いつからだって演劇三昧

50歳で早期退職して演劇生活を始めてしまいました。

ドイツ旅行(1)

2008-06-21 23:23:17 | TRAVEL
順序立ててドイツ旅行の記事をアップしたいところなのですが、
パソコンの画像処理がちょっと調子がよくなかったり、まとまった時間がとれなかったりしているので、ランダムにアップします。

ローテンブルクのゲストハウスについて書いたのですが、
写真なども合わせて
こちらのブログ
に書いています。写真の枚数制限などもないようですので、まだ不慣れなのですが、興味のあるかたはどうぞいらして下さい。


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顔合わせ

2008-06-21 10:48:07 | Weblog
昨日は9月の公演の顔合わせ会がありました。
今年も様々な劇団やフリーで活躍中の多彩な顔ぶれです。
演劇経験もかなり多様です。
公演や稽古に関する諸々の連絡の後、午後は読み合わせ。
現在公演中という人もいるので、何人かは代読み。
で、ナゼか私にも回って来ました、しかもメインキャラの。
本役の女優さんはイメージビッタリのかっこいい方です。
なんで芝居経験の浅いアタシ?!
そんなこと言ってる余裕もないのでとにかく必死。




で、いただいたお言葉です。
「最低ですね」
他にも
「聞くにたえない」
とか
「崩壊してます」
とか
まぁ、
「とにかく、ひどいもんだ」
というありがたいダメ出しをいただきました。
こんな大きな役の台詞を読んでダメ出しをいただくなんて機会はもうないかもしれないでしょうから貴重な経験でした。

まあ、これをダメ出しとは言えないですけどね。
ダメ出し以前ですね。
ちゃんとダメ出ししていただけるようにならなくちゃ。

ま、最低ってことはこれより下はないってことだし。

はぁ。いいのか、そんなんで。
いいわけない、か。

並み居るベテランさんたちの前でテンション高く読む
というだけでめちゃくちゃ緊張しました。
そのあと思った通りボロボロに言われましたが
今の段階では十二分に自覚している当然のことなので
もはや今さら傷つきませんが。(いや、いたいけど)

ボロボロに言われたのは私だけではなく、
連帯感を深め、
その後の飲み会では
今後のことや戯曲の解釈に花が咲き、
すっかり意気投合。

この「最低」から這い上がるべく
決意を新たにしたのでした。

というわけでチラシが出来ました。

稽古開始は7月末から。
宿題をどっさりいただきました。


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副都心線に微妙にむかつく

2008-06-19 23:01:44 | DIARY
西武池袋線のとある駅に渋谷直通の副都心線がちょうど来たので何気なく乗った。
池袋で乗り換えなくていいなら便利かと思って。

そうしたら、
40分くらいかかって、
精算したら
「練馬からの精算になるので370円です。」だと。
200円の回数券で入ったのに。
池袋で乗り換えたら160円だよ。
200円以上高いじゃん。
こういうのって微妙にムカつく。

しかも渋谷で降りてから階段上りまくりの、
迷路みたいな通路延々歩きの・・・

もう乗らんわい。

ま、そんなに怒ってないけどねー。

最近怒ってないもんだから。
あはは。

でも、便利になった人もたくさんいるんでしょうねー。



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台本たち

2008-06-17 21:53:21 | Weblog
かなり久しぶりに個人レッスンを受けて
そのあとこれも旅行でしばらくお休みしていた演劇レッスンへ。

ストレッチ、呼吸、発声はいろいろなところでグループでやってるわけだけど、リードする人によって微妙に違っていたり、同じだったり。
少人数とは言え、なかなか自分の出来ていないところを自覚するのは難しいので、たまにじっくり個人でチェックしてもらうのは有効だと思っています。ついつい楽なほうになっていたり、手を抜いたり忘れていたりしていたことがポロポロあって反省・・・。
そりゃあもっと頻繁に受けられればいいのですが、それにはお財布が苦しいわけです。(泣)

その後は2週間ぶりの演劇レッスン。
こちらは8月に中間発表会があるので、基礎レッスンの後、その2本の台本のうちの2本目が配られ、メンバーを変えての本読みを何度も。私はそれには参加しないので端っこで見守るのみ。読む人が替わると微妙にニュアンスが替わり、それぞれに合っているキャラクターやおもしろいシーンがあって、秘かに勝手にキャスティングしてみたりして。

かくして現在手元に台本が4冊。
もっとも今日受け取った2冊には出演はしませんが。

「谷間の女たち」(アリエル・ドーフマン)
「班女」(三島由紀夫)
オリジナル脚本(松本陽一)2冊

って、芝居の内容も役者も演出家もまったく違うこの台本たち。
交互に夢でうなされるのも無理ないか。
でも、それぞれどう立ち上がっていくのか、とっても楽しみ。

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幸か不幸か・・・2つ

2008-06-16 09:36:30 | DIARY
今回の風邪では
私には非常にめずらしく
気持ちが悪くて食欲がない!
今まではどんな高熱でもお腹だけは空いていたのに。

ほとんど液体とヨーグルトかプリンくらい。

その結果

3日で2キロ減った!

