春菜&シースパロー
シースパローのセールが綺麗
南下を諦めひたすら北上 旅に出てから21日目 女房殿より連絡がないと、お叱りを受けながらの旅です。
(3日も連絡しないと怒られます、これって何だか裏を感じるなあ~)
6月16日 上甑 里 6:30~ 長崎出島16:30 57海里
追い風、追い雨雲 午後は風なし 野母崎(ここも長く行ってないなア~)を見ながら長崎へ
長崎に彼女が出来た事もないのになぜか又、々来てしまいました。
此処で和歌山のマイマイ5 バンドフエット30 原田氏と歓談 これから屋久を廻って四国沖経由で帰るとの事、
クルーは長崎見物だけで後は一人旅 前の店で一杯やりましょうとなり あれやこれやと・・・夜も更けました。
6月17日 長崎 6:40~パールシー2:00
風はないけど久しぶりの晴天で 今回は迷う事なく順調に入港できました。
今度来る時は目を瞑っててもいけますからご用命あれば何時でもどう~ぞ
オジカの瀬(鹿の頭)のどちらで可 右のひょうたんを目指す ひょうたんの右を回り込むようにS字で入る
パールシーでは早速横山氏がお出でになりご挨拶、
最近は体調不良で現在休養中との事 是非早く復帰下る様祈願致します。
カナダからのお客さん。 何か分かりませんが綺麗な船形ですようねえ~ オーナーは不在のようです。
この先の廻った所にも北欧から来た船があるとの事なので明日見てきます。
風呂とうなぎ定食で早目の就寝
6月18日 パールシー6:40~印通寺 14:30 41海里
今日も曇天
昨日の話の北欧からのお客さん、こんな所に地元ヨットマンの溜まり場があるのは始めて知りました。
ブームが2本? 船種に詳しくないので 又、どなたか教えて下さい。
天然の良港なので台風でも大丈夫との事です。アンカーリングが何処でも出来そうな静かな所
芦辺の予定が北風と平戸(水路工事中北行きは大瀬碕側通行)の潮が悪く芦辺はやめて印通寺に~
印通寺港
此処でも千葉浦安のBlue Veak(シングル)この後日本海を北上して津軽経由千葉へ・・・・の予定
この浮き桟橋¥420-也 おじさんが直に集金に来る。同じ壱岐市でも芦辺と比べて高いよ
それはいいけど かなり沈んでいるので来年まで持たないかも知れないよ。 ヒョットしたら今晩にでも・・・・・・沈
と思うとゾウ~とする話、 でも今夜は船から離れてこの航海始めて畳の上で寝る事にしました。
今日も早く着いたので町を散策 図書館は申請済み以外の者にはPCは貸してくれません。
民宿の裏に 唐人神たる物があり参拝に行く
由来:その昔ここに唐人の下半身が漂着しそれを葬って供養した所 云々・・・・・・・
此処にお参りすれば下半身の災いが無くなったと言い伝えあり バイアグラ不要の神さんです。
医者にも見離されたお方は是非お参りしてください。
キィエ~・・・! こりゃ~何と 右には鮑が置いてある。
劣等感に苛まれ静かに帰ります。 お賽銭は? うぅ~ん・・・なし、
これを見たからじゃないけど心残りの対馬に明日挑戦する事に決めた。 少ない資料を掻き回し何とかなりそう~
6月19日 印通時 9:00~ 芦辺 12:00 10海里
雨がしとしと降る晩に・・・・・豆狸が徳利持って居酒屋へ そして風呂 明日の天気は?
6月20日 印通寺 7:00~ 対馬竹敷港15:00
5:00出港予定が 一面濃霧視界200mこりゃ無理だ 帰りの漁船も停船状態 又もや足止めか
9:30頃から少しは良くなり、引返しを考えながらの出港
我艇にはレーダーたる物がなし あるのは老眼式双眼認識装置あるのみ やがて視界も開いてきたが
相手船さんレーダーでしっかり私を見ててよ!
