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若年性乳がん(トリプルネガティブ)の経験と今思うことを綴る。

幼い子供3人の子育て中に若年性乳がん発症「生きてるだけで丸儲け!」の私がその経験と今思うことを綴っています

10歳の長男

2013-09-04 22:33:09 | インポート
私が、病気になった時、長男は年長さんでした。


手術のため、 病院に一週間、入院することを、三人に話した時


次男が、号泣しました。

それにつられ、長男、三男も、泣き始めました


もちろん、私も号泣。


今でも、その場を思い出すと、涙がでます


でも、子どもたちが、私の病気で泣いたのは、その一回だけ。



まだ、 小さかったから、

ガン!!が、どういう病気が知らなかった。


ことが、今思うと、幸いでした。



抗がん剤治療で、髪がすべて抜け落ち、坊主の私に、

何も違和感を覚えなかった子どもたち。

もしかしたら、 何か思ったり、感じていたかもしれないけど、

私には、普通に過ごしていた


その子どもたちが 普通に接してくれたおかげで、 私は、普通の母でいることができた。

笑っていれた

と、思う



10歳になった長男。


もしあのとき、長男が、10歳だったら、

違っていただろう



ガンになったこと、

それはならないにいいにきまってるが、


でも、もし人生で一度、ガンになるなら、一番最適な時期に、ガンになっただろう


少し早ければ、 私は、結婚してなかったかもしれない

子どもをもてなかったかもしれない



少し遅ければ、 子どもたちを傷つけていただろう


迷惑をたくさんかけただろう


抗がん剤を続けれる体力がなかっただろう



そう、思えば、思うほど


人生で一番いい時期に、ガンは、私の体にやってきた



さらに、色々、教えてくれた。


あの時だから、 それを体や心が受け入れることができた。