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石ころ

今日の歌(2024.09.30)

 

刈り取らる畦の無粋に曼殊沙華

 

待つ人の無きつゆ草はただ群れて うるうる仰ぐ鈍色の空


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コメント一覧

ムベ
デ某さんコメントありがとうございます、

デ某さんは音楽には博識でいらっしゃいますね。
曼殊沙華あの華麗で真っ赤な花には、彼岸花と呼ばれる死の影が付き纏っています。血の色に地を染めて、緑の葉を纏わない花は田舎の墓地にも多く咲いて、死人花と呼ばれたりします。
戦地と化した焼け野原に曼殊沙華が真っ赤に咲いている様子が浮かびます。

田も畦も綺麗に刈り取られた後に我が世の秋と群れ咲きます。刈り取られても次々と芽が出て咲く強い花です。
この句をアップしてから、本当に言いたいことの的を射てはいないと感じていました。でも、デ某さんにお話を聞かせて頂いたのでアップして良かったです。コメントありがとうございます。

つゆ草が朝日射す地に露を溜めてうるうると光っていたのです。どんどん悪くなって行く時代に、イエスさまの悲しみを映しているように思いました。
私は83年も生きていると、その心はもうしたたかの塊みたいなもので、ちっとやそっとでうるうるすることは無いので、その分花や鳥にうるうるを描いてしまいす。
デ某
> 刈り取らる畦の無粋に曼殊沙華

曼殊沙華には いつも 奈良在住の作曲家 尾上和彦さんの組曲「野の花」を想います。
1. 曼殊沙華 2.撫子 3.向日葵 4. デイゴ 5.野の花
"曼殊沙華" の冒頭は『爆音にふるえ咲く曼殊沙華』… 戦禍の野に咲く花。

刈り取られる畔の無粋。
雑草であれ何であれ ごっそり刈り取られる光景には
時に 魂が魂が刈り取られるような心のいたみをおぼえます。
戦禍の只中ならずとも 世界に思いを馳せ 無粋にして無慚!と。

> 待つ人の無きつゆ草はただ群れて うるうる仰ぐ鈍色の空

つゆ草。拙庭にも咲いています。
朝 水遣りをするとき…
花梨の樹の根もとを とり囲むように咲くつゆ草の青が心地良いです。
歌には「待つひとの無きつゆ草」と。
幸い拙庭では 私が待ち つゆ草もまた私を待ってくれます。
「うるうる仰ぐ鈍色の空」と? どうされたのでしょう…。
夕刻には 漸く!のように涼しい風が吹くようになりました。
ムベさんのお心が晴れますよう 心よりお祈りします。
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