今まで苦労してダイエットしても(いや、それほどがんばってナイ・・・)
なかなか減らなかったのに。
やっぱり食べなきゃ減る
という簡単な理屈だったのね。
このまま続ければいいだけじゃん。
(とはいかないだろうな)
この夏はハードになること必定だから
体力を落とすわけにはいかないし。
体力作りはしないとな。

熱出したときはひたすら寝たから
昨夜ちょっとよくなったら全然眠れなくてまいった。

うとうとすると
これからやってくる芝居の台本が交互にせめてくる。
最悪は初日に行ったらいきなり立ち稽古で
いきなりふられた役で
しかも台本を忘れる、
という怖ろしい夢だった。
でも、夢の最後のほうで夢に気づいて
これは夢なんだから、大丈夫、
って自分に言い聞かしてるの。
いや、あれはもう目が覚めていたのかな?

まあ、どっちも心当たりはあるのよね。
夢って深層心理だもんね。

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楽塾初日

2008-06-15 21:16:32 | Weblog
一昨日から何だか調子悪いなぁーと思っていて、
気付いた時にはクラツと来て、

38.8度になっていました。

相変わらず気づくの遅!
さすがに昨日の予定はキャンセル。

でも、今日は楽塾新人ワークショップ初日なので、這うように早稲田へ。

子どもの頃から自覚したときには38.5度なんてのはざらで、
痛いと思うと骨が折れてたりするんですよね。

それはともかく、
久々にこたえましたわ、この発熱。
でも、普通の風邪と言われたので、
1日で治すぞ、と決めて昨日はひたすら無理矢理寝ました。
(不義理をしてしまったのは申し訳なかったのですが。)
そのせいか(?)今朝も37度以上あったのでちょっとギクギクでしたが、
午後はとにかく出かけました。

稽古場にギリギリで駆け込み、
案の定私が最後でした。

新人7名に
もともとの楽塾のメンバーさん6人の参加です。

早速脚本「班女」(三島由紀夫 作)
が配られ、
簡単な自己紹介のあと
様々な形で
何度か本読みをしました。

グループ分けもキャスティングもすんで
来週からは立ち稽古です。


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「ジェントルマンズキッチン」劇団6番シード

2008-06-12 23:21:43 | Weblog
スーツケースを置いて早速観劇に出かけました。
レッスンでお世話になっている先生たちの劇団の若手公演「ジェントルマンズキッチン」
実は台本がまだ全部上がっていない時に稽古見学にお邪魔していてそこからどう展開していくのかとても気になっていました。日程的に今日しか行けないし時差ぼけも幸い無いし、これは行くしかない!

で、行ってよかった!若手公演らしくエネルギー全開で青春の甘酸っぱさ満開。
登場人物たちは、だよね、だよね、と声をかけたくなるような健気な人ばかりでした。
こんないい人ばっかりで、こんなわけないじゃんと、ひねたおばさんは頭の片隅で思いつつ、やっぱり笑わされて泣かされました。
いいじゃないねぇ、お芝居なんだからこんなことがあったって。

何だかほんわかいい気分になれる公演でした。
みなさんお疲れさまです。楽日まで青春旋風を巻き起こして下さい。
5月公演を観た人だけにわかるサービスシーンはお得感いっぱいです。

いいなぁ、松本さんの脚本。
来年の私たちの公演にはどんなものを書いていただけるのかしら。
わくわくわくわくわくわく・・・・・・・・



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帰国しました。

2008-06-12 14:32:01 | Weblog
ドイツからたった今帰宅しました。

中世にタイムスリップしたかのような街並みと
非日常の旅人気分を満喫した
ロマンチック街道の旅でした。

近日中に旅日記をアップする予定です。


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梅雨入りと旅行の準備

2008-06-04 11:03:44 | DIARY
もう梅雨入りしたんですねー。

明日からドイツに出かけるのですが、
例によって
直前になってあわてて準備。
それでも今回は1日あるのでいいほうです。
ロマンチック街道は初めてなので楽しみです。
ドイツ語全然ダメなのに
個人旅行。
またまた珍道中になりそうですが、
まぁなんとかなるでしょう。
いつもこれでなんとかなっているのが不思議。



