今晩は

今晩はたなばたですね。
吹奏楽経験がある方なら、思い出すのは酒井格作曲たなばた　ですね。

自分での演奏は、3回。
名演を聴いたのは、2回。

どうしてもこの日は、過去に自分で演奏したときの3回の苦しくてたまらなかった日々を思い出します。

しかし今年は少し違う。
苦しかった18年前の光景と同時に、この曲を教えていた2回のこどもたちの努力と涙の光景が浮かびます。
それは不思議なことに、その子たちと同時に、翌年、星をテーマにした曲を演奏した子たちも思い出す。
どちらも努力と苦難を乗り越え、名演をした子たち。

1つひとつのフレーズごとに3つの場面が思い浮かぶ、何とも不思議な体験をしております。
年輪を重ねるってこういうことかと思っています。

雨で見えないけれど、その先で天の川を超えて、織姫さんと牽牛さんが良い時間を過ごしていますように。

今日は普段とは違う状況にいるので、ノスタルジックな気分にはならないと思っていたのですが、1回目のこどもたちの中のひとりの話が遠い秋田の地で出たので思い出しました。
やっぱり私にとって大切な曲なんだなぁと思っています。

2年前とは状況がだいぶかわりましたが、来年もステキな気持ちでたなばたを迎えられますように！！！