ALLESKLAR

BOOWY・ヒムロック・ホテイを中心に、私の思ったことを自由気ままに書いていきます・・・φ(`・ω・´)φ

カブトムシ

2005-08-03 | いろいろ
昨晩(と言っても、日付け的には本日)は、バイトから12時半近くに帰宅したのですが、玄関の前で意外なモノを発見してしまいました

そうなんです何故か私の部屋のドアの前にカブトムシがいたのです(笑)
子供の頃は当たり前の様に虫と親しんでいた私は、深夜にも関わらず、家にも入らずにカブトムシをまじまじと観察
思わずケータイでカブトムシをパシャリパシャリと撮ってしまいましたよ(笑)
私の実家の方ではカブトムシなんて珍しくもないのですが、東京のコンクリートジャングルの中にもカブトムシがいるんだと思って、驚きましたね
でも、コンクリートの地面はカブトムシには不似合いです
どこで樹液を吸ってるんだろう、、、なんてカブトムシの食生活の事まで心配してしまいましたよ
私の実家の方では、私が子供の頃の話なので十年近く前ではあるのですが、明け方に森や林に行くと、必ずカブトムシやクワガタが木にとまって樹液を吸っていましたし、学校の花壇などの腐葉土を掘り返せば、カブトムシやクワガタの幼虫がウジャウジャいました。更には、カブトムシやクワガタが家の網戸にぶつかってきたり、家の中に入ってきたり、、、というのもしばしばだったのですが、東京ではデパートで昆虫を売っていると聞いてビックリしましたよ(゜o゜)
しかも、最近はアトラスやヘラクレスだの、外国の大きいカブトムシが人気だと言うじゃないですか
私は、何にしても基本的に外来種は嫌いなので、日本の生態系が崩れてしまうのではないのかと、気が気ではありませんよ
ただでさえ在来種って、外来種に比べて弱いと聞きますからね・・・
一時期話題になった、皇居のお堀が良い例ですよね。
心無い人が放したブラックバスやブルーギルによって、在来種の魚が食べられてしまい、生命力並びに繁殖力のの強い、前述の外来の魚が皇居のお堀を我が物顔で泳いでいた(かどうかは知りませんが…)と言うじゃないですか
虫の話をしていたはずなのに、いつの間にか魚の話に。。。
何とも支離滅裂な話ですね(-_-;)
しかし、私がここで危惧する事は、この様な事態が人間にまで及んでしまわないかと言うことです。既に及んでしまっているという節は多分にありますが、欧米的生活に押されて、日本の伝統的文化が消えてなくなってしまうという事だけは何としてでも避けたいです。ここからは正に、柳田國男の民俗学の世界ですが、風俗習慣などの失われつつある文化を、無形文化財として保存し、後世に伝えていく事がとても大切だと思います。失われてしまってからでは遅いのですよね。形があるうちに残しておかないと、数十年、数百年後の日本人には日本人としてのアイデンティティーというものがなくなってしまうのではないかと、心配になります。
やはり、動植物にしろ、人間の文化にしろ、長い年月をかけてその土地(国)に根付き独自の発展を遂げてきたモノが、その土地に一番適しているのだと思います。
私の考えは一部排他的ではありますが、絶滅の危機に瀕している在来種がごまんといる事は見逃せない事実ですし、近い将来、日本文化は疎か日本の心を持った日本人諸共、絶滅の危機に瀕しているなどという事がないのを心から祈ります