この先は 濃霧で有名な所、そう~言えば対馬、五島、チジュ島はずっと警報が出ていたなあ~
壱岐北端を過ぎた頃又もや霧の塊が来襲、耳を澄まして・・・・・・停船する事1時間何とか晴れて来そうな雰囲気
それでも何も見えません。 取敢えずおそるおそる航行続行 行くも地獄、帰るも地獄・・・・・
もう~ボツボツ対馬が見えてもいいんだけどなあ~ 結局見えた時には対馬はそこにありました。 あぁ~ 疲れた!
かの有名な万関橋が真近に迫っております。遅れる事2時間満潮は早過ぎ逆潮の干潮時間、
チャートでは大潮で最大3.5ノット これならいけるでしょうと自分で納得
こんな所で船が来たらどう~するの? と思った途端に大型漁船現る
やり過ごしたと思ったら今度は内航船、70度に曲がった碕より突然現れ後5分遅かったらどう~なった事やら
もっとも それから相手は汽笛をブゥーブゥー鳴らし放し バウには二人の見張りが見えるでしょ
これだと絶対すれ違いは不可能です。 こっちが戻るのはこっちしかない
と言うわけで何とか通過できました。
あとは今月出来たての海の駅
¥3,150(電、水込み) 私がお客の第1号 回りには一切何もない
ホテルの風呂¥1,000はタクシーで往復2,600-タクシーに聞くとマリーナの隣に湯多里ランドがありそこがいいと
教えてくれましたので明日は下見にいく事とする。 ホテルで食事 此処の雲丹丼は最高に美味しいさすが対馬の雲丹
九州西北周辺へ行ったら魚より雲丹と鮑に限る。
6月21日 竹敷 6:40~壱岐 芦辺 14:00 45海里
早速昨日の情報の下見に行く
この建物が湯多里ランド
話には聞いておりましたが此処には風呂、食事可、右奥から入って行くと立派な浮桟があり40fでも可(無料)
台風でも波は入らないと思う この施設は最近出来たようで後ろの山の上は対馬空港
マリーナよりはるかにいい 絶対のお勧めコース 浅茅湾はアンカーリングが可能な場所が多いのでその点でも
いいところです。山は植林なしで風光明媚、
余談ですが最近は韓国釜山より観光客が多いそうですただ騒ぐので地元では評判は宜しからず
天候はご覧のと通り今にも降りそう~ スタコラ スタコラ 芦辺に向かう
6月22日 芦辺
天候悪いうえに向かい風 今日はお休みとする。 此処からは帰路となり最後の骨休めこの間体重2kg減
昨年は5kg減と言う事は戻りが1kgあったので通算一年で6kg減のまま、どうりでズボンがやたらとずり落ちる。
ボラードに22日1時から4時まで保安庁が使用と張り紙あり明日の4時なのか聞いても不明でしたが
取敢えず岸壁に移動する
15:00に巡視船が入ってきました。
保安庁を見るのも久し振り、目的は地元小学生にごみの漂着物の調査を依頼しているのでそのお礼に2時間ほど
生徒を乗せて沖合いを廻るそうです。その後郷の浦へ帰る予定、そんな訳で繋留代は無料でした。
閑なので焼酎工場見学へ タクシーも閑なので喜んで案内するおまけに2件も連れて行きました。
工場は夏場は休みみたいな物、只酒を飲みながら製法など聞き 基本は米1トン麦3トン+米麹で一回蒸留し一年以上タンクで寝かせるとの事、あとは酒が少々廻ってきたのでまじめには聞いておりませんでした。
6月23日 芦辺 6:00~下関、室津 16:00 60海里
相変わらずの曇り空で時々雨、 本日は少々長丁場となります 上りながら何とかセールで行けそう
でも今年は北よりの風が多く寒い日が多いんじゃないのかな~
この格好は雨が降ってるんじゃなく 寒いんです。
