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ミンクス室内オーケストラ

1986年に結成されました。常任指揮者に、松岡究氏を迎えモーツアルト、ベートーベンなどの古典を中心に演奏しています。

アザレアのまち音楽祭2007

2007-05-17 12:01:35 | 団員関連の演奏会

アザレアのまち音楽祭は今年で25周年を迎えます。

オープニングコンサートの後、記念式典が盛大に催されました。

地方都市でこのような音楽祭が継続されることは素晴らしく、多くの方が音楽を身近なものとして楽しむという本当の意味での音楽文化を作り上げられました。

市民の方々が運営し、また民間企業がプレゼンターになるなど、一般の方々の参加による音楽祭ということは特筆に価します。

ミンクスはもとより、数多くの音楽家を育てることでもその功績は測り知れません。

ミンクスの団員もこれから個人的なリサイタルをさせていただきます。

どうか大勢の方々にお越しいただきたいと思います。

団員関連の演奏会をご紹介させていただきます。

開会式典とオープニング・コンサート
 アザレア室内オーケストラ演奏会

http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/0513.htm

5/27(日) 鳥取オペラ協会自主事業
親子で楽しむオペラ入門(お話とオペラ)
オペラ「アマールと夜の訪問者」

http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/0527.htm

6/6(水) 
杉山清香クラリネット・コンサート
ピアノ/古川浩美

http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/0606.htm

6/9(土) アザレア弦楽四重奏団演奏会
1st.Vn伊藤 明  2nd.Vn井上 志保
  Va山根 裕子   Vc原田友一郎

http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/0609.htm

6/17(日) 

アザレア・ミュージック・ファクトリー
~稲田真司と仲間たち~
フルート:稲田真司/ヴァイオリン:曽田千鶴/ファゴット:木村恵理/ピアノ:三浦芳男

http://kura-azalea.hp.infoseek.co.jp/0617.htm


演奏会の新聞紹介記事

2007-04-21 13:22:34 | 演奏会のご案内

初夏。大山は緑一色に染まり、街にはアザレアの花が咲き誇ります。新しい命に溢れて、鳥取県は一番すがすがしい季節を迎えようとしています。

ミンクス室内オーケストラ演奏会、アザレアのまち音楽祭のオープニングコンサートは素晴らしい季節の始まりを告げるようにいつも5月初旬に開催されます。

ミンクスはアザレアのまち音楽祭の多大なご支援を受けており、音楽祭オープニングコンサートには感謝をこめてアザレア室内オーケストラとネーミングを変えて出演します。

今年度はこの季節にふさわしい、若さ溢れる三人の方をゲストとして迎えます。

鳥取県ではもうすっかりお馴染みの名ソプラノ、松田(恩田)千絵さん(米子公演)、そして寺内智子さん(アザレア公演)。

鳥取オペラ協会発足以来お二人共に数々のオペラで素晴らしい歌声を聞かせていただき急速に県民の皆さんに知名度が高まりました。また数々のコンクールにも入賞され、名実共に鳥取県を代表するソプラノとしていろいろなステージに引っ張りだこの忙しさです。歌ってくださるのは、モーツアルトのモテット、踊れ喜べ幸いなる魂よ。私たちの年代の音楽ファンの方には、映画オーケストラの少女で、可憐な主人公が歌う、アレルヤ、といったほうが分かりやすいでしょうね。ソプラノの技巧がたっぷり楽しめる名曲です。

もう一人は、小谷郁美さん。、倉吉出身、桐朋学園大学院修了。多くのコンクールに入賞され、サントリーホールのコンサートに出演されるなど、今伸び盛りの若きピアニストです。米子市の皆さんには澤カルテットとの共演での素晴らしい演奏がまだ耳に残っている事と思います。ベートーベンの3番のピアノ協奏曲を演奏してくださいます。1番、2番のフレッシュな音楽に次第にベートーベン特有の音楽の深みが加わり、円熟味が漂い始めるこの曲を若きピアニストがどのように演奏するか、楽しみです。

そしてメインはベートーベンの8番の交響曲。運命、田園、7番、とさまざまな苦悩からくる精神的な深みを増していった後、ふっと彼本来の音楽の喜びを思い起こしたような、抜群の完成度と明るさをを持つ交響曲です。

