リスニング無料学習、飛び出し注意

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滅多に使わない英語表現

2020年08月13日 | 大阪府情報
私は最近、「教えて!goo」で質問したり回答したりしています。そこでは様々な質問に遭遇するのですが、先日はfurniture(家具)に関する質問がありました。

furnitureが不可算名詞だという事は中学校か高校で学びます。あえて、家具を数えるときはpieces of furnitureと言うと英語教師から習います。これはそれほど難しい問題ではないので、半数ぐらいの生徒はきちんと覚え、試験の正誤問題で正しく答えられると思います。試験対策としては、これだけ覚えておけば十分なのですが、、、

(×)three furnitures
(○)three pieces of furniture

改めて考えてみると、「pieces of furniture」という表現を実際に使う機会はほとんど無いなーと感じました。その理由は、私の知人には自他共に認める大富豪と呼べるような人はいません。ですから、他人宅におじゃまして「家具が沢山ありますね」と言う機会が皆無です。ニトリに行けば家具が沢山置いてありますが、家具店に行って「家具が沢山ある」と白々しい驚きを示す人もいないでしょう(芸能人のロケ番組は別として)。

引越し前に業者に見積もりをお願いする場合でも「家具が8つあります」などと大雑把な言い方はしません。ふつうは「本箱1つ、机と椅子、箪笥1つ、カラーボックス3つです」などと具体的に言いますよね。英語・日本語を問わず、家具が8つ(eight pieces of furniture)と言う人は滅多にいないと思います。海外ドラマでも、pieces of furnitureというセリフは出てきません。

ちなみに、pieces ofの後に来る名詞として、information, paper, wood, furnitureなどがあります(使用頻度はこの順番)。



plenty ofは正しい英語表現ですが、私個人としては使いません。自分の運用語彙(many, much, enough)に比べると、plenty ofの使用頻度は一桁低いです。自分で英語を話したり書いたりする時は、自信を持って安心して使える単語を使い勝ちなので、plenty ofをあえて使うことがありません。その是非は別として。


知識としては知っておく必要はありますが、実際は滅多に使わない表現って、色々あるなーと思いました。家具と言えば、大塚家具は株式会社ヤマダ電機の子会社になりましたが、その後、業績は改善したのかな。たしか大阪府豊中市には、LABI LIFE SELECT 千里があったと思いますが。
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英語のサイト読める人ってなんで読めるの?

2020年08月08日 | リスニング
教えて!goo」というサイトで「CNNやBBCの記事がスラスラ読めない」という趣旨の質問を投稿している人がいました。

2006年に「The Canadian Modern Language Review」という学術誌に発表された研究論文によると、英字新聞を読むために必要な語彙数は、およそ8000ワードファミリーです。その質問者の語彙力はおそらく2000ワードファミリーなので、その4倍の語彙力が必要です。

私は質問に対する「定量的」な答えを知っていますが、その掲示板では回答しません。その質問者は英語に限らず様々なカテゴリーで漠然とした質問を投稿していますが、英語学習に真摯に取り組んでいるという印象を受けません。

仮に、私が「あなたには、あと6000ワードファミリーの語彙力が必要です」と回答しても「ふーん、そうですか」で終わってしまうでしょう。色々質問して情報を得ても、それが実行に移されない・・・そんな気がします。



同質問者は少し前に「フラーハウスって英語の勉強になりますか?」という質問を投稿していました。勉強になるか否かは、本人次第でしょ。「海外ドラマで英語学習」でGoogle検索すれば、関連サイトが山ほどヒットします。本当に何かを知りたいというより、話し相手が欲しいのかもしれません。



「教えて!goo」では、学校や塾の問題集の一部(和訳・英訳)を丸投げしている人もいます。今は中学生でもスマホを持っている時代ですから、分からない部分を写真に撮って、それをそのまま「教えて!goo」にアップする人もいます。一方、自分でできる範囲で英訳して、それに対して訂正・加筆を求める人もいます。そうかと思えば、自分の英語教育論を展開するために、同様の質問を繰り返している人もいます。

