
■MARIB78のもう一つの顔
関西でもハネ(フッコ)のエビ撒き釣り、小バチモードが盛んになってきました。
しかし、バチモードではボラの入れ食いでシーバスのヒット確率は1/10と快適ではございません。
そんなフッコクラスの回遊と活性を読んでシャローのデイゲームに挑みました。
冬場に初めてマリブを使用した際、直感でデイゲームに使えると感じました。
特に昼間の高速リトリーブに効果的だと確信がありました。
最近ではワインドやブレード、シンペンジャーク...etc、デイゲームの新たなメソッドが考案されている。
マリブのポテンシャルも高いもので3つのコンセプトが奏でてくれる。
・ショートピッチスラローム
・レンジキープ
・水平フォール
発展途上ではありますが、バイト多発のパターンを紹介します。
ハンドル2回転ほど高速リトリーブし、脇でグリップを絞る程度のトゥイッチを入れます。
ポイントは食わせの間で、トゥイッチ後のポーズの停止時間にあります。
1、2、グッ、1、2、グッ、1、2、グッ.....と繰り返します。
水中では高速リトリーブでグルグルッとスラロームし、トゥイッチでフワッと浮くように惰性とともに水平姿勢で直進しています。
今回は岸際でトゥイッチで間を入れた瞬間に反転してバイトしてきました。
カラーはホロ系が効くようです。
どうやらリップ付きミノーとシンペンの機能を掛け合せた調和が成し遂げているようです。
従来のミノーでは高速リトリーブのウィグリングは可能だがストップの食わせの間で強いブレーキングが掛かり自然な直進進行ができない。
シンペンでは高速リトリーブのスラロームが困難でストップの食わせの間では姿勢を崩す。
ワインドでは忙しいジャーキングが必要でストップの瞬間にはシンカーが急激に沈む。など、私にとって理想の高速アクションが困難でした。
これから夏に向けて可能性はもっと広がると思います。
潮の流れに合わせてシーバスに見切られないタイミングをつかみながら
他のアクションも研究したいと思います。
やはりMARIB78のリップ下部に何気なく埋め込まれているステンボールには開発者の苦労と隠し技が秘められているようです。
【タックルデータ】
ロッド:Ripplefisher 862M
リール:Newセルテート2500R
ライン:VARIVAS アバニ シーバス マックスパワー1.5号
リーダ:VARIVAS コンパクト ショックリーダー[ナイロン]20ld
ルアー:MARIB78 べっぴんイワシ
フィールド:5/8 武庫川河口
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