広田レオナさんの作品。
病んでいる時期に、観た。
なんで病んでる時にわざわざ?
って思うけど、映像で目にすることで
自分の体験も大したことない、
このくらいでしかない、
と客観視したり、軽く片付けたり
したかったのかも。
…でも、それは、逆効果だったり。
内容はポップなんだけど、痛々しい。
抗精神薬と麻薬は似たようなもんだと、
かなり先駆けて伝えていたのだな
と思う。
この作品内で、妊娠したから
処方薬を止めなきゃならなくなった
彼女と、
同じような経験をすることになった。
本当に、ああなるんだなあ、というのが
感想。
でももっと、酷かったけれど。
現実と虚構の交錯、とパッケージに
コピーがあった。
実際は、かなり真実の内容だと思った。
特に、彼女の過去の追想。
性被害の描写は、つらくて
息が詰まる。息がしにくくなる。
過去に怖いことがあった女性は、
信頼できるパートナーが
一緒にいる状況でしか、
観ないほうが良いかも。
または、観ないようにその時は、
目や耳を隠したら良いかも。
または、安定剤を用意して観るか。
ドラッグガーデンに
ドラッグ(安定剤)を持って立ち入る。
…って感じ。