歌、ピアノ、そして交響曲。もちろん素敵なデザートのアンコールも用意された、ちょっと贅沢なコース料理のような演奏会。

お楽しみいただけると思います。


アザレアのまち音楽祭2007           ミンクス室内オーケストラ米子公演

2007-04-10 13:15:00 | 演奏会のご案内

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ミンクス室内オーケストラは、アザレアのまち音楽祭の全面的な支援を受けており、音楽祭出演のときは感謝を込めてアザレア室内オーケストラとネーミングを変えています。

ミンクス室内オーケストラ米子公演は

5月12日 (土)  午後7時から 米子市公会堂  

ソリストは

恩田千恵さん(ソプラノ)

小谷郁美さん(ピアノ)です。

こちらもぜひお越しください。


鷲見三郎顕彰事業

2006-12-06 16:47:28 | 演奏会のご案内

今年度はミンクスのクラリネット奏者杉山清香さん、倉吉出身のピアニスト 小谷郁美さんとSAWA QUARTET の共演です。

昨年 一昨年と、日本を代表する弦楽四重奏団 SAWA QUARTET と地元奏者の共演が大きな話題を呼びました。

これまで地元奏者がこのような超一流の演奏家と共演することなど考えもつきませんでした。 

東京などでも、相当名のある演奏家でなければ共演することの出来ない演奏家の方々です。

これまでやはりミンクスのフルート奏者 稲田真司さん、 島大でも教鞭をとられる野坂智子さん、芸大大学院で学ぶ中ノ森めぐみさんが共演され、大きな感動を呼びました。

今年度もまた同じような素晴らしい演奏会になるものと思います。ぜひお越しください。


次回の演奏会

2006-05-26 16:52:55 | 演奏会のご案内

次回は、、、なんと コシファンです。

なんと、、、というのは まあいろいろな意味があります。

やったことがない、、、、 

そんなにやった曲が多くないので、とりわけ問題ではないが、大いに問題、、、、まあなんでも大変という意味です。

でも誰に聞いても、モーツアルトの中では一番難しいとか。 

うん序曲からしてめちゃ早くて大変。 まあでも一度澤先生の振っておられるオケで弾いてみた感じでは、なんとかなりそう。

長い、、、3時間くらいは十分かかる。 これをダブルキャストのリハをやると6時間くらいは弾きっぱなし。 つらい、、、

何しろ話の内容が、もう、、、 大概のことなら、何とかへ理屈つけて、さすがモーツアルト、  とかごまかせるんだけど、、

なにしろパトロンのお殿様がフィガロを見て、結婚前の女の子が別の男の子を部屋に連れ込んでると思った伯爵が叫ぶ ”女は皆こんなものさ、、というせりふが痛く気に入り、

これこれ!! このせりふをもとにオペラ作ってくれんかい。

えーーー??  でもーー、、、やっちゃいましょうか。 

というのりで作った、女はみな浮気者さ、、というオペラだから

う○こ、う○こ と叫びまわるときと同様 こいつはあほか、、という以外にかばいようがない。

もう開き直って とことん、しっちゃかめっちゃかににやるのか、 それとも何か無理やり意味深なものをこじつけて 

神様はあなたのためだけに特別な女を作ることはないんだよ。

(ありのままに全てを受け入れて愛しなさい、ということか?) という最後のせりふなどを生かすのか、、、

演出の中村先生しだいですね。 この点は楽しみ。

11月 4日(土) 5日(日) カウベルホールにて

ぜひお越しください。


モーツアルト レクイエム

2006-03-20 00:01:37 | 音楽

音楽が音楽に別れを告げる時の悲痛な叫び、、、、、

小林秀雄がその名著”モオツアルト”に書き綴ったこの文章ほど、この曲の真実をあらわした言葉を私は知りません。

モーツアルトの音楽に関して、様々な研究が進み、彼を取り巻く様々な事実は明らかにされてゆきました。 

しかし、それらの事実がいかほどのものでしょう。 

真実はいつでも人間の心の中にあります。 偉大な評論家の心にはあらゆる事実をこえてこの真実の言葉が浮かんだのです。

モーツアルト35才。 

このころ彼の作った曲は、全ての様式、形式をこえ、音楽そのものがそこに存在するだけという、まさに神の言葉の領域に達しています。

同じく小林秀雄書き綴った文章 

モーツアルトはかなしい。 モーツアルトのかなしさは疾走する。 涙がついてゆかない、、、

と言い表した弦楽五重奏はまさにこの時期の作品であり、このころ作曲されたピアノ協奏曲、交響曲もまた、涙はその音楽を追うばかりです。

疲労と困窮の中で、名作魔笛を含め、月に30曲以上も作曲をするという多忙。 彼の中にあふれかえる神の音楽は、彼の肉体の限界をもう超えようとしていました。彼に死因は過労死であったろうともいわれています。

