アンサンブルオルニスはミンクスの絃楽器のメンバーで構成されるバロックアンサンブルです。
昨年より 境港市文化ホール出演奏会を行っています。
今年度は境港市文化振興財団との共催です。
ピアノ
ソリストが
高木 伶さんに変更になりました。
米子市出身。鳥取県立米子東高等学校卒業。愛知県立芸術大学音楽学部卒業。同大学大学院音楽研究科博士前期課程鍵盤楽器領域修了。 大学在学中に学内選抜により、定期演奏会、新進演奏家コンサートに出演。 大学院在学中に兼松信子基金給付にてハンガリー・リスト音楽院に留学。 第10回全日本アールンピアノコンクール全国第2位。第12回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA アジア大会銅賞。第3回鳥取県クラシックアーティストオーディション優秀賞受賞。
これまでに渡部聖子、西野真琴、安部可菜子、西川秀人、竹内京子、熊谷恵美子、ガーボル・ファルカシュ、エフゲニー・ザラフィアンツの各氏に師事。現在は愛知県の小学校にて音楽専科として勤務。
米子市は鳥取大学医学部とその附属病院を中心とした医療の町であり、多くの人が医療産業や医療教育に携わっています。ミンクスの多く の団員も大学病院と関連を持った職場で働いています。今回のコロナ禍においては鳥取大学はコロナの拠点病院として重要な役割を果たし ています。その一方で多くの職員が昼夜を問わず診療にあたり、家庭をもった職員は家族の感染の危険のために帰宅もままならない状態に 置かれました。医療職への風評被害に悩みながら子育てにあたった女性職員の悩みははかりしれません。この状況で大きな役割を果たした のが鳥取大学医学部附属病院ワークライフバランス支援センターです。ここではセンター長難波教授のもと公認心理師を含む多くのスタッ フが職員の生活を支援します。その活動は多岐にわたります。 出産、育児、介護の相談。病児保育、保育所、学童保育の運営。キャリア支 援、語学支援、一人親家庭支援。長期に現場を離れた医療従事者の復帰支援等が行われています。 特にコロナ禍で悩む職員の相談には臨 床心理学教室、日本赤十字社の協力も得て、手厚く対応しています。鳥取県のコロナ診療の最後の砦を内から支える重要な役割を果たして いるといえます。今回の演奏会ではこのワークライフバランスセンターの活動をプログラム上、および会場でのポスター展示で紹介しま す。また、コロナ禍の中で働く医療従事者の方々。その支援に当たったセンターの皆様。病院での幼児、学童の保育にあたられた方々を演 奏会に招待し、鳥取県の医療を陰から支えてくださった方々への感謝の思いを伝えたいと思います。これらは3すべての人に健康と福祉 を。4 質の高い教育をみんなに。5 ジェンダー平等を実現しよう。8 働きがいも経済成長も。11 住み続けられるまちづくりを。 によく合致する物と思われます。
アンサンブルオルニス演奏会
アンサンブルオルニスはミンクス室内オーケストラの弦楽器奏者で構成されたバロックアンサンブルです。全員がソロを弾くのが特徴で、ワインやお菓子を楽しみながらの素晴らしい大理石のチャペルでの演奏会を多くの方々にお楽しみ頂いてきました。小さい頃からレッスンに励んでもコンチェルトを弾けることはまずないバイオリンの世界ですから、全員がソロを弾ける力量を持ったオルニスならではといえます。コロナ禍の始まったばかりの2020年2月から演奏会を中断してきましたが、境港シンフォニーガーデンという響きと触れ合いに恵まれた、より広い会場に場所を変え、演奏会を再開することにしました。譜面には曲の骨格しか書いてなく、演奏者が自由に演奏していいバロック音楽は演奏者、聴衆共に楽しめる魅力に溢れています。不自由さに閉じこもっていた世界から、節度を持ちながら、自由を取り返すウイズコロナの始まりには相応しい音楽会です。今回はウッツエリーニのトリオソナタ、テレマン、ビバルディのバイオリン協奏曲に加え、桐朋学園高校を経て大学音楽学部、フランス パリのエコール・ノルマル音楽院を卒業。ドイツ、アメリカで著名なオーケストラと多数共演された難波香子氏をヘンデルのオルガン協奏曲のソリストにお迎えしました。 芸術性に溢れる素晴らしいホールに響き渡るバイオリン、オルガンの響き。お楽しみいただければと思います。
ミンクス室内オーケストラ演奏会終わりました。
鳥取県医師会長 渡辺 憲先生 始め、医師会の皆様には本当にお世話になりました。
県医師会の後援もいただき、マスコミ始めいろいろな方面から便宜を図って頂くことが出来ました。
おかげさまで大盛況でした。
