勉学励

長らく更新していなく、ブログのIDを忘れたので作り直し。
趣味は建築環境工学、日本・西洋建築史、歴史、日本仏教、鉄道。

日本の裏側からの帰国

2017-12-07 16:24:56 | 日記
お久しぶりでございます。
卒論が大詰めの山場を迎えており、ブログを更新することも忘れていたわたくし...。
しかし、休憩中に「やはりこの記事はどうしても書きたい!!!」と思い、ひと段落したので書くことにした。

2016年の7月11日、アルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄B線の主力車として使用されてきた元丸ノ内線500形が約20年ぶりに日本へ帰ってきた。
この車両は、1990年代に当時の営団地下鉄が500形を廃車にするので中古販売をしたところ、アルゼンチン地下鉄が名乗りを上げて買取り、船で地球の裏側へと旅立っていった。
情報によると、ブエノスアイレス地下鉄B線に譲渡された500形は非冷房でかつ老朽化がかなり進行してきているとのことで、マドリード地下鉄からCAF6000を買い取り、その玉突きで廃車が進んでいるらしい。
横浜市の大黒ふ頭にて陸揚げされたのち、東京メトロの中野車両基地まで陸送されたあと車両基地で大規模な修繕・修復を受けて、先月27日に報道陣の前にきれいな姿をみせて帰ってきたのである。

南米から東京に里帰り! 地下鉄丸ノ内線「500形」を復元


見事に修復修繕されたピカピカの赤い車体に白い白線上にあるサインカーブ...
「赤い貴公子」が丸ノ内線に蘇った瞬間である!!
このニュースを見ているとき、私は鳥肌と興奮を抑えきれなかった。
私は500形に乗ったことが残念ながらない。(私が初めて丸ノ内線を使用したときは、もう後輩の02系に置き換わった後だった)
しかし、こうした形で500形と初めて"出会える"ことはたいへん感慨深い。

500形の帰国を心から歓迎するとともに、末永く大事にされ、美しい姿で残していってほしいものである。


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1 コメント

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丸の内線500型 (浜野巌治)
2017-12-07 20:38:36
もはや遠い世界になってしまって記憶が定かでありませんが、昭和46年、東京へ転勤したころは丸の内線はたいへんお世話になりました。赤いボディの色が今も鮮明です。
そうですか!鉄道を愛する方々には昔の友に再会したような、しばらく会っていなかった愛犬との出会いのように感動的な再会なんですね。あのころは冷房も入っていなかったような・・・間違いかな?ありがろう!!!

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