本当に様々です。



某質問者の話はさておき、8月7日は新型コロナウイルスの新規感染者が1602人でした。1日で1602人です。気が滅入りますね。マスクをして外を歩いているとホントに暑い。ところで、インフルエンザは暑くなると流行が衰えるのに、新型コロナウイルスは気温が30℃を超えても勢いが衰えません。何故なのでしょうか。教えてグーで質問してみようかしら(笑)。
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大阪府の新型コロナウイルス感染状況

2020年07月31日 | 大阪府情報

最近、どこのネットニュースを見ても、新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最高という話題ばかりです。東京都では7月31日の新規感染者数が400人を超えるそうですし、29日は大阪府でも1日で200人を超えました。大阪市の松井市長は、感染拡大エリアに限定して休業要請が必要と述べています。いずれにしても、梅雨明けの8月は厳しい月になりそうです。以下の図は大阪府の発生状況ですが、勢いが衰える兆しは全くありませんね。

暗い話ばかりでは気が滅入るので、明るい話題もひとつ書いておきます。日本で新型コロナウイルスに対するワクチンを開発しているアンジェス株式会社の本社は、大阪府茨木市の「彩都バイオインキュベータ1階」にあります。そのワクチンはDNAワクチンに分類され、開発名は「AG0301-COVID19」と言います。

アンジェスはその安全性と免疫原性を確認するため、健康な人に低用量(1.0mg)または高用量(2.0mg)のAG0301-COVID19を投与します。

7月22日付けの発表によると、低用量群15人の接種が完了したそうです。現在は高用量の接種をしています。ワクチンを投与してから52週間後まで定期的に採血し、ワクチンの安全性と免疫原性を調べる予定です。

海外に比べると日本でのワクチン開発は遅れていますが、海外からの供給だけに頼る事はできません。大阪のアンジェス、頑張ってほしいですね。

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英語は耳から覚えるべき?

2020年07月26日 | リスニング

外国語学習法については昔から様々な人が自論を述べていますが、某さんは以下のように主張していました。

外国語の学習は本来は耳から覚えるべきなのに---中略---リーディングを先行させた学習法をした人の方が、後で、リスニングの練習に苦労している印象を受けます。

母語習得は言葉を聞くことから始めますが、外国語も耳から覚えるべきでしょうか?

TED」では様々な分野の英語講演をスクリプト付きで聞けるので、英語リスニング学習に活用している人が多いと思います。そのTEDに、「The secrets of learning a new language」という講演があります。Lydia Machovaさんは多言語話者で、2年毎に新しい外国語を学習しているそうです。彼女のスピーチを聞いてみると、外国語学習に成功する人の学習法は十人十色であることが分かります。以下の動画の2分30秒後から、、、

The secrets of learning a new language | Lýdia Machová

And then I met
polyglots who always start by imitating sounds of the language, and
others who always learn the 500 most frequent words of the language, and yet
others who always start by reading about the grammar.

常に言語の音を真似ることから始める多言語話者
その言語の高頻度500単語をまず覚える人
文法書を読むことから始める人

何年勉強しても英語すらなかなか身につかない私にとって、複数の外国語を次々と身につけてしまう多言語学習者は憧れの存在です。そんなpolyglotsの中にも、単語学習から始める人もいれば、文法学習から始める人もいるというのは、意外な感じがします。

私が以前に持っていた多言語話者のイメージは、「単語帳や文法書を使わず、幼児が母語を学ぶようにして外国語を自然に身につける」人でした。でも、人それぞれ違うのです。必ずしも「外国語は耳から覚えるべき」ではなさそうです。


If you, however, want to keep words long term, you need to revise them in the course of a few days repeatedly using the so-called space repetition. You can use apps which are based on this system such as Anki or Memrise,

さらに、動画の6分後から、間隔反復に基づく単語暗記ソフト(Anki)を紹介しています。単語暗記に否定的な人もいますが、数カ国語に通じるポリグロットの中にも暗記アプリの愛用者がいるのです。

文法学習や単語暗記に批判的な人がいる一方で、一見古臭い学習法で数カ国語を身につけた人もいます。最近は日本人のリーディングとリスニング能に大差ないとか、文法学習から始めるpolyglotsがいるとか、従来の固定観念(stereotype)と異なる現実が見えてきますね。

Lýdia MachováさんはLanguage mentoringというウェブサイトを運営しています。それによると、彼女の9言語能力のCEFRレベルは以下の通りです。polyglotといっても、すべての言語がCEFR C2(ネイティブレベル)ではありません。彼女はCEFR B2以上をfluent(流暢)だと考えているようです。英検準1級はCEFR B2です。準1級に合格した人はI'm fluent in Englishと言いましょう♪

Native: Slovak
C2: English
C1-C2: German, Polish
C1: Spanish
B2: French, Esperanto, Russian
A1: Swahili

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日本人はリスニングの方が得意?

