猫の日ですが、悲しいお話しなので、嫌いな方はスルーしてください🙇
今日の午前中、私は保護猫カフェでお掃除をしておりました。
午前１０時半頃、「庭で猫が倒れている。息はしているようだがどうしたらいいか」とのご相談。
年金生活の方で、お金は出せないが、何とかして欲しいとのこと。
お掃除を他の方にお任せして現場へ。
そこには、黒白の大人猫さんがピクリともせず倒れていました。
ですが息はあります。
慌てていて何も持たずに来てしまったので、相談者さんにいらないタオルを下さいとお願いしたら、洗い立てのとてもキレイなタオルを下さいました。
抱き上げても抵抗せず、なすがまま。
普通元気な野良猫さんなら大暴れです。
それだけ深刻な病状でした。
いつも私の車には大判のウールストールが積んであり、それをベッド代わりにして、信用できる動物病院へと運びました。
先月亡くなったうちの子うたと体の状態が酷似していました。
全身が堅くなり、顔を下に突っ伏してしまうのです。
何とか車を運転しながら息ができるように横を向かせ続けました。
病院に着くと、息は無く心臓も止まりそうでしたが、病院の先生とスタッフさんが五人がかりで蘇生させてくださいました。
しかし数時間後、亡くなったとの連絡が。
暫定名、バロくん。
チェンバロみたいに黒い部分が多い黒白の猫さんだったので、病院で名前が必用なため名付けました。
猫エイズ陽性、おそらく彼の命を奪ったのは腎不全による脱水とのこと。
バロくん、もっと静かに逝きたかったかな、それともたくさんの人たちが一丸となって君を生きさせようようとしたことが嬉しかったかな、どっちかな…
本日は猫の日。
その日に亡くなったバロくん。
いつも私は正解がわからない、愚鈍な人間なのです😢
バロくん、安らかに🙏💕
