なんというか胸が痛くなるような感情に苦しめられている。
そんな状況でどういわけか今日、昔観た映画「ロリータ」を思い出した。
(わたしが観たのは、97年の作品であり、キューブリック監督ではない)
この映画には、主人公の恋した少女が失踪し、やっと行方をつきとめたら
そこには成長したかつての少女が妊婦姿で現れ
主人公がえらくショックを受けたシーンがあるけれど、
今のわたくしには、とても共感できてしまう。
ロリータというと、主人公が倒錯しているイメージがあるけれど
実はそうではなくて、主人公が少年の頃、14歳で急逝した少女(恋人?)のことを
忘れることができず、それが心の傷となったまま主人公が中年を迎えたとき、
その少女にそっくりなロリータに運命的に出会ってしまい・・・そして熱情に身をまかせてしまう。。
長い年月を経ても、心の傷が癒えない悲しい中年の姿に、
わたくし・・・なんとも心が痛みます。
そんなわけでロリータをツタヤでレンタルしようと思ったのですが、
キューブリック監督の白黒の作品しか見当たらず、
今、とても悔しい気分です。
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