1/17(木)朝の出来事。

その日の朝、先にリビングに降りた主人から「あとむが変やぁ～」と大声で呼ばれて慌てて下りて行った私が見たのは…

首を大きく右に倒して、クルクル回って倒れ、黒目が左右にずっと動いていて、そして３回も嘔吐したあとむでした

今年の10月で15才になる、あとむ。
いつかは、そんなに遠くないいつかは、私たちの前から居なくなってしまうのかなぁ～と思っていましたが、その光景を見た私たちは、その日が来てしまったと思ってしまいました

夜間救急も閉まっていて、かかりつけの動物病院が開くまで待つことにしました

その間に、ネットで
・首を傾ける
・眼振がある
・ふらふらして立てない
・嘔吐する
など、調べると「前庭疾患」という病名が見つかり、老犬が前触れ無しになること、２週間位で改善が見られて、命には関わらないことなどが書かれていて、少し落ち着いて病院が開くのを待つことが出来ました。

病院に着くと、やはり朝、急に症状が出たことから「突発性前庭疾患」だろうと言われ、点滴+投薬(抗生剤、ステロイド、吐き気止め)で経過観察して、状態が改善されれば前庭と言われる耳の疾患で、改善が見られなければ脳の病気も考えられると言われました。

人間で言うとメニエールの様な症状で、ずっと目が回っていて、気持ちが悪くて立っていられなくて、食欲もないので、毎日点滴に通うことになりました。

気をつけることは、
・首が傾いた状態で水を飲むと誤嚥することがある
・フラフラして頭をぶつけたりするので、部屋の中にあるでっぱりをガードする
・暗いところから明るいところに出ると余計に目が回るので、部屋をいつも明るくする

土曜日も日曜日も点滴に通って、少しずつですが目の動きがゆっくりになってきて、脳の異常では無かった様子でホッとしました。

水も自分からボウルまで歩いて行って、飲める様になりましたが、ご飯を食べない

元々、ムラ食いな所があるあとむですが、いつも喜んで食い付く手作りご飯やささみ、茹でたかぼちゃやさつまいもにもクンクンしてプイッ

体重も100g、50gと減ってきてこの際なので牛肉を茹でたり、先生のオススメのカステラ(人用)をあげても、その日だけ少し食べて次の日からは食べません
※うだんさ～ん、お知らせしたのにごめんなさい～次の日から食べませんでした

唯一食べたのが、歯磨きガムを細かく切ったもの
匂いは判っているようです

先生からは、シリンジで髙カロリーのフードをあげてみて下さいと言われ、胸毛をベトベトにしながら悪戦苦闘の毎日でした。


発症から10日後の26日(土)、ようやく自分からフードボウルに入れたご飯を少しずつ食べてくれるようになりました

そんな時に思い出したのが、あとむがまだパピーだったころ、近所のスーパーで買って帰って、私と分けっこして食べた焼き芋
甘くて美味しくて、もっと頂戴と前足をカリカリしてたなぁ～
ご飯の上にトッピングしてあげると、焼き芋だけ完食

そんな中、今朝ようやく、いつものフードとささみ(お薬埋め込み済)をペロリと完食してくれました


うれしぃ～

また与えてもらった、あとむとの楽しい時間をこれからも大切に過ごして行きたいと思います


さくらとかなたをお散歩に連れ出そうとすると「ぼくも行くで～」とトコトコと玄関までやって来たので、のんびり家の近くを一緒に散歩にも行けるようになりました

首が傾いてるぅ～

首の傾きは、少し残るかもしれません。


散歩から帰って、リビングから私を見てます可愛い


今回のあとむのご飯のことで、おすそ分けを沢山もらって、毎日HAPPYだったさくらとかなたの体重が少し心配な母です


オマケ
あとむの通院時に、２匹のリードを忘れて、あとむのリードにまとめて繋がれたさくらとかなた

超短いツインリードに迷惑顔のさくらでしたよ