知りたいレンズの事!
今回はレンズシリーズ第三話。望遠系レンズについて!
どういう時に使うのか?です。
(A)の写真は、広角レンズで広さや、周りの状況を説明。緑豊かな低地と厳しい岩山を表現しています。
しかし、もう一押しインパクトが欲しい!そう思ったら広角とは真逆の特徴を持つ(B)の写真が
欲しいですね!その時、第二の視点を発揮するのが望遠レンズです。この高さの構図のまま大きく
写したい。けれど標準や広角レンズで(B)と同じ様に写すには空を飛ばない限りこのまま近づくのは無理です。
■第一の特徴は、足場に制約が有り近づけない物を大きく写せる!です!!■
ここ迄はなん〜だ記事を読むまでもない当たり前の事。でも良く写真を見てみてね。
■第二の特徴。圧縮効果!近景の山並みと奥に見える主題の山の大きさが何だか同じ位に見える!■
これが望遠の圧縮効果です遠景に写る物を肉眼よりも大きく引き寄せ遠近感を無くす効果が有ります。
望遠レンズの数字が大きくなれば(100より200より300mm)遠景の大きさもドンドン手前に近づいてくれて
大きく写りますよ!
圧縮効果を実践すると、写したいクルーザーを主題
遠景の街を副題にしてどちらも表現したい場合等に
有効ですよ!人の脳は面白い事に五感の内の80%は
視覚情報で判断を下します!
写真はパッと見ただけで、このように心に語りかけ
る事が出来るのです。
なので、『横浜港の美しいトワイライトをこのクル
ーザーで楽しみませんか』と見えないコピーが語り
出します。
写真(株)KMC クルーザーオセアンブルーhttp://www.facebook.com/media/set/?set=a.416391015084660.95693.171046879619076&type=3
望遠レンズ活用術
人物を写すのにお勧め!標準レンズよりも少しだけ数字の大きいレンズを使うと、
モデルさんと程よく声が届く距離です。中望遠レンズと言います。(右端は望遠)
■第三の特徴。背景のボケ味が美しく、主題を浮き出させる!背景を単純化も出来る■
上の図の様に出来れば一脚などを使って安定させたいです!重いレンズには、
写真の様に固定用のネジ等が付いてますよ!このリングはネジを緩めれば、
一脚のポジションそのまま回転して縦横に瞬時に切り替えが可能な作りです。
☆ここでもう一つの法則です!
■手持ちで撮影する場合の法則。手ブレを抑止するには、レンズのmm数=mm数以上の
シャッタースピードを選べ!です。■
例)100mmレンズなら1/125秒 200mmなら1/250秒以上の速度を選ぶ。
と比較的ブレにくいなので20mmレンズなら1/30秒と言う事になりますが、
1/60秒以下は低速(手持ちで写すのには注意が必要)ですので、条件や構えの習熟度に寄りますね!
長くて重いレンズを使うときは注意が必要と言う事です。
もう一点豆知識です。望遠撮影を手持ちで行う場合の左手のホールドは、図の様になるべく
指をのばしてレンズを支え、親指の付け根の辺りでボディーを支え安定度を上げましょう!
■第四-光を測る道具にも成る。■<専門の計測器スポットメーターの代わりになる>
覗いた画面中の最も明るさを知りたい所をスポット的に知る事が出来る!
一眼レフならカメラに、こんな記号が付いてるのを
知っていますか?カメラが光を測る時、何を基準に
考えるかと言うマークです!(詳しくは別の項目で書きますが)
☆上から、画面の真ん中を重点的に考える
☆お次は、全画面を5分割にして、その平均の明るさを参考に
する。(このマークが最も平均的で失敗しにくい)
☆下のマークは、山の写真の様に山頂の雪に合わせて測ると
自分の任意の場所を基準に計測出来るマーク(スポット)
メーカーによって多少の違いが有りますが、ライブやステージ
の撮影などにも主役の顔等をスポット的に測る事も出来ますよ!
☆望遠系レンズで動き回る動物や、スポーツ等通常のオートフォーカスでは、追いきれない
物にはこんなマークも用意されてますよ!M=自分の指でピント合わせ!(マニュアル)
S=通常のオートフォーカス(シングルのS)C=追跡し続けるピント合わせ(コンティニアス)です
通常自分に対して横に動くか、斜めに動く物に対しては、Sでも対応出来ますが、自分に向かって来るもの
に対しては、手動でもSでも難しいので、Cにしてやってみて下さい!競技等の場合は、予めピントを合わせ
て置いて、選手がそのピント位置(ゴールなど)に来たらシャッターを切る方法も有りますよ。
(置きピン)望遠レンズも使い込むと奥が深いので、自分なりに研究してみてね!
望遠レンズのまとめ
■メリット■
☆離れた対象物を大きく写せる
☆圧縮効果により、遠景も大きくなる
☆背景をボカシて単純化出来る
☆舞台やステージ、ライブなどの主役の明るさを任意で計測が出来る。
■デメリット
★大きさ長さがカサバル‥
★重い
★狭い室内などには向かない(あまり近い所のピントが苦手)
★遠近感が失われる
★使いこなすには、それなりに機材熟練度を上げなければタンスの肥やしに変身!
写真が上手くなるには、色々な法則を知っておく事が大切で、言って見れば
魔法の呪文を多く知って実際に活用した方が、機材を使いこなす上で有利ですよ!
