大阪Lover

徒然日記

花道

2017-05-29 23:29:07 | Weblog
先日の、フィギュアスケート女子浅田真央選手に引き続き、女子プロゴルファーの第一人者、宮里藍選手が引退を表明しました。また一人、稀代のアスリートが戦場を去る決意をしました。
宮里選手は現在31歳。東北高校3年生の時に、プロツアー(ミヤギテレビ杯ダンロップ女子OP)で優勝し、史上2人目の高校生チャンピオンが誕生、翌月にはプロに転校し、史上初の高校生プロゴルファーが誕生しました。
その後は、日本でも、そして世界でも活躍するようになり、2010年には日本人史上男女合わせて初の世界ランク1位の座に就きました。賞金女王のタイトルも、日本、アメリカでこそ取れませんでしたが、欧州ツアーでは獲得しています。米ツアーでのメジャータイトル(全米女子OP、全米女子プロ、クラフト選手権、全英女子OP)こそありませんが、2009年の「エビアンマスターズ」での初優勝を皮切りに、USLPGA9勝、欧州ツアー2勝、JLPGA15勝と輝かしい成績を残しました。

本日記者会見で現役引退を正式に表明したのですが、事前情報として先週から流れていました。宮里選手も、浅田選手と同じで、同じゴルファー仲間から、先輩、後輩問わず惜別の声が多く聞かれ、多くの人に慕われていたことが伺えます。特に、同い年で永きに渡り、日本女子ゴルフ界をともにリードしてきた横峯さくら選手のブログは、本当に感動的でした。

宮里選手が第二の人生をどのような形で迎えるのか、本人しか知る由もありませんが、彼女ならきっとあちこちで引っ張りだこなのではないかと思います。
ゴルフは然程見ない俺ですが、それでも日本中に大きなフィーバーを巻き起こした藍ちゃんが第一線を退くのはやはり寂しいものがあります。
が、プロのアスリートは遅かれ早かれ現役を引退する時がやってきます。それがたまたま彼女にとっては今年だった、というだけのこと。
今シーズンの試合はまだ半分以上残っていますから、今後の活躍に期待しましょう。
本当にお疲れ様でした。

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