そんなある日彼のもとに、黒尽くめの異様な身なりをした使者が現れ、死者のためのミサ曲、レクイエムの作曲を依頼します。

彼はこれが自分に対する死の使いであることを直感します。今となればこの使者がだれであったかの事実は明らかにされています。 しかしそれもまたどれほどの意味があるでしょう。 彼は真実それが死の使いであったことを感じ取っていたのです。

これは僕のためのミサ曲なのです。  僕はどうしてもこれを完成させなければいけません。 そう書き残した彼は、最後の力を振り絞って作曲を続けます。

天地が裂けるような慟哭の響き。 彼は自分の死にそこまでの慟哭の叫びを上げたのでしょうか。 

死は長い間僕の友人です。 死ぬことは少しも恐ろしくありません。

 ずっと若いころ彼はそう書き綴っています。 

そして死のわずか2ヶ月前、天国の音楽とも思える、平穏に満ちた名作、クラリネット協奏曲を書き残しています。 このレクイエムが作曲されたのは死の恐れも何も感じさせない美しい音楽を作り上げたわずか2ヵ月後のことです。

私には、悲痛な叫びを上げているのは、音楽、音そのものとしか思えないのです。

天に、地に、この空間に、宇宙にあふれる音という音が、自分自身を、この上なく美しく響かせてくれたモーツアルトとの別れに、慟哭の声を上げているのです。

残されたわずかの力を振り絞り、作曲を続けるモーツアルト。しかしその命はついに、”涙の日” まで作曲がすすんだところで尽き果ててしまいます。

涙の日の自筆譜の最後に見られるしみ、、、 彼自身の涙のあと、、、といわれています。

絶筆となったこのレクイエムは、モーツアルトの残したスケッチをもとに弟子ジェスマイヤーの手により完成されます。

演奏をしていて感じます。 ジェスマイヤーの完成した後半は明らかにそれまで慟哭の叫びを上げていた音たちは沈黙し、安らかな死を迎えたモーツアルトの平穏な心が表れています。