2020年07月25日 | リスニング

わたしは先月から「教えて!goo」に参加して質問者の問いに答えていましたが、7月24日に初めて質問しました。私が想定(期待)していた回答ではありませんが、色々と考えさせるコメントを頂き、とても勉強になりました。

最も強く感じたことは、オンライン掲示板で質問しても、自分の意図が相手に伝わらない事があることを学びました。オンラインに限らず実社会で相手と直接会って意見を交換する時も、意思の疎通が困難であったり誤解を生む時があります。オンラインで全く初対面の人なら、なおさらです。


新型コロナウイルス感染拡大防止のため、自宅勤務を始めた人が多いと思います。確かにZoomやSkypeを使えば、自宅から職場の同僚・上司と会話できます。しかし、自分の気がつかないところで意思の疎通が図れていないことがあるかもしれません。

私は以前、スカイプ英会話を受講していたことがあります。その時は、フィリピン人講師と十分コミュニケーションできていたと思ったのですが、それは、「あらかじめ使用教材を指定して何を話すのか互いに分かっていた」からかもしれません。業務中は予想外のことが起こりえます。

 

さて、リスニング問題とリーディング問題の難易度を定量的に相対評価するのは難しいです。TOEICでは素点を統計処理して算出した換算点(Scaled Score)を使っていることにも留意して下さい。とはいえ、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)に従って分類すると、TOEICでは275点以上がB1、275点未満がA2です。したがって、日本人受験者200万人以上を対象にしたとき、リスニング能はB1でリーディング能はA2になりました。平均点をCEFRで分類すると、日本人はリスニングの方が得意という結果です。


このような意外な結果に対して、TOEICの信頼性を疑う人がいるかもしれません。しかし、TOEICの年間受験者数は日本人だけでも毎年200万人以上です。さらに運営団体ETSはTOEFLも主催しており、その信頼性・再現性は極めて高いと言えるでしょう。


日本人はリスニングの方が得意なの?
私は自分で「リスニングの方が苦手だ」と感じています。ただし、ここ数年ほど英検、TOEIC、TOEFL、IELTSのような資格検定試験を受けていないので、「リスニングの方が苦手」を客観的/定量的に証明できません。単なる思い込みかもしれません(苦笑)。


TOEICに関して「日本人はリスニングの方が得意」という意外な結果になりましたが、平成29年度英語力調査結果(高校3年生)、TOEIC、TOEFL、IELTSの成績を総合的に勘案すると、「日本人のリーディングとリスニング能には大差なく、どちらもあまり高くない」が妥当な評価だと思います。

TOEFL iBT受験者は留学希望者が多いので英語学習に熱心な人達ですが、それでもR18とL18は全く同じ点数で、日本人受験者のトータル平均はCEFR B1(intermediate)です。ちなみに、IELTS Academicの受験者の平均はCEFR B2です。


個人レベルでは、リスニングの方がやや苦手な人もいるはずですが、全体として見るとリスニング能とリーディング能に大差ありません。


さて、2020年度から小学校英語教育の必修化が全面的に実施され、それに伴い、中学校で学ぶ内容も増えていくようです。その一方で「Go Toトラベル」という怪しげなキャンペーンもやってます(笑)。


<注記>
毎年日本人200万人以上が受験するTOEIC L&Rのデータは非常に説得力があります。「私はこう思います」とは比較になりません。ただし、TOEIC L&Rの結果を日本人全体(母集団)に外挿・一般化するときは注意が必要です。年齢層で最も多い受験者は20代であり、65歳以上の高齢者の英語力を反映しているわけではありません。同様に、小学生や中学生の英語力の指標にはなりません。世間一般で「日本人のリスニング力は~」と言うとき、たぶん、20~30代の日本人を想定しているような気がします。人によりけりですが(笑)。

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