知るは楽しみなり

~考えるためのヒント = ただの備忘録~

読了『カンナ 飛鳥の光臨』(高田崇史)

2008-12-18 23:13:44 | 本の記録
 高田崇史『カンナ 飛鳥の光臨』(講談社ノベルス・2008年)を読みました。

 闇に葬られた「裏の日本史」が甦る!知られざる真実に震撼する歴史アドベンチャー!!

 という触れ込みです。高田崇史の新シリーズ、これは外せません。が、これまでに比べて刺激が足りないです。シリーズとして、これから盛り上がることを期待。

読了『赤ちゃんと脳科学』(小西行郎)

2008-12-15 23:34:34 | 本の記録
 小西行郎『赤ちゃんと脳科学』(集英社新書・2003年)を読みました。

 平積になっていたので、新しい本かと思ったら5年前に出版されてました。

 赤ちゃん学の手頃な入門書かもしれません。よかったら。

序章:悩める母親の育児事情
第1章:誤解を生んだ「科学的根拠」
第2章:胎児の能力の不思議
第3章:生後二ヶ月革命
第4章:神経ダーウィニズムと子育て
第5章:テレビと育児
第6章:育児の目的と目標
第7章:子どもの発達を幅広く「見る」

読了『盤上の敵』(北村薫)

2008-12-09 22:07:59 | 本の記録
 北村薫『盤上の敵』(講談社文庫・2002年)を読みました。

 前書きに「今、物語によって慰めを得たり、安らかな心を得たいという方には、このお話は不向きです」とあります。第1章第1部を読み終えた段階で、いったん本を閉じました。気を取り直すまでに、少し時間がかかりました。

 全体は最初ほどではないですが、なんとも言えない読後感です。

 何かの折りに、読んでみて下さい。

読了『あすなろの詩』(鯨統一郎)

2008-12-06 06:49:38 | 本の記録
 鯨統一郎『あすなろの詩』(角川文庫・2003年)を読みました。

 「詩」は「うた」と読みます。

 青春小説から連続殺人、謎解きへ。前後半で内容に差があります。前半は大学入学当初の甘酸っぱさが、後半は孤立した別荘で連続殺人が起きていくえぐさを。

 あまり読後感はよくないです。

読了『ツチヤ学部長の弁明』(土屋賢二)

2008-12-04 20:22:19 | 本の記録
 土屋賢二『ツチヤ学部長の弁明』(講談社文庫・2006年)を読みました。

 筆者はお茶の水女子大学文教育学部教授。元学部長。専門は哲学。タイトルは『ソクラテスの弁明』を下敷きにしている模様。パロディではありません。書名だけ。

 エッセイ等を集めたもので、バラつきがあります。ひとつ読むと面白いですが、まとめて読むとクドいです。