行きと同じく休みだったので又、ひびきのメンバーさんにお世話になりました。
究極は この瓦そば 別名オッパイそばと言うそうです
こう言う話になると私も嬉しそうですなあ~
しかも 味は抜群 お店も真っ青! どこのクラブでも達人が居るもんです。
ひびきの皆さん長らくお世話になりました。今後とも宜しくお願い致します。
明日からは関門越えて 後はお馴染みの瀬戸内を経て一路新西を目指して帰ります。
6月28日 16:00 32日の航海を終え無事帰港と相成りました。
後記: ’07.5.27~6.28 (32日間)
今回の解纜記も航海技術的な物は皆無、ログブックも満足な記載はなし(反省しております)
航行距離 約1133海里 藻のトラブルで潜った回数4回 メカ及び艤装のトラブルなし
日照時間約6日 雨らしき日 2日 特に大荒れで出られなかった日1日(只口実で出なかった日は4日)
色々お世話になった回数9回、お世話した数0回
美しい女性に出逢った回数 無数、 暴風、台風との出会いはなし スナック等の立ち寄り0軒、
今回に要した総費用約¥160,000-(軽油代24,720を含む免券あり)
心に残してきた物:隠岐と奄美へ行かなかった事、 まあ~今回は今一の旅でした。
今後早急に必要な物:ラッパ型ホーン、大型パトライト
次回予定:8月初めより西宮~隠岐、島前~テンボスレース(野次馬根性で出艇、申し込みは早いがいつもドン尻)
途中乗船、下船歓迎 但し、ガレー船並みと覚悟の上 寝床は自分で・・・
それではこれにて失礼致します。
完
暑中お見舞い申し上げます
台風一過皆様の愛艇はいかがでしたでしょか?
沖縄糸満の知人に聞いた所久し振りの強い風だったそうです
”うちなんちゅ”が言うんだから大きかったと推察いたします
いよいよ夏本番 海の日は生憎の荒れ模様で催し等中止が多かったと思いますが
この鬱憤を晴らすべく”忙中閑を見つけて”これからも多いに楽しみましょう
皆様方の益々のご活躍とご健勝をお祈り申し上げます。
阿 吽
どう~も対馬方面は天候も悪そうだしそれに浅茅湾詳細海図(1211)もないし
前線も北上の予報なので五島西岸から南下する事にしました。
6月5日 芦辺 6:40~五島宇久島 17:00 53海里
壱岐 郷の浦方面を望む
行先を勝手に決める時は相棒の顔色も見なくていいし一人旅は気楽なもんです。
今日は無風状態 機走となりそうです。
生月島沖3海里で船足がガクッと落ち4ノット? おまけに逆潮 さてはホンダワラか?
エンジンはゴンゴンと文句をを言っている!
こんな所で~ 宇久まで距離もあるし潜らなきゃしようがないか、
波はないと言えども冷たいし少し怖いねえ~ と言いつつ・・・・覗くと案の定びっしりを絡まっております。
こんな時は、からまん棒とか言う洗濯機があったがそんなアイデアが使えない物か・・なんて考えてしまう。
引き波で塩水を飲まされながら何とか取れました。
そんなことをしながら何とか宇久に到着 宇久平港では珍しく先着艇が来ておりました。
LES POISSONS BENEの 323 内海マリーナの石田さん夫妻、尾道までの帰へるんだそうです。
ボートなら30cm誤差の位置に止められるがヨットはなかなか言う事が聞かないとぼやかれておりましたが
いや~すぐ慣れますよ頑張って下さい。私なんか2m位はざらですから~
次はホテルの風呂の交渉 上のホテルは泊り客以外駄目! そんな~ 昨年は入れてくれたじゃないと粘り勝ち!