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プチ本番

2008-06-04 00:07:09 | Weblog
今日はレッスンで4月から取り組んできた
短い台本の本番。
仲間内と先生たちだけですが、
それでも「本番」とつくと違いますね。

このメンバーで初めての芝居作りということで
それぞれ自分の役と各自の課題をいただいて
それと向き合った6週間でした。

私も多くのことを学び体験できました。
本番ではほんの少し何かが見えた気もします。
今後も課題と向き合いながら続けたいと思います。

このスタジオではとてもていねいに教えていただけるのでありがたいです。

演劇を本格的に始めたのは去年からですが、
去年は、怒鳴られては萎縮し、落ち込み、
何をどうしていいのかわからず、おびえるだけで
楽しむなんてとんでもない、
悔しいなんて感じる余裕もありませんでした。
それでも本番で
こういうことか、と気づくことも楽しいと思うことも
もちろんありましたけれど。
まぁ、無我夢中でした。(むしろ霧中でした)

今年はスタジオで、あるいは別のところでの
「楽しくなければうまくなりません。」
という言葉に眼からウロコでした。
(「楽しい」の裏に山ほどある課題は当然のこととして)
芝居に必要なことはどの現場でも、どの指導者でも、
どの本などを読んでも、インタビューを聞いても
それほど大きな違いはないように思います。
ただ伝え方、示し方は違うし、
それを受けとめるほうの状況によってもかわる。
それぞれの劇団や集団によって表現方法はもちろんさまざま。
今年は今まで消化不良だった言葉たちがひとつひとつこなれて少しずつ消化吸収されていくような心地よさを感じています。
(ほんとに少しずつですが)
「(出来なくて)悔しい」と思う自分がいるのがうれしいですね。
そんなぬるいこと言ってる場合じゃないんですけどね。

今月は楽塾の新人ワークショップが始まるし、
9月の公演の顔合わせもあるし。
なんだかものすごいことになりそうな・・・


その前にあさってからドイツに出かけてきます。


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平野綾さん

2008-06-03 01:25:29 | DRAMA
たった今「トップランナー」にご出演でしたね。
ブログに行こうと思ったら
案の定混んでいるようです。

この番組あまり見たことなくて、新聞のテレビ欄もめったに間に合って見たためしがないのに、
なんとなく気になってスイッチを入れました。

アニメも最近はあまり見ませんが、お名前だけは聞いたことがありました。

登場するなりオーラを放つ魅力的な女性ですね。
かわいらしい外観に
とってもしっかりした考えと厳しいプロ意識を持ち
自分の才能と可能性を客観的に捉える冷静な目もお持ちのように
お見受けしました。

「ただ台詞を言うのではなく、
その人格になること、
ストーリー全体のイメージ、色や匂いも感じ取ること。」

「自分がそのキャラクターだったらと考え続けて
出てきた声を使う。」

って、北島マヤみたいだなぁ、
と思ったら、子どもの頃
「ガラスの仮面」の劇中劇のシーンを
様々な声で演じていたとか。

「目標は立てません。
叶ってしまったらそこで終わってしまうから。
その都度求められているものを考えるようにしています。」

ライブ朗読の「怪人二十面相」も雰囲気出ていました。


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ベリーダンスとパーティー

2008-06-01 22:03:05 | DIARY
午後久しぶりにベリーダンスのレッスン。
今日は腕の動きを中心に。
ベリーダンスの曲ってエキゾチックですてき。
曲の中にドラマがあるんですよね。
今日は砂漠の中で蜃気楼の水の音を聞きながら
行き着けずに息絶える、っていう曲。←どんなん!?
あまり上手く踊ろうなんて考えずにイメージを持って踊る、
っていうところが気に入っています。


夜は山手のギャラリーのオープニングパーティーにおじゃまして来ました。
写真家さん、画家さん、工芸家さん、など
様々な作風、背景のみなさんが一同に。
楽しいお話がたくさん聞けてご機嫌な時間でした。



