Diary of a Madman

Ozzy Osbourne / Diary of a Madman

01. Over The Mountain
02. Flying High Again
03. You Can't Kill Rock And Roll
04. Believer
05. Little Dolls
06. Tonight
07. S.A.T.O.
08. Diary of a Madman

悪夢のようなセスナ事故から今年で27年経ちました。Randy Rhoadsも生きていれば52歳ですか・・・その後の活動を見てみたかった・・・。演奏テクニックは当時の他のギタリストと比較しても、決して抜きん出ているわけではありません。寧ろペンタトニックを使用したフレーズはオールド・スタイルと言えるかもしれませんが、レコーディングで用いられる立体的なギターサウンドは、芸術と呼ぶのが相応しいほど非常に良く錬られているのです。

このアルバムで顕著なのはサウンドの緩急。アコースティックの使用に加え、随所に見られるクリアトーンでのアルペジオは絶妙。さらに曲の雰囲気にマッチしたエフェクトも大変効果的。Diary of a Madmanのイントロをだけでも彼の偉大さが感じられるはず。クラシカルなゴシック風味って例えれば良いのかな・・・こんなの他の誰にも真似できませんよ。

そう言えば、生前のインタビューでOver The Mountainのソロが一番のお気に入りだと言っていました。同感です。

Randy Rhoads - 1956/12/6　～　1982/3/19