此処は静かで私のお気に入りです。 避難港にはぴったりですよ、 海の駅スタンプ2個目ゲット
6月6日 宇久7:30~荒川 3:30 48海里
五島西岸を航行するのは初めてですが 港らしい港はありませんが飽きる事はないですね、~
野崎島の西岸には繋留できると時いておりましたが近くで見ると ここに入るには勇気が要ります
昨日に続きまったくの無風 風神、雷神さんは何処へ行ったのやら~、少しぐらいは吹いて欲しいねえ
まあ~ これも船旅
この通りの油、 西海岸じゃ珍しいと思います。
昭和11年に日本海軍軍艦がアメリカへ重油を買い付けに行った帰り、暴風に逢い沈没を避ける為積んでいる油を流しながら波を鎮めて難を逃れた話が”ひびき帆走クラブ会誌”で見ましたが、検証できる方おりませんか?
但し、海洋汚染防止法違反事件になっても責任は取りません。念の為・・・・・・・
その後、艦長はこっぴどく油を絞られてそうです。 今なら保安庁での取調べで1週間は帰れないでしょう。
天気がいいと、つい洗濯がしたくなるのが人の常 こんなにいい天気久し振りです。
本人もこの通りご機嫌さんです。 午後は微風あり
何する事もなく 荒川港へ
K艇から頂いた情報では浮桟橋ありと聞いていたので取敢えずそこに繋留 漁師さんに聞くと うぅーん いいだろう、
良く見ると看板に此処は漁業取り締船用桟橋、邪魔にならないようにと書いてあります、
あのおっちゃんとは関係無いじゃないか
でもよそ者の仁義としては人を見たら一応の断りを入れて置くと、何かの時に助けてくれるよ、
此処も静かで天然の避難港です。ただし台風が来ると一杯になるそうでその時は早い目の避難が大事。
話に聞いていた温泉へ行くと大工の兄ちゃんがなにやらゴンゴン・・・・・・・昨日から7日間改造の為お休み!
わあー・・・・・・
後は旅館の風呂と思ったのですが、ここ親父さんのブッスとした顔を見ると嫌気が差して止める事とする。
桟橋で昨日大きい鯛を釣ったと言うオジサンが柳の下でを狙ってましたが今日は調子が悪い様です。
世間話の後は何にもする事がないので 久し振りの星空を見て寝るだけ~
こんなに広い桟橋 1隻だけの貸切です。
6月7日 荒川7:00~奈留島 1:30 40海里 この日も晴天、またまた微風
五島列島最西端の大瀬碕灯台
この先 笠山鼻付近に日中でも点灯している山立風の大きな標識が4本?
海図を見ると”Bn”とあり標識並行距離は1853.2mとある、位置はN 32.34 E128.46付近です。 (海図no. W1212)
これは1海里の事と思うが90度で走行して山立ての間を何秒で通過するかを計測し実際の船の船速と比較する為か?
それなら,今時GPSの時代にそぐわないし良く判りません。
帰ってから調べる事とするがなんでしょう? 判る人、手を挙げて!
この辺りの潮目は畳1枚分位のホンダワラ大集団海域でワッチに疲れます。
そう~こう~している内に奈留島に到着
右は通船用 左は可です 無料
この奥に漁船船だまりがありますが、私にとっては許容範囲の引き波あり、
荒川に比べると大きい町です。 前の旅館兼食事処で風呂も気持ち良く貸してくれます。
メニューも沢山あるしケーキもあるよ。
この町では何でも揃うので不足品の補給、酒屋さんを覗くと焼酎が並んでいたので五島産はどれかと・・・・・
五島には醸造所はないので他の所の焼酎を五島の名前を付けて出していると言う、ラベルを見るとやたら
サントリーの名が出てくるので止めた。
ここ五島に限らず日本の離島の人口減少は深刻で20年もすれば半数以下になる所が増えるだろう?