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2008年5月観劇・映画メモ

2008-05-30 14:56:38 | DRAMA
今月は今後の演劇活動に大きな影響を与える観劇や、知り合いの役者さんたちが活躍する舞台と出会えた月でした。

「ぜんぶ書きかえたロール・プレイン・ザ・バグ」楽塾:スペース早稲田
「最後の1フィート」劇団6番シード:下北沢「楽園」
「わが魂は輝く水なりー源平北越流誌」シアターコクーン
「エンバース ー 燃え尽きぬものら」俳優座劇場
「リチャード三世」恵比寿 エコー劇場
「桜散る 散るもつもるも 三春乃一座」劇団だるま座:相鉄本多劇場
「95kgと97kgのあいだ」 さいたまゴールド・シアター第2回公演

DVD
「Call me Call you」劇団6番シード上演DVD
「震度0」
「邯鄲 ー 雪の蝋燭能」
「サッドヴァケイション」

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サッドヴァケイション

2008-05-30 14:29:52 | Weblog
【キャスト】
浅野忠信 石田えり 宮崎あおい 板谷由夏 中村嘉葎雄 オダギリジョー 光石研 斉藤陽一郎 高良健吾

【ストーリー】
舞台は若戸大橋のたもとの小さな会社、間宮運送。社長の間宮(中村嘉葎雄)は、かつてバスジャック事件の被害にあった梢(宮崎あおい)、借金取りに追われる後藤(オダギリ ジョー)をはじめ、資格を剥奪された医師やヤクザから身を隠して暮らす流れ者たちに職と住み処を与えていた。
一方密航の手引きをしていた健次(浅野忠信)は、追っ手から逃れるために運転代行へと職を変え、間宮と出会う。そこで健次は、玄関先に出てきた間宮の妻」(石田えり)の姿を見て驚愕する。千代子は、かつて健次を捨てて出て行った母に違いなかった。母への復讐を胸に秘めともに暮らし始めた健次の前に、偉大なる母性が立ちはだかる・・・・・。
物語は複雑に絡み合い、予想を裏切る展開の中で、運命に翻弄される男たちと、すべてを包み込みながら美しく生きる“ゆるぎない女たち”。
やさしく、したたかな女たちの笑顔が、男たちを未来へと導く・・・・・。



「『Helpless』『EUREKA ユリイカ』に連なる、青山真治監督の「北九州3部作」完結編。」なんだそうで、私は前作2つを見ていないので、なんとも、なのですが・・・
「やさしく、したたかな女たちの笑顔が、男たちを未来へと導く・・・・・。 」って・・・。
「未来」も「救い」もどこにもなさそうですが・・・。
全編通して暗い映像で台詞も聞き取りにくくストーリーも前作とのつながりがわからないといまひとつわかりにくいのですが、登場人物たちのだれもが曰くありげで重い過去を抱えているらしく他者との関わりを怖れているような風情が興味をひきます。
淡々とストーリーが進むようで、間違いなく悲劇的なラストに向かっているのを感じさせます。
石田ゆり演じる母親のすべてをあきらめているような、病的にしたたかなような、不思議な微笑が怖い。

多分自分からは見る機会のなかった種類のDVDだと思いますが、出演者のみなさんはとてもよかったですし、こんなふうにひょんなことで出合う映画も悪くないですね。


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さいたまゴールドシアター

2008-05-30 00:26:16 | Weblog
レッスンが終わってから
彩の国さいたま芸術劇場へ。

さいたまゴールド・シアター第2回公演
「95kgと97kgのあいだ」
詳しくは
公式サイトへ

作: 清水邦夫
演出:蜷川幸雄
出演:横田栄司、さいたまゴールド・シアター、NINAGAWA STUDIO、新川將人、野辺富三、宮田幸輝、西村篤、市川貴之、太田馨子

総勢70名の競演って・・・
こういうことでしたか。
例のAUNの降板で話題になった横田さん、大活躍でした。

さいたまゴールドシアターの「自らの人生史と重ね合わせた圧倒的なリアリティ。」というのは今回もありますが、3月の稽古場公演と台詞もほとんど同じだったような。出演者が増えた分ゴールドシアターのみなさんの存在感とエネルギーが弱まったような。もちろんパワーあふれる舞台ではありましたよ。 これだけの人数でそれぞれのキャラクターがきちんと存在しているのはすごいと思うし、大変な体力とエネルギーのいる芝居だと思うし。若手とゴールドのみなさんとの競演もいいと思うし。

でも、正直私は???です。
好みが分かれる芝居かもしれません。

去年共演したHさんに会えたのはラッキー!
コクーンの公演が終わったばかりだったのに。

それにしても
さいたまは遠いわ。
帰ったら日付が替わりそうだもん。


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