幼いころから旅に明け暮れ、その才能ゆえに決して安らぐことなく人々に神の音楽を伝え続けた、モーツアルトが、いまやっと穏やかな死を迎えたのです。

彼の死を悼む大勢の人々は、城門までしか、彼を送ることが許されず、共同墓地に埋葬されたお墓の所在はいまだに明らかでないとも言われています。


アマールと夜の訪問者

2005-12-19 16:51:09 | 演奏会のご案内
鳥取オペラ協会の公演

クリスマスの時期にはふさわしい とてもかわいいオペラです。

キリスト誕生のときお祝いにかけつる途中の三人の東方の王様が途中で寒さにくじけて、
小さなあばら家に立ち寄ります。

そこには足の不自由な男の子と、お母さん。
貧乏でもう食べるものもないけど、無邪気な空想好きの男の子アマール。
お母さんはけなげに女でひとつで一生懸命育てますが、

お金に困って羊は売ってしまったし、
ミルクをくれていた黒いヤギは年をとって死んでしまった。 
もう明日食べるものもないんだよ、、、、

いいよおかあさんなかないで 僕はジプシーのように お母さんは道化師のように、町から町をまわろうね

ノックして突然現れる王様三人

二人とも王様三人にびっくりして、それでも村の人たちも集めて一生懸命もてなします。

王様の持ってるのは宝箱。
生まれてくるキリスト様へのお祝いの品。

金貨もあるし、いろいろな不思議な魔法の道具もあるよ。
ほーら僕にはあめ玉を上げようね。

ねえ僕の足をなおす不思議な石ってないの、、、

寝付いてしまった王様、、、、お母さんはアマールのために少しだけ金貨をもらおうとこっそり手を伸ばしますが、従者に見つかってしまいます。

 なんて恥知らずなー!!! 叫ぶ従者。

アマールは一生懸命お母さんをかばいます。

盗んだのは僕だよ  
お母さんをいじめないで、、、

優しい王様  
いいよ いいよ 金貨は上げようね。
今夜生まれてくるその子には、金貨なんて要らないよ、
世界中の人を幸せにしてくれる人だもの。

ああその人を私たちも待ち望んでいた。
そんな人なら、私に何かあれば何でも差し上げるのに、とお母さん。

ねえお母さん僕の作った杖を上げようよ、きっと喜んでくれるよ、、、、
だめよ!その杖はお前の大事な、、、、、、

そのときアマールに奇跡が起こります。



えーっとなんと言ったらいいか、クリスマスの夜のとっても素敵な物語。
音楽もとってもかわいくってきれい。

サウンドオブミュージック と アラビアの蛇使いと、アラビアダンス トルコの軍楽隊と プロコフィエフ とクリスマスキャロルと 牧歌 と いろいろを混ぜ合わせると、こんな感じになるかなー

ミンクス全員は出れないので今回は代表して何人かが鳥取オペラ協会弦楽アンサンブルとして出演します。


アマールと夜の訪問者。  メノッティー作曲

琴浦町カウベルホールにて
2005年12月23日
午後2時  午後6時30分 の二回公演。
入場料は3000円

山本喜三作曲の

運のいいロバ

も演奏されます。

指揮 松岡究  演出 中村敬一

        (昼)        (夜)

アマール 恩田千絵    野津美智子
母     鶴崎千晴    小椋美香子
王様 従者   加藤耕一    松本厚志   山田康之  西岡千秋   

バイオリン 吉田明雄 (ミンクス室内オーケストラ)
        釈伸司  (元テレマン室内管弦楽団コンサートマスター)
      
        曽田千鶴  (ミンクス室内オーケストラ)
        宮崎万理 (桐朋音楽大学卒業、江藤俊哉コンクール2位)

ビオラ    高田明日香 (ミンクス室内オーケストラ)
        北山三枝子 (作陽高校音楽科講師)

チェロ    須々木竜紀 (ミンクス室内オーケストラ)
        山岸孝教  (元テレマン室内管弦楽団)

コントラバス渡部琢也  (ミンクス室内オーケストラ)

オーボエ  古川雅彦  (ミンクス室内オーケストラ)

 

        
 


鷲見三郎顕彰事業

2005-12-15 12:06:53 | 音楽
今年度の鷲見三郎顕彰記念、弦楽の響きコンサートは新春早々の演奏会になりました。
新春にふさわしい、地元の若きピアニスト中ノ森めぐみさんと、日本を代表する弦楽四重奏団SAWA QUARTET の共演です。
鷲見三郎氏は米子市の生んだ偉大なバイオリンの指導者。数多くの名バイオリニストを育て上げられました。現在活躍する日本のバイオリニストで鷲見氏と関連を持たない人を探すのはきわめて難しい、といっても過言ではありません。米子市ではその偉大な業績を顕彰するため、氏の育てられた著明な音楽家を招いてのコンサートを行っています。
今年度あわせて行われるジュニアオーケストラの演奏会の指導には、長岡京アンサンブルの主催者として有名な森悠子氏が指導者として加わっていただくことになりました。
さて、近年は地元の演奏家と、鷲見氏の育てられた著明な演奏家との共演によるコンサートを行ってまいりました。安部可菜子氏と澤和樹氏の共演、野坂智子氏、稲田真司氏とSAWA QURTETの共演は何れも、地元の音楽ファンに大きな感動を与えました。
鳥取県でも優れた演奏家が沢山育つようになりましたが、このような超一流の演奏家との共演は、米子の音楽ファンや、これから音楽の道を目指す若い子供たちに大きな夢を与えてくれます。
今年度登場する中ノ森めぐみさんは米子北斗を卒業後、東京藝術大学で学ぶ新進のピアニスト。すでに数々のコンクールでの入賞歴を持っておられます。平成17年5月にはミンクス室内オーケストラと共演されシューマンのピアノ協奏曲を演奏され地元の音楽ファンに大きな感動を与えて下さいました。
SAWA QUARTET は東京藝術大学教授でバイオリン奏者の 澤 和樹氏の主催される日本では最も有名な弦楽四重奏団のひとつです。ファーストバイオリンの澤 和樹氏はもとより、デュオハヤシとしての活躍でも有名なチェロの林 俊昭氏などこれほどの著明な演奏家が集まっての弦楽四重奏は国内では他に類を見ません。
昨年度の演奏会では澤氏のお人柄もあいまって、アンコールのときなど、客席と一体となった暖かい演奏会になりました。
今年の演奏会は。モーツアルト:弦楽四重奏曲変ロ長調 狩 ラベル:弦楽四重奏 シューマン:ピアノ5重奏曲が演奏されます。
今回のチケットの裏面には、お越しの皆様のお名前をいただけますようお願いをしております。 米子市の音楽文化を担当する文化ホールでは独自の鑑賞団体や会員を持っておりません。皆様が連絡先としてお名前を書いていただければ、文化ホール主催の安価で、ハイレベルな演奏会のご案内を差し上げることが出来ます。安定した集客が望めるようになれば様々な演奏会の企画が可能となり、音楽ファンの皆様の大きなメリットとなると思われます。 ご理解のうえ、どうかお名前を書いていただきますよう、お願いいたします。


