Auto Volante

 車屋とその日々のBlogです。

シジクレイと少年

2007-05-13 | football
プロスポーツ選手にしか出来ないことですね。
本当に夢や生きがいを、与えられる人になるのは
簡単ではありませんが、シジクレイの心の中には
少年の姿がずっと残っていくことでしょう。







G大阪シジクレイ、天国の少年に白星誓う
5月13日10時2分配信 日刊スポーツ

 G大阪のDFシジクレイ(35)が、天国の少年に白星を贈る。
G大阪は13日に宿敵浦和と埼玉で首位攻防戦を行う。
実は5日にシジクレイの大ファンだった11歳の少年が病気でこの世を去った。
少年を試合に招待するなどして交流を深めてきた助っ人は
「彼のためにも結果を出したい」と宣言。
前半戦の大一番で体を張った守りを約束した。
チームは12日、最終調整を行った。
 宿敵浦和と戦う13日は、自分の35歳の誕生日。
しかし、シジクレイが勝ちたい理由はほかにもあった。
「彼のためにも結果を出したい。願いはかなわず亡くなったけど、
彼のことはずっと思い続けている」。
在りし日の少年を思い出すように、胸の内を明かした。
 悲報は5日に届いた。大阪・高槻市に住む車いすの少年が、
闘病生活の末に帰らぬ人となった。まだ11歳だった。
「僕の背番号入りユニホームを着て熱心に応援してくれた。
とても残念だ」。7日は通夜に参列。
遺族に「ここまで頑張れたのも、G大阪とシジクレイ選手のおかげ」
と感謝の言葉をかけられて、胸が詰まった。
 少年の存在を知ったのが約1年前だ。
関係者を通じて受け取った手紙から、自分の熱烈なファンであることが
伝わってきた。黙々とプレーする職人ぶりを、
187センチの体にみなぎる力強さを好きだと言ってくれた。
昨年10月29日清水戦ではホーム万博に少年を招待し、
ゴールと白星を贈った。
 今季も少年の誕生日の4月7日川崎F戦に招待した。
少年が欲しがっていたスパイクに目の前でサインを入れて、手渡した。
関係者を通じ、自分をかたどったフィギュアも作った。全長約20センチ。
世界に1つしかない「シジ人形」を贈った。
病状が悪化するなか、幾度も病院に足を運んだ。
「もう1度スタジアムに来てね」と励ました。
少年は「その時はゴールを決めてね」とねだった。
 「彼はいつまでも僕の心の中にいるよ」とシジクレイは言う。
あの声援を、必死で生きようとした姿を忘れない。
少年が他界してからは1分け1敗。空から見守る少年に
「約束のゴール」を見せる。浦和との首位攻防戦は、今度こそ勝つ。
心優しきブラジル人は、心にそう誓っている。

最終更新:5月13日10時2分


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2 コメント

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Unknown (プーシ)
2007-05-13 19:10:24
なけますね~~
こんな選手になりたいです
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Unknown (volante)
2007-05-14 08:49:29
泣けるでしょ
いろんなことが、モチベーションを
高める力になると思います。
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