幾ら補助金を出そうが仕事がなけりゃ解決なんかしないと思う。観光客なんか当てにしたって、所詮は気ままな人種
安倍さん! 美しい日本 どう~なるの? 今度は美しい五島の中央辺りをゆっくりとしたいなあ~
そんな訳で 久し振りに人ごみも見たくなったので(実は・・・・・・・・) 明日は長崎へ行こう~
6月8日 奈留島6:10~(伊王島経由)~長崎出島 4:50 60海里 曇り 風無
今にも雨が・・・・でも 降らない天気
予定より早く着きそうなので伊王島のリゾート温泉(¥700-)に入って行く、炭が売り物の観光温泉
平日の割に泊り客が結構いてます。やがて女神大橋を過ぎると重工の30万トンドック
造船屋は3~5年の受注残を持ってて鼻意気が荒らそうです、長崎はスリーダイヤと観光の街、
そして地元の久間大臣が “しょうがない”で辞めた街 久間さんこう~言う時に ”しょうがない”を使うんです。
完成間近の豪華客船が燃えて所
後は自衛艦のオンパレード
艦船NO.173 ”こんごう” 船尾にはヘリポート、他NO.172と 計3艦がドック入り
イージス艦の中でも大きい方じゃないのかな~ 久間さんは観閲式で もう~ これにも乗れない、
新大臣は女性ですから当然乗れません、
なぜなら ♪連れて行かんせ何処までも 連れて行くのはいいけれど~ 女乗せない輸送船♪ てな歌がありましたでしょう
ハーバー隣の公園の岸壁には万艦飾の客船が停泊中
、と思いきや韓国海事大学の研修船(釜山) えらい立派な船
研修生は愉しそうに街を行ったりきたり・・・・・・・・・・・・・・何だか楽しそうでした。この船日本に比べて随分立派ですよ。
それどころか日本の学校は企業じゃあるまいし合併の憂き目に合っているんだから ”海洋国家日本” いま何処!
そこでクイズ、鼠返しは今法律上どう~なっているんでしょう? (1)強制的? (2)任意? (但し、日本国内での話)
これを見ると下の扉は開いているし、向こう側には無いし、バウ側は垂れ下がっている さあ~どっちだ!
6月9日~10日 長崎出島でお休み
2日間は此処で休みとする、 又休み・・・・・・? 昨年は何処でも休みなしで10時間航行の連続、
今年は早く港に入るし、休みばっかり~ 予定なしの気まま旅の結果です。
明日と明後日は俗世に親しみます。
10日長崎原爆資料館へ、テンボスと同じく此処でもアジアの人が圧倒的に多い
ここ長崎は坂の町と言いますが自転車を乗っていると気が引ける位自転車を見かけないんです。
当然自転車屋さんも見かけません。 港の近くのスーパーに少し置いている位なもの
有料自転車置き場のスペースもバイクに比べほんの僅かで不思議な街です。 長崎出身の競輪選手がいたら強いのに、
後は花町丸山界隈を散策 ”ぶらぶら節”でお馴染みの料亭 花月、 開港の折は幕府直轄の為あらゆる統制、監視が行われていた、その為歴代奉行所の所長さんは賄賂にて財を成したそうです。 これは現在も同じ構図
外国人隔離政策によりそれぞれにあった色町はここに丸山に集約した所です。
此処を少し下った所が1面今風の飲み屋さん街、今は真昼間、誘惑に負けないよう早々と退散するとする事と相なりました。後は繁華街で少々買い物
オォ~ 今日は日曜 居てる、居てる! ギャルのオンパレード 久し振り!股下10cmのミニスカート軍団!
(品もなく、恥じ知らずのこんな記事を書いて済みません。何分 島流しからご赦免された気分ですからご容赦を・・・)
でも、出っ歯の亀さん見たいな事はしていませんからご安心を下さい。
この後、美術館と旧香港上海銀行と港の散策(俺って2重人格かなと 疑いたくなる心境)
美術館の喫茶店でお茶を飲みながらネットが出来るので天気情報収集。(PC2台有り お茶とケーキでPCは無料です)
1日も終わりました。 明日は元の勇姿に戻り甑島へ・・・・・・・・・
6月11日 出島 6:15~上甑 4:30 57NM
。
此処の漁船はスローなんてのとは無縁ですので風呂は近いが浮き桟橋には止めません
ホテルロビーにPCあり 無料
此処で燃料補給しようと思ったが免税券の裏に認印がないと駄目だと拒否される、
もう~一人まで そう~だ、そう~だ!と同調する始末 通常価格で入れますか? いらん!!
