石ころ

創造主なる神を信じて永遠のいのちを得られますように

 

はじめに神が天と地を創造された。(創世記1:1)

聖書はこの言葉から始まる。これは神の自己紹介である。人の造り主である神はすべてのものの造り主であり、万物の初めから終わりまでを支配しておられる。
神は宇宙を創造され、地球を最高に住みやすい所として創造された後に人を造られた

 

神は仰せられた。「さあ、人をわれわれのかたちとして、われわれの似姿に造ろう。こうして彼らが、海の魚、空の鳥、家畜、地のすべてのもの、地の上を這うすべてのものを支配するようにしよう。」
神は人をご自身のかたちとして創造された。神のかたちとして人を創造し、男と女に彼らを創造された。(創世記1:26~27)

 

人はそれまでのすべてのものとは違って、神は霊なので霊を吹き込んで、神に似たものに造られ園に置かれた。

しかし初めの人アダムとエバは、神が「食べると死ぬ」と唯一禁じておられた木の実を、蛇にそそのかされて食べた時人は死ぬ者となり、神との信頼関係が損なわれ神が吹き込まれた霊は死んだ。

 

人は創造主なる神に似た者であることが本来の姿であり、神との平和の中で永遠に生きるのが創造の初めの姿である。アダムとエバは、みことばに反抗して罪を知ったときから、神との平和を失い限りある命となって園を追われた。

 

彼らの子孫である人はみな罪を持っている。神の霊が死んでいるので神の愛も、神の義も分からず、みことばに聴き従うことが出来ないからである。罪とは造り主を無視して生きることである。

 

神は、神の形に創造された人を愛して、滅びから救い出すためにひとり子イエスを遣わし、罪をあがなうことを計画された。創造主なる神は罪を憎んでも、ご自分の作品である人を愛しておられるからである。

 

イエス・キリストは処女マリヤから生まれてくださり、人間のあらゆる苦しみや弱さや貧しさも経験してくださった。イエスは罪を犯すことは無かったが、病を知っておられ人の弱さをもご存じで同情していてくださる。

 

また人の死には涙を流された。イエスは人を滅ぼす死を憎み、十字架のあがないによって死からの勝利を与えてくださったのである。もう、死を恐れて泣かなくて良いように・・。

 

この朽ちるべきものが朽ちないものを着て、この死ぬべきものが死なないものを着るとき、このように記されたみことばが実現します。「死は勝利に吞み込まれた。」
「死よ、おまえの勝利はどこにあるのか。死よ、おまえのとげはどこにあるのか。」(Ⅰコリント15:54~55)

 

死ぬことのないイエス・キリストが、人となって死の体を着てくださり、十字架で死んでくださったとき、キリストを信じることで人は死に勝利したのである。

 

弟子たちを育てて、神の救いを世界中に宣べ伝えるように命令され、十字架で人類の身代わりに死刑となって、神の前に罪の代価をすべて支払われていることを、世界中に知らせるように命じられた。

 

キリストは死んだのち墓に葬られ、三日目によみがえり、500人以上の人々に現れて天に昇り、父なる神の右の座に居られる。
今も生きておられ、父なる神に祈りを取りなしていてくださる。それは人の弱さを知っていてくださるからである。

 

キリストが天に昇られたのちに聖霊なる神が来てくださり、キリストを信じる者を助け、その人の霊に住んでいてくださる。
世に生きる苦しみの中で神のことばを導いて解き明かし、力づけて神の似姿に生きるように助けてくださる。

 

信じる者はキリストの平安の中で生きて、それはもう死を恐れる必要のない生き方であり、神に責められる恐れもなく愛に満たされた平和は、世に生きている間も、死んでからもいつまでも変わることはないのだ。

 

十字架のキリストを通して神の愛を知ったとき、人は創造主なる神に信頼してみことばを喜び、その恵みの約束を慕い求めるようになり、聖霊はその願いを叶えて神を知ることを助けていてくださるのである。

 

「神は人の信仰の中に来てくださるのです。それは信頼関係なので創造主を否定するなら、キリストの十字架の死もその人には無益になってしまうのです。

あなたの創造主である神を知って、あなたを愛して十字架で死んでくださったキリストを信じ、プレゼントしてくださった滅びることのないいのちを受け取って、永遠への備えをしてください。」


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