【スタジオA-vipc】
http://a-vipc.com/
今回はレンズシリーズ第三話。望遠系レンズについて!
どういう時に使うのか?です。
(A)の写真は、広角レンズで広さや、周りの状況を説明。緑豊かな低地と厳しい岩山を表現しています。
しかし、もう一押しインパクトが欲しい!そう思ったら広角とは真逆の特徴を持つ(B)の写真が
欲しいですね!その時、第二の視点を発揮するのが望遠レンズです。この高さの構図のまま大きく
写したい。けれど標準や広角レンズで(B)と同じ様に写すには空を飛ばない限りこのまま近づくのは無理です。
■第一の特徴は、足場に制約が有り近づけない物を大きく写せる!です!!■
ここ迄はなん〜だ記事を読むまでもない当たり前の事。でも良く写真を見てみてね。
■第二の特徴。圧縮効果!近景の山並みと奥に見える主題の山の大きさが何だか同じ位に見える!■
これが望遠の圧縮効果です遠景に写る物を肉眼よりも大きく引き寄せ遠近感を無くす効果が有ります。
望遠レンズの数字が大きくなれば(100より200より300mm)遠景の大きさもドンドン手前に近づいてくれて
大きく写りますよ!
圧縮効果を実践すると、写したいクルーザーを主題
遠景の街を副題にしてどちらも表現したい場合等に
有効ですよ!人の脳は面白い事に五感の内の80%は
視覚情報で判断を下します!
写真はパッと見ただけで、このように心に語りかけ
る事が出来るのです。
なので、『横浜港の美しいトワイライトをこのクル
ーザーで楽しみませんか』と見えないコピーが語り
出します。
写真(株)KMC クルーザーオセアンブルーhttp://www.facebook.com/media/set/?set=a.416391015084660.95693.171046879619076&type=3
望遠レンズ活用術
人物を写すのにお勧め!標準レンズよりも少しだけ数字の大きいレンズを使うと、
モデルさんと程よく声が届く距離です。中望遠レンズと言います。(右端は望遠)
■第三の特徴。背景のボケ味が美しく、主題を浮き出させる!背景を単純化も出来る■
上の図の様に出来れば一脚などを使って安定させたいです!重いレンズには、
写真の様に固定用のネジ等が付いてますよ!このリングはネジを緩めれば、
一脚のポジションそのまま回転して縦横に瞬時に切り替えが可能な作りです。
☆ここでもう一つの法則です!
■手持ちで撮影する場合の法則。手ブレを抑止するには、レンズのmm数=mm数以上の
シャッタースピードを選べ!です。■
例)100mmレンズなら1/125秒 200mmなら1/250秒以上の速度を選ぶ。
と比較的ブレにくいなので20mmレンズなら1/30秒と言う事になりますが、
1/60秒以下は低速(手持ちで写すのには注意が必要)ですので、条件や構えの習熟度に寄りますね!
長くて重いレンズを使うときは注意が必要と言う事です。
もう一点豆知識です。望遠撮影を手持ちで行う場合の左手のホールドは、図の様になるべく
指をのばしてレンズを支え、親指の付け根の辺りでボディーを支え安定度を上げましょう!
■第四-光を測る道具にも成る。■<専門の計測器スポットメーターの代わりになる>
覗いた画面中の最も明るさを知りたい所をスポット的に知る事が出来る!
一眼レフならカメラに、こんな記号が付いてるのを
知っていますか?カメラが光を測る時、何を基準に
考えるかと言うマークです!(詳しくは別の項目で書きますが)
☆上から、画面の真ん中を重点的に考える
☆お次は、全画面を5分割にして、その平均の明るさを参考に
する。(このマークが最も平均的で失敗しにくい)
☆下のマークは、山の写真の様に山頂の雪に合わせて測ると
自分の任意の場所を基準に計測出来るマーク(スポット)
メーカーによって多少の違いが有りますが、ライブやステージ
の撮影などにも主役の顔等をスポット的に測る事も出来ますよ!
☆望遠系レンズで動き回る動物や、スポーツ等通常のオートフォーカスでは、追いきれない
物にはこんなマークも用意されてますよ!M=自分の指でピント合わせ!(マニュアル)
S=通常のオートフォーカス(シングルのS)C=追跡し続けるピント合わせ(コンティニアス)です
通常自分に対して横に動くか、斜めに動く物に対しては、Sでも対応出来ますが、自分に向かって来るもの
に対しては、手動でもSでも難しいので、Cにしてやってみて下さい!競技等の場合は、予めピントを合わせ
て置いて、選手がそのピント位置(ゴールなど)に来たらシャッターを切る方法も有りますよ。
(置きピン)望遠レンズも使い込むと奥が深いので、自分なりに研究してみてね!
望遠レンズのまとめ
■メリット■
☆離れた対象物を大きく写せる
☆圧縮効果により、遠景も大きくなる
☆背景をボカシて単純化出来る
☆舞台やステージ、ライブなどの主役の明るさを任意で計測が出来る。
■デメリット
★大きさ長さがカサバル‥
★重い
★狭い室内などには向かない(あまり近い所のピントが苦手)
★遠近感が失われる
★使いこなすには、それなりに機材熟練度を上げなければタンスの肥やしに変身!
写真が上手くなるには、色々な法則を知っておく事が大切で、言って見れば
魔法の呪文を多く知って実際に活用した方が、機材を使いこなす上で有利ですよ!
【スタジオA-vipc】
http://a-vipc.com/