5月のアザレア、米子の演奏会

2005-12-13 20:32:03 | 演奏会のご案内

来年の演奏会は

モーツアルト レクイエム

ハイドン     時計

に決定しました。

5月6日  6時30分より 米子文化ホールにて
5月7日  2時より 倉吉未来中心にて

練習は
3月11日 (土) 6時より
  12日   
4月30日
5月5日

がんばりましょう。


ミンクスの活動に対して県教育長賞

2005-11-25 16:11:42 | アート・文化
計羽先生、山本喜三先生が、

ミンクスのハイレベルな音楽活動

アザレアのまち音楽祭での演奏活動。

オペラ活動

第九合唱団との共演による宗教曲の演奏

国民文化祭 鳥取 福井 におけるオペラ演奏

などを評価してくださり、私に代表として県教育長賞を受けるようにと推薦してくださいました。

私個人にではなくてミンクスの代表としてなら団員、アザレアのまち音楽祭、オペラ関係、第九合唱団、全ての方々への顕彰となると思い推薦をお受けした所、授賞が決まったそうです。

 12月22日 県庁で皆様を代表して賞状を頂いてまいります。

 全ての皆様に厚くお礼申し上げます。  


奥様女中

2005-10-18 21:10:33 | 音楽
未来中心満席のうちに,好評を博し終了。
県知事も挨拶に見えられ盛大でした。 文化に重きを置かれる姿勢に感激。

奥様女中、恐れ多くもダブルカルテットで釈さんとファーストバイオリンを共演させてもらいました。  とんでもないことだわ、、、、

ダブルカルテットて大変ですね。 音程、弾き方ぴったり合わなければ、どんなに釈さんがきれいに弾かれても、ピアノの弦の2本が音程が狂っているようなもので足をひっぱってしまう。おまけにソリストはじめ回りは超一流の音楽家ばかり。

釈さんくらいになると、ピタゴラス、ミーントーン 純正律 自由自在に使い分けられる。 もうたださえ音程の悪い私が合わせるのは大変でした。
一つ一つの音の高さを必死で覚えこむ、、、。イントネーションも、

でもすごく勉強になりました。 
アマールでもう一度ご一緒していただける。 近代曲になったらどんな音律で弾かれるんだろ。 どうしたらいいのやら

贅沢贅沢。


祝祭オーケストラ鳥取

2005-10-05 16:39:14 | 音楽
演奏会終わりました。
がんばるメンバーの方々の写真、フォトアルバムでご覧ください。
ミンクスのメンバーもプロの音楽家の方々に一歩もひけを取らずに演奏されました。


鯖江市でのポラーノの演奏会

2005-10-05 11:31:02 | 演奏会のご案内
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10月1日2日とはるばる鯖江まで練習に行ってきました。
いや遠いわ、、、、
でも皆さん本当によくしてくださって、お弁当の世話から舞台のことまで至れり尽くせりでした。 鯖江の皆様本当にありがとうございました。
初めてオーケストラとあわせられるかたがおおく、真剣に取り組んでおられるのが伝わってきました。
私たちもがんばらなくては。


祝祭オーケストラ鳥取

2005-07-23 12:19:37 | アート・文化
第3回鳥取県総合芸術文化祭
期日/2005.9.23(祝)14:00~16:00
会場/鳥取県立倉吉未来中心大ホール

ここで鳥取県主催のオーケストラの演奏会が開かれます。 将来鳥取県がプロオケを持つためのモデルとして行われるものです。
芸術監督/計羽孝之
音楽監督/松岡 究

ミンクス主体の演奏会も候補に挙がったのですが、ポラーノと両方は無理とのことで、関西のプロの方を中心に、ミンクスの音楽をお仕事にされている方々が加わることになりました。