何処でも気持ち良く入れてくれたのに こんなの初めて鹿児島はうるさいのかな~
商工会の看板に 買い物は地元で・・・??
6月12日 上甑里 5:40~笠沙恵比寿 11:00 35海里
本日午後より前線現れる、荒れ模様の予報で早目の出港 久し振りに串木野方面に帆影を見る、
笠沙は昨年からの波止工事が終わっていましたが
進入路は浅いので真中を走る事、これで台風も怖くないかも知れません。
予報通り夕方から風が強まり一晩中リギンが笛を吹いております。と言う訳で明日もここでお休みになるやも~
6月13日 空はどんより時折強い雨 まだ吹いておりますのでお休みします。 大雨警報発令中
繋留延長料金は風呂、電気、水付き¥1,000-のみ嬉しいねえ~
晩飯は隣の食堂で焼酎1ッ杯頼むとデッカイ鯵の煮つけが来ました。
おっちゃんこれ頼んでないで~ えぇねん~
その後のおっちゃんと漁師さんが あの客こんなの頼んでないというとるんや
と話中 そう~か これは酒の当てか! 失礼しました、
晴れ間をぬって港の反対側を散策 (これ私・・)
常時繋留の垂乳根が昨年の台風でかなり破損して沈寸前です。
全長 8.7m バラスト1.2ton 重心がとにかく低い、世界を廻るとなるとこのほうがいいのでしょう
へそ当りで喫水線ぐらい
雨水が溜まってカビが生えているし木部の腐蝕が激しいく
でも航海中の予備部品、備品などがあり生活の匂いがする船です。
3代に亘り世界を漫遊した揚句がこれでは可哀そうではありませんか。早速事務所へ今後の考えを問いただしに行くと
答えは 近々上架して修理後展示するそうな~ そりゃ そう~でしょう よかった!
それにしても新西のH氏の船とはえらい違いですねえ~ 2艇も展示しているし 今度も展示すれば3艇目
でもこれを嘆いてはいけない、皆さんは片田舎の港で根っから好きでやって来られたんだから~
2年前ご馳走になった初代オーナーの迫氏は時々来られるそうです、
今日は本館で食事上品で美味しかったよ
明日の予定を事務所に報告 天気回復すれば挨拶抜きで行きます。 出るんですか? ハイ 明日は大丈夫と思います、
しかし一晩中ピュー ピュー・・・・・
6月14日 笠沙恵比寿6;30~上甑 里11:30
少しきつい風が吹いていますが岬風のようなので沖に出れば収まるでしょう 何時降ってもいいような黒雲が西から湧いてきますが なかなか降らない 結局降らず終いの一日、 文句を言いながらも 又、里港に来ました。
今は大潮の干潮、とても岸壁には上れない、のと引き波が多いので槍付けとする。
底は岩なので果たしてアンカーが効くか?
聞いたようで 効いてない? 取敢えずは様子見とする。
漁港の割にいつも綺麗ですよ、水深5mでも海底が丸見えで、アンカーラインもこの通り見えます。
この所、贅沢を憶え又ホテルの食事
”贅沢は国民の敵、欲しがりません勝までは!”の精神は何処とやら~ 私も柔になりました。
アンカーを気にしながらお休みなさい。
6月15日 天候未だ回復せず 大雨警報 視界も悪いし風も吹くし いい事なしで又もやお休み
昨夜はアンカー以上なし 今夜の事を考え少しアンカーを強く引くと案の定抜けました。
今夜は。余り波が立たないので何とか効くだろうと横着けで沖出しアンカーとするが果たして~
でもなんとか静かに眠れました。
このレグは殆どが曇天で続き当分こんな空模様でしょう。
次回は又、北へ戻ります~