バカ政がゆく

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『オレじゃねぇ~』・・・4  学校に来ないでほしい

2018-02-18 10:11:45 | Weblog
ある日の放課後、教室に行くと教壇机の椅子に座って担任教師はオレの来るのを待っていたようで、
「政義君チョッと」と呼ぶんだ。
机に前に行くと
「君がいると他の生徒に悪い影響を与えるので学校に来ないで欲しい」

詫びないこの教師(達)とは話すこともないので教室を無言で出て以後登校はしなかった。

教師たちの間違い、英語教師の勘違いで、寄って集って脅し文句を並べ罵倒し、それが人違いだったと知って
「君ではなかった」の犯人特定報告で済むことか?

先頭切っていたチビの3年4組中畑って教師、事の発端の英語教師、」そうして担任、誰一人として詫びない?

なんで詫びず

「君がいると他の生徒に悪い影響を与えるので学校に来ないでほしい」なんだぁ。

『こねぇ~よっ』


家でタバコを吸い時に酒を飲んでいるところに蕎麦職人の兄貴が来て
「お前、学校は?」
「来るなって言うから行ってねぇ」

そう言うと布団一組丸めて、乗って来たライトバンの後ろに押し込み
「おい、乗れ」連れていかれた所は、兄貴の勤めている蕎麦屋『東屋の支店。
閉店した店に入るとファイテング原田のタイトルマッチがモノクロテレビで流れていたのを思い出す。
しょっとしたら青木勝利の試合だったか、兎に角ボクシングの試合だった。

それから卒業式後まで住み込みで働いていた。
中学3年生がよ。

卒業証書も悪ガキ仲間が職員室に呼ばれ戸の隙間から丸めた卒業証書を差し出して
「政義君に」って渡されたと届けてくれたが、それは直ぐ破いて調房の洗い場で燃やした。
卒業アルバムも捨てた。

社会人になって、冬の釧路川上流にイトウ釣りに行った時頭上を大きな首の長い鳥が数羽飛んで行った。
何という鳥なのかわからないんだ。

それは白鳥。
同行の者に「白鳥も知らないのかよ」

白鳥と言う鳥は知っていたが、北海道の釧路に居るなど知らなかった。

列車に乗って空知、石狩、道南地方を通った時に、なにやら茶色の草が畑に生えていて
前の席に座っていたオバちゃんに
「あれなんです?」

「お米でしょ、稲。あんた知らないの」

義務教育の間、意識してなくても身を守る殻に入り込んでいたって事を知らされた。
まだまだたくさんあつたよ。
極普通に知ってなければならない事が。


それからオレの学校は“書店”で教師が“本”になった。

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