仕事の帰りに本屋に入った。授業の前に「一塊の土」を全文読んでおこうと芥川を1冊。支払いの時に何か懐かしい感じが。
日中暑かった日の夕方、本屋で1冊の文庫を買う。少し涼しくなった夜、自室で時間を気にせず作者の世界に遊ぶ。中・高時代の生活。
1冊を選ぶのが楽しかった。まとめ買いなんてできないから、選ぶまでも楽しんだ。特に安さ大事だった。
大人になりたかった。新潮文庫・岩波文庫は絶対だった。それはお金を出して買ってよいものだった。家にあってよいものだった。
「名作」「文豪」は大切な基準だった。いずれ読まなくてはならないものだった。
芥川龍之介『戯作三昧・一塊の土』新潮文庫420円、1冊だけ。中・高時代のチョイス。2008年の夏到来の予感。
日中暑かった日の夕方、本屋で1冊の文庫を買う。少し涼しくなった夜、自室で時間を気にせず作者の世界に遊ぶ。中・高時代の生活。
1冊を選ぶのが楽しかった。まとめ買いなんてできないから、選ぶまでも楽しんだ。特に安さ大事だった。
大人になりたかった。新潮文庫・岩波文庫は絶対だった。それはお金を出して買ってよいものだった。家にあってよいものだった。
「名作」「文豪」は大切な基準だった。いずれ読まなくてはならないものだった。
芥川龍之介『戯作三昧・一塊の土』新潮文庫420円、1冊だけ。中・高時代のチョイス。2008年の夏到来の予感。