SDGsの活動として取り上げた,鳥取大学医学部附属病院様、株式会社 Trans Chromosomics 様 株式会社メディビート 様にも、
協力を頂き、展示物の提供、フェースシールドの提供などなどをして頂きました。
医師会の先生方も,大勢いらして頂きました。
開演前から多くのお客様がならび、
客席は三階席まで埋まり、一つおきの客席もあって,満席のようにみえました。
聴衆の皆様も、演奏会を待ちかねていたと言うのが伝わってきました。
鳥大発ベンチャーのORIGAMI をつけたスタッフが、 連絡先の記入、手の消毒の確認を行い、
チケットの販売やプログラムも手渡しはやめるなど、県の厳しい指針に沿って,万全の感染対策で望みました。
出演者は県外者は前日当日、 県内者は当日朝、抗原検査。 少なくとも当日の感染性は低いことを確認しました。
演奏会の始めに指揮者のプレトークで、医療関係者のかたがたへの感謝の意を、音楽界を代表して延べて頂きました。
演奏自体は久しぶりの演奏会で緊張しましたが、
感動しました。 三階まで埋まったお客様は、熱心に聞き入り、 演奏終了後の温かい大きな拍手。
危うく涙を流すところでした。
音楽はこういう時期だからこそ必要。 コロナとともに生きなければいけなくなった私たちは、皆が一体となって、新たな日常を取り返す時期になっている、
そう思わせる演奏会でした。
官民、,そして医師会、医療関係者 ともに手を取り合って、コロナの世界で新しい光を見つけ出す。
そんな音楽会になったと思います。
本当にありがとうございました。
2022/5/15
本日の演奏会は予定通り開催いたします。
出演者、スタッフは全員当日の抗原検査陰性を確認済みですので、
安心して、お越しください。
チケットに連絡先を記入をしてお越しください。
マスクを着用して、手の消毒など、感染対策は係員の指示に従ってください。
この度の演奏会ではメインテーマとしてSDGsを取り上げています。
そこで私たちは、演奏会を通じ、私たちの町でSDGsの目標にかなった活動に取り組んでいる組織、企業の活動をご紹介することにしました。
コロナの流行が始まってもう2年以上になります。
鳥取県では鳥取県の行政機関、鳥取県医師会、鳥取大学付属病院を中心に市町村、関係各機関がが密接に連絡を取り合い、まさに官民挙げて初期よりコロナに取り組んできました。その結果、全国でもまれに見る低い患者発生数、死亡率を維持しています。
ミンクス室内オーケストラはコロナに取り組まれたこれらの方々に感謝の意を表します。
またプログラム上で、鳥取県医師会、鳥取大学付属病院の活動をご紹介したいと思います。
鳥取大学医学部は、コロナに取り組む鳥取大学発のベンチャー企業が数多く学内に存在します。
合わせてこれらのベンチャー企業の活動もご紹介します。
これらは、SDGs の 4,すべての人に健康と福祉を 9. 産業と技術革新の基盤を、によく当てはまると考えます。
鳥取県医師会の取り組み
コロナ流行の対策への取り組み
鳥取県にコロナ患者発生をみない、コロナ流行初期より 県医師会長 渡辺 憲氏を中心にコロナ担当理事会を立ち上げ、行政とともに積極的予防、治療、診断に取り組んできました。
鳥取県医師会と行政との良好な連携が今日の鳥取県のコロナ患者発生を極めて低く保ち、医療崩壊に陥ることも無かったという現状を維持している原動力と言っても過言ではありません。
診断治療への取り組み
行政機関とともに医師会員も保健所職員に協力することにより全国に先駆け早期にドライブスルー型のPCR検査をたちあげました。 これにより鳥取県では検査診断へのアクセスが極めてよくなっています。
他県では数日かかるPCR検査は未だに即日結果が分かるという驚くべき成果を上げています。
これは、コロナ患者の早期発見、早期治療に大いに貢献しています。
コロナの診断と治療への協力を行う”診療・検査医療機関”を行う開業医を募集したところ、全国レベルをはるかに超す医療機関が応募に応じました。
これにより鳥取県ではかかりつけ医で容易に、抗原検査、PCRによる診断が容易に行われるようになりました。
コロナワクチン接種が始まると、自院での個別接種に加え、医師会員はほとんど毎週のように土曜日や、日曜日に集団接種に医師、看護士が参加しました。これにより鳥取県のワクチン接種率は全国のトップ5にはいり、優先的なワクチン配布を受けることも出来ました。
ホテル療養にも積極的に協力しています。
簡単に手に入る治療薬が量産されるようになれば、今後はコロナの診断と治療はかかりつけ医が中心となって行くものと考えられます。
県医師会の活動がますます重要になってきます。