最愛の母が永遠の眠りについたのが一年前の今日。
あの日から一年がたってしまいました。
ある朝突然倒れた母。
急いで駆け付けた時、かろうじて意識を取り戻したけれど
もう身体の自由がきかない状態に。
麻痺してないほうの手を一生懸命伸ばし
発することができない声で何かを必死に伝えようとしていた母。
それが母の瞳をみた最後となってしまいました。
そして一週間後、母は眠るように逝ってしまった…。
あの時、私に何を言いたかったのかな?
それがずっとずっと気になっています。
一年前は桜が満開になったのも
桜がすっかり散って季節が変わったのも気付かなかった。
これからは桜が咲くたびに毎年、母を想い切なくなるんだろうな…。
実家の庭では今年も春の花が咲いています。
子供の頃からずっと、この季節の色づいてくる庭を
見るのが大好きでした。
手入れをしていた母がいなくなってしまったけれど
姉の頑張りのお陰で今年もきれいな花壇を見ることが出来ました。
月日の経過とともに、母の話をたくさんできるようにもなりました。
でもまだ母と似たような女性を見ると
やっぱり駄目で時々涙ぐんでしまったりします。
いくつになっても、あなたの娘は泣き虫のまんまです。