作りになる見積もりで知ってましたが、簡単な計算も出来なさ過ぎです。

それでいて、いつも偉そうに話をして頂けるので間抜けさが倍増します。


では最後、辞めるに至った経緯です。

昨年暮れより従業員総出で派遣に出ました。
(この行為自体、違法ではないのであろうか…)

社長様に派遣従業員管理のようなデリケートな作業は出来ません。

案の定、途中から「打合せと客先でのやり方が違う」と、苛立ち始めその矛先は派遣されている我々従業員に向けられます。

わたくしも槍玉に上げられ、「何で打合せ通りやらない!」と、言われるのですが、聞かされてもいないことを何で?と言われてもねぇ。

更に、

(社長様)
「お前、向こうからいくら貰って稼いでいるか知ってるか?」

と、聞いてきましたので、

(わたくし)
「はい、男(わたくし)が¥1,500で女性(パートさん)は¥1,200です。」
と、第一回目の打合せ直後に聞いた値段を、自信満々で答えました。

すると、

(社長様)
「いやっ違うね、男が¥1,200で女が¥900だね。」
と、言います。

(わたくし)
「すみませんが、その値段は伺っていませんが?」
と、言いますと…

(社長様)
「いやっ言ったね!知ってるはずだ!」
と、いつものように強弁が始まりました。

わたくしもボケ老人の戯言に付き合うのにはウンザリしておりましたが、聞いていないことを『言った!』と言われても認めたくはありません。


言ったことは、「言ってない。」
言ってないことを、「言った。」

と、その時々で自分の都合の良い方に言い張る社長様なので、話を繰り返すだけ時間の無駄となりますので、いい加減愛想が尽きていました。


最終的には、わたくしは口にしていないことを、
「客先で俺と合わないから辞めたいって言ったそうだな。責任取れ。」
と、なりました。

まず、わたくしそのような言葉は口にしておりません。

メールで「社長様から不興を買い…」と、わたくしが社内で社長様から嫌がらせを受けていて、パートさん達へのアシストが満足に出来ず不良品が流れたことを先方の責任者に詫びたのです。

わたくしが社長様を嫌だと言ったのではなく、社長様がわたくしを嫌っているとお伝えしたまでです。
(この派遣先のお客様内でも、社長様の不遜振りと話が解らないところは評判で「何なんだアイツ」と、相手にされておりませんでした。)

社長様、パートさんが製品をコンクリート上に落下させ不良にした場面に立ち会っていて、それを認識した上でそのまま断りも入れずに納品したのでした。

客先から、落としませんでしたか?との確認が入ったところ、知っている事実を隠そうとしていたので、わたくしが詫びを入れたのです。


(わたくし)
「私はそんな話はしていませんので、責任の取りようがありません」

(社長様)
「お前は嘘つきで最悪な人間だなっ。」
と、小学校レベルの嘘つきネタでグイグイと押してきます。
(お前が言う事は全部嘘だと言われたのですが、交渉して半分にして貰いました、ラッキー!)

(わたくし)
「さて、言ってないことに責任を取れと言われてもサッパリ…どうすれば良いですかね?」

(社長様)
「俺だったら辞表を出すねっ。」

(わたくし)
「あぁそうですか、よろしいんですね、判りました。」

で、話は終わりました。

本当は、解雇を狙っていたので満額回答ではありませんでしたが、社長様の口から「辞表を出せ」と言わしめたので、それで良しとしました。

こうせずにわたくしが退社した場合、厚顔無恥なる社長様から再び声が掛かるので、それは避けたかったのです。

つまらない人間のわたくしをお拾い頂いたので、自ら辞めるのは遠慮してまいりましたが、社長様から宣告されて晴れてこの日を迎えられました。
これまでで一番感謝申し上げます。


さて、後は「立つ鳥跡を濁さず」です。

パソコンでの資料保管は社長様より、
「言われてないことはやるな。」
と言われたので削除済みで、パソコンの中はキレイなモノです。

これまでにプリントして配布してきた作業資料も、
「作業手順とか余計なモノは作らなくていいっ」
と言われたのでシュレッダー済みです。

元々低スペックパソコンなので、10GBを超えた資料は保管不可能でした。

全てわたくしの脳内メモリーに移管し、デジタル&アナログなデータは会社には存在していませんでした。
(相棒が困らないように、相棒が関わるであろうモノは全て渡しましたけど)


退社寸前になり、

(社長様)
「今までのパソコンのデータは焼いてあるのか?」
と、訳の判らないことを聞いてきました。
(焼くって何だ?ROMか?そんなの買ってもらいましたっけ?)

(わたくし)
「は?そんなのありませんけど?
最近のは◯◯くん(相棒)に渡してありますけど、古いのはパソコンの空き容量がないからありません。」

と、伝えました。

散々わたくしのやること成すことを否定してきたのですが、いざ自分がパートさん方の面倒をみるとなると必要であることに気が付いたようで、甘えてまいりました。

社長様に引き継ぐような下等な作業などは何もございません。

これまでわたくしに押し付けてきた面倒臭い作業も、頑張って考えて下さいませ。

わたくしが訪れる前の会社に、少しだけ近づけることが出来ていればよろしいのですが。



終わりに…

わたくしは不器用なモノで、うまい立ち回り方を知っていても敢えて逆をやりたくなります。

鹿を馬とは言えない悲しい人間です。

ま、そんな人生も楽しいもんですよ、と云うかそこだけがわたくしの矜恃なのかな?


来年は良い年となりますように…

このブログをお読み頂いた方々に、大日如来様からのお慈悲が届きますように…

と、願いながら完了とさせて頂きます。

短い間ではありましたが、誠にありがとうございました