たとえばファーストバイオリンだけでも取り出すと。

指 揮 者/松岡 究
コンサート・マスター/釈 伸司(元テレマン室内管弦楽団コンサート・マスター)
1st Vn/中川敦史(ラ・ストラーダ弦楽アンサンブル)
    /鎮目直子(京都フィルハーモニー室内合奏団コンサート・マスター)
    /萩原合歓(元京都フィルハーモニー室内合奏団コンサート・マスター)
    /菊地優理(フリー奏者)
    /曽田千鶴(ミンクス室内オーケストラ)

というすばらしいメンバーです。
管楽器は
Fl   /稲田真司(ミンクス室内オーケストラ)
    /古瀬由美子(ミンクス室内オーケストラ)
Ob  /見取佳奈(フリー奏者)
    /上代美樹(ミンクス室内オーケストラ)
Cl  /杉山清香(ミンクス室内オーケストラ)
Fg  /倉橋日出夫(フリー奏者)
    /木村恵理(ミンクス室内オーケストラ)
Tp  /尾崎浩之(フリー奏者/鳥取県出身/東京で活動)
    /横田健徳(日本テレマン室内管弦楽団、コレギウム・ムジクム・テレマン)
Hn  /小椋順二(京都市交響楽団/鳥取県出身)
    /渡辺智恵子(ミンクス室内オーケストラ)


ベートーベンの一番のシンフォニーと、ピアコン。① オーケストラ曲「潮風に寄せる」(鳥取市在住の作曲家『道谷増夫氏』の管弦楽曲) 
などが演奏されます。
ピアノは新田恵理子さん。

ぜひお出かけください。


ビバルディーのグロリア

2005-05-31 20:37:44 | 音楽
グロリアをやったとき解説を書くため、ほんの少しだけ調べ物をしましたが、資料が少ないせいか歴史的な流れがよくわかりません。

そもそも宗教で音楽を使うのは一般的ですが、それを最も効果的に使っていたのはキリスト教でしょうね。
ミサ曲だけでなく、あの荘厳な教会で天地、空間すべてが鳴り響くパイプオルガンの音楽を聴くともうただただひれ伏すばかりの感動でしょうね。思わず神様を信じてしまいます。

日本でも平安の昔にはお経は音楽として楽しまれていたようで、 今日はいい声のグループがお経をあげるから聞きにに行こうねと、まるでグループサウンズ(古いなー)を聞きに行くようにいい交わしているのが、つれづれ草か何かにかかれていましたね。

学生のころ奈良を一人で回りました。
夕暮れの長谷寺。 長い石段を登りきるころ、突然素晴らしい読経の声が聞こえてきました。
静寂な山々に響き渡る美しい声は、グレゴリオ聖歌に勝るとも劣らず、清冽な美しさにあふれていました。
平安のお経の美しさを偲ばせるに十分でした。

いまだにあの強烈な感動は忘れることができません。
私としてはぜひこのお経をCD化して、長谷寺ボーカルザウンズ、略してハセボーズ として売り出してもらいたいと思っています。

ミサもはじめは鳴り物を一切用いない、いわゆる、アカペラ (カペラって教会ですよね)しかやってはいけない時代が長くあったそうですね。
グレゴリオ聖歌に始まり、パレストリーナで極められたポリフォニーの音楽に発展してゆくのでしょうか。パレストリーナですら、華麗すぎるとの批判を受けていたとか、、、

ところが、ビバルディーの時代から(というより私の読んだ本ではいきなりビバルディーから)オーケストラバックの豪華絢爛な音楽になってしまいます。
それこそソロはあるは合唱はあるはトランペットは鳴り渡るは。もともとビバルディーのバイオリン協奏曲など、言ってしまえば、きれいな女の子の演じる宝塚のようなもの、日本でいえば長谷寺にいきなり宝塚の一団が現れて、絢爛豪華にお経ミュージカルとかをはじめるようなものでしょうか。
(その後のプロテスタントとカトリックのミサについてのことや、カトリックのミサ自体の変遷については音楽ではなく宗教のことになってしまうのでちょっと、、、)

この教会音楽の発展がやがてヨーロッパの音楽の基礎の一翼を になうようになっていったのを考えると、グレゴリオ聖歌に勝るとも劣らないお経を持ちながら、ビバルディーのような天才を持たなかったためその後の宗教音楽の発展が日本ではなかったのかと思うと感慨深いものがあります。