読了『タイムスリップ戦国時代』(鯨統一郎) 2009-01-31 06:40:24 | 本の記録 鯨統一郎『タイムスリップ戦国時代』(講談社ノベルス・2008年)を読みました。 シリーズ第5作。『タイムスリップ森鴎外』から順番に読んで下さい。この作品だけ読むより面白さが深まります。 何か書くとネタバレになってしまうので、ご自身で。くだらなくて、楽しめます。
読了『ドイルとホームズを「探偵」する』(河村幹夫) 2009-01-28 20:17:46 | 本の記録 河村幹夫『ドイルとホームズを「探偵」する』(日経プレミアシリーズ・2009年)を読みました。 基本的にコナン・ドイルの伝記です。特に目新しさを感じませんでしたが、読みやすいかと。 久しぶりにホームズを読まなきゃいけない気持ちになりました。復習は必要ですね。
読了『侍』(遠藤周作) 2009-01-28 06:55:36 | 本の記録 遠藤周作『侍』(新潮文庫・1986年)を読みました。 面白かったです。人生はどう展開するかわかりません。 抗うことのできない力関係の中で任務に就いた人間は、何を考えながら遂行するのか。 江戸時代初頭にキリシタンになってまで使者としての役割を果たそうした侍に待ち受けていたのはキリスト教禁止令。 生きることそのものを考えさせられる1冊でした。 〈企画'09〉 ☆10,500円で100冊購入・読破・寄贈。 ☆No.005 (あと95冊) ☆費用100円 (あと10,000円)
読了『世界おもしろヒコーキ旅』(チャーリィ古庄) 2009-01-22 22:21:29 | 本の記録 チャーリィ古庄『世界おもしろヒコーキ旅』(えい文庫・2008年)を読みました。 「えい」は変換できません。「木偏に世」です。 今回は〈企画'09〉ではありません。卒業旅行に韓国を考えているとか聞いて、たまには旅ものを読みたい気分になったところで目に止まりました。 飛行機で行く旅ではなく、飛行機をテーマにした旅が16編。美しい写真が旅に出たい気持ちを高めます。 どれも実際に体験したいものですが、一番最初の「日本でいちばん短いフライト」は今すぐ行きたいくらいです。 琉球エアーコミューターの南大東から北大東までのフライト。3分。ジェットコースターより短い。 フライトそのものも興味ありますが、旧南大東空港をそのまま利用しているラム酒工場も興味津々。落ち着いたら、沖縄に飛びますか。
『落語 昭和の名人決定版』2号 2009-01-20 23:49:32 | 日々の中で 隔週刊『落語 昭和の名人決定版』2号は五代目古今亭志ん生の特集。 今回収録されてるのは「火炎太鼓」「替わり目」「唐茄子屋政談」。楽しみです。
読了『野菊の墓』(伊藤左千夫) 2009-01-20 23:43:11 | 本の記録 伊藤左千夫『野菊の墓』(新潮文庫・1955年)を読みました。 収録されているのは「野菊の墓」「浜菊」「蛭子」「守の家」の4編。 表題作は淡い恋の話。強い魅力は感じませんでしたが、それでも最後まで読ませる作品でした。映像化したくなる作品かもしれません。 「浜菊」と「蛭子」は併せて読むといいかもしれません。コミュニケーションとか人間関係を考える一助に。 〈企画'09〉 ☆10,500円で100冊購入・読破・寄贈。 ☆No.004 (あと96冊) ☆費用100円 (あと10,100円)
読了『武器よさらば』(ヘミングウェイ) 2009-01-19 23:23:52 | 本の記録 ヘミングウェイ『武器よさらば』(大久保康雄訳・新潮文庫・1955年)を読みました。 外国文学は苦手で、避けていたのですが、有名どころは読まなきゃならないと挑戦してみました。 訳の問題なのか、原作の問題なのか、はたまた作者の狙いなのか、ブツブツ切れる印象。主人公のアルコールに毒された思考なのかも、と考えるとすごい気がします。他の作品を読んでから、判断。 訳の古さは逆に一次大戦期を描くにはよかった。変に新しいより味わいがありました。「停車場」とか、なんかドキリとします。 結末は、タイトルから離れている気がしますが、通底するものはあります。原題は“A Farewell to Arms”。「武器」だけじゃなくて「戦争」「兵役」「紋章」など、いろいろな意味があるんだろうな、と思いました。 〈企画'09〉 ☆10,500円で100冊購入・読破・寄贈。 ☆No.003 (あと97冊) ☆費用100円 (あと10,200円)
センター当日 2009-01-17 06:51:32 | 日々の中で センター試験。ブログなんか見てる人はいないんでしょうが。 結果は埋まっているから、それを丹念に掘り起こして下さい。 もう1度、準備の確認をして、ゆったりと。 会場で会いましょう。
読了『沖田総司 下』(三好徹) 2009-01-15 20:58:31 | 本の記録 三好徹『沖田総司 下 六月は真紅の薔薇』(人物文庫・1997年)を読みました。 「生きる」ということを問う青春小説。時代の流れの中で、様々な生と死に接し、「生きる」ことをガラス片の輝きみたいに見せます。輝いたり、輝かなかったり。 史実ではないであろう部分が全体をしっかり支えています。同じ作者の作品を読んでみようと思われます。 〈企画'09〉 ☆10,500円で100冊購入・読破・寄贈。 ☆No.002 (あと98冊) ☆費用100円 (あと10,300円)
読了『沖田総司 上』(三好徹) 2009-01-13 18:35:37 | 本の記録 三好徹『沖田総司 上 六月は真紅の薔薇』(人物文庫・1997年)を読みました。企画'09第1弾です。 これまで、なんとなく新選組物は避けてきました。どうも魅力がわからない、との印象。 今回、この本を手に取ったのは“沖田総司”という1人をクローズアップしている作品だったからです。視点が主人公視点というのも要因かな。伝記としてではなく、青春小説的に読んでます。 「下」に続きます。 〈企画'09〉 No.001 (あと99冊) 費用100円 (あと10,400円)
読了『バ・イ・ク』(柳家小三治) 2009-01-10 20:00:00 | 本の記録 柳家小三治『バ・イ・ク』(講談社文庫・2005年)を読みました。 高座でやったものかと思ったら、そうではないらしい。語り口調のバイクエッセイ。噺家さんに興味がないとエピソードが面白くなく感じるかもしれません。 バイクに乗りたくなったってことはありませんが、自転車に乗りたくなった。北海道、行きたいねぇ。体力つけて、富良野あたりをふらふらしたいです。美瑛がよかったから、その先へ。