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猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

推進運動

2006-03-10 17:34:40 | 
「子はかすがい」というが、猫もかすがいだと最近感じる。

うちは昔から言い争いの絶えない家庭で、夫婦喧嘩も親子喧嘩も日常茶飯である。

お互い言いたいこと言って、後はけろっとしてるので、別に喧嘩してもかまやしないと思うのだが

その内容は実にくだらなく、なければないにこしたことはないとも思えるのだ。

大体、うちの家族の気性として「後に引けない」という人間ばかりなので

売り言葉に買い言葉、途中で自分が悪いと気付いてもなんとか屁理屈こねて言い返してしまう。

これがこじれて大喧嘩に発展するわけで。

しかし、喧嘩の途中で猫が鳴いたりすると母が不意に文字通りの猫なで声で

「たらちゃんは喧嘩嫌いだよね~」などと言うのでなんだか馬鹿らしくなり

そこで喧嘩が終いになったりするのだ。

「大きな声出したらたらが可哀想でしょう!」とか

「たらが困った顔してるよ」とか

別にたらはなんとも思ってないのだろうが、たらにかこつけて喧嘩を終わらせるのだ。

猫が子供より素晴らしいところは、子供はしばしば喧嘩の元になるが

猫は喧嘩の種になったりしないことだ。

だから「猫こそかすがい」と提唱したい。