先の事どもを思い出すな。昔の事どもを考えるな。(イザヤ43:183版)
聖書には理解できないことばが時々出て来るが、その意味が分かると深く納得することがある。初めてこのみことばに出会った時やはり意味がわからなかった。まだ経験していない先のことをどうやって思い出すのか・・と。
しかし、人は昔のことを思い出して先のことを決めつけたり、思い込みによってもう分かっていると思ってしまうのである。
それによって主が準備してくださった、真っ新な明日に飛び出して行けなくなるのだ。
誰もまだ明日を経験しておらず、明日を知らないので、生きることはダイナミックであり、飽きることが無いのだ。
良き方である天地創造の神に、日々に新しい命を備えられて生きている者は、幾つになろうとも明日という冒険が待っており、今日が新鮮な望みが満ちているのである。