雇われの悲しみを君に

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東大医学部の話で思い出したのですが、

以前、一度だけブログに記載した話です。

わたしが高校生の頃(1987)、Z会をやっていて

そこに生徒からのお便り欄みたいなのがあって

そこで秋山仁って数学者のエピソードがあったんですよね。

彼は当時、駿台予備校で浪人生達を教えていて

そして、その浪人生達は、東大医学部以外は眼中にない連中で

実際、東大医学部以外ならどこでも合格できる力を持っているのに

東大医学部だけにこだわって浪人を続けている・・・

それを見かねた秋山仁が、数学のテキストを机に叩きつけて

「お前らとっとと、どこでもいいから医学部に入って困っている人を助けてやれよ!」

って叫んだとか何とか。。そういう熱い説教をしたそうなんです。

いや急に思い出したんです。。30年前の古い話に過ぎませんが、

わたしの息子がこうなっては困るわけですよ、

医者になる目的を果たす通過点としてなら

東大だろうが、地方の国立大学医学部だろうが、差はないはずです。

しかしその浪人生達は恐らくは東大医学部というブランドに縛られて、

大事な時期に足踏みしてしまう。。

まあ、わたしの世代に比べて、

息子の世代は多分こういうタイプは減っているような気はしますから

大丈夫でしょうが。。

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