淡路明人の不動産ブログ

不動産に関する情報配信をしています。

欠陥住宅の問題

2019年08月12日 | 不動産
欠陥住宅の問題

住宅は一生涯で最大の買物と表現することが多いのですが、それは購入費用が高額になるからです。高くなれば一億円を超えるものもあり、高値の代表である自動車よりも購入のハードルは高くなっているでしょう。このようにとても大切な住宅ですが、施工不良によって欠陥住宅という問題が発生することがあり、そのような場合には後悔しか残りません。


施工不良
とは住宅の建て方に何かしらの問題があり、そのまま継続して使うには難しい状態にある住宅を言います。この施工不良にはいくつかの種類があり、ほとんどが建設関係者側による人為的な場合が多くなっていて、特に多いのが施工不備です。
施工不備は正規の方法を使わずに住宅を建てた場合に起こっていて、壁に関する防火や遮音の他、基礎部分で正しい手順を踏んでいないことで起きる地盤沈下や建物の傾斜、防水加工の不備による雨漏りや水漏れなどがあります。施工不備は最初は気付かない場合が多く、使ってみて初めてわかることがあるため、その住宅に既に入居している状態では修繕が難しいという問題が起きてしまうのが現実です。

施工不良の大きな問題は法令違反のものでは入居そのものができなくなるケースもあり、これでは入居者の負担が増えるだけになってしまうでしょう。このような法例違反のものはほとんどが契約内容に反するものが多くなっていて、建設途中で施工するのに不具合があった時に、建設業者の勝手な判断で引き起こされる傾向が強くなっていて、これは工期を遅らせたくないという心理と、施主に聞き直す手間を省きたいという理由から来ています。実はこの工期という問題が業者に施工ミスを誘発する場合もあり、住宅建設が最初から完成予定の期日を決めているところが原因です。

住宅に限らず大きな構造物を造る場合には、最初から完成する期日を取り決めてから段取りを組んで工事に取りかかります。この日数については経験などから判断されますが、材料の調達や人員不足、天候などが影響して予定した内容で進めない場合もあるでしょう。どうしても工期に間に合わないのであれば施主と相談して延期してもらうことも可能ですが、住宅ではそれまで住んでいた住居の明け渡しや引っ越しなど関連する項目が多く、簡単には工期を延期できない施主側の事情があります。それは建設業者も理解しているので、工期を間に合わせるために建設の工程を簡素化することで対応する場合がありますが、これが施工ミスに繋がりやすく、材料の組み合わせ部分の隙間や電気配線の断線、コーキング不足による水漏れなどが起きやすくなっています。

住宅というのは外見だけで建物を客観的に評価できないというのが問題であり、建設段階で第三者による確認を行えば施工不備を軽減することもできますが、業者任せにする傾向が強いので、完成して使いだしてから問題を発見するというのが一般的です。建設途中で状況を確認するのは施主に認められていて、業者側からするといい顔はされませんが、そこに住む以上は事前の対策は必要と言えるでしょう。
コメント