第1巻 第1章 千の仮面を持つ少女
さて、今日から本格的に、「私のガラスの仮面日記」始めます!
⬆と、高笑いするのでありました★
なんとこの笑顔!血が付いて汚れた服を愛しげに見つめる真澄。
そうして劇団つきかげに入団したのです。
さて、今日から本格的に、「私のガラスの仮面日記」始めます!
第1巻 千の仮面を持つ少女 感想
第1巻の1ページ目で、作者は主人公“北島マヤ”の事をいきなり
「けっして美少女ではなく」
と言ってしまっています。
マヤ・・・かわいそうな子 |ω・`)
と、第1巻から始まるマヤの過酷な運命も踏まえて、こう思ってしまった私です(笑)
次ページのマヤと母親が住み込みで働いている万福軒というラーメン屋のシーンから物語は始まります。
・今さら気付いたのですが、横浜の中華街にあるお店という設定だったのですね!
小学生の時読んだ記憶って、30歳にもなるとこれほどにも薄れているものなんですね。(∵`)
それはさておき、マヤはお芝居が本当に好きなんですね。映画館への出前の真っ最中に、映画を覗き見して1時間半も立ちっぱなしでいられるなんて。
しかもタダで覗き見状態(笑)
万福軒に帰っておかみさんに叱られている最中もかかわらずテレビに視線が、、。
・私なら仕事中や叱られている時に別の事を考えたりするなんて無理ですよ。マヤはこりゃもう異常と言わんばかりのお芝居好きですね。(^.^)
しかもその夜、あまりのテレビ見たさにひと屋根向こうの窓から見ようとまさかまさかの屋根の上から人の家のテレビを覗き見しようとするなんて!(結局屋根から滑り落ちた音で、その家の住民にみつかってしまうのですが、、。)
この愛すべきお芝居大好き人間、北島マヤは、後にマヤの人生を変える人物との運命的な出会いを果たします。
そう、伝説の女優です。
〜月影千草との出会い〜
公園で、子供たちを前にして自分が見た映画の内容を説明代わりに演じている時、たまたま通りがかった月影千草がマヤのその演技力に惹かれて声をかけます。
確か最新刊までの間で最初で最後に出たシーンだと思うのですが、この出会いの時に月影千草の顔面右半分の生々しい傷跡が描かれています。
今見ると若干ホラーでした。
と!ここでハプニング!!
漫画を見返していたら引っこ抜いたわけでもないのに、6ページ目が急にすっと外れて取れてしまいました!(._."Ⅱ)
なんという事でしょう!直し用もないので元の位置に挟んで無かったことにしましたが(笑)
母の物なので若干あせりつつも気を取り直して、、。(´・ω・)=3 フゥ~
1巻の1番の見所は、もちろん
「おそろしい子」
の名シーンですが、その前にマヤの芝居への異常なまでの執着心が描かれているページがあります。舞台椿姫のチケットを巡ってのドタバタ!最後には冬の海に落ちてしまったチケットをマヤは飛び込んでまで手に入れるシーンです。凄すぎます。誰もが完敗です。
・もし私が舞台が死ぬほど好きでもここまでできるでしょうか、、。マヤの行動には勝てる気がしません。何かに夢中になれるって自分の命などお構い無しになってしまうほどの事なんでしょうか。何だか羨ましいです。(・・*)
そしてそして、おそろしい子、よりちょっと前に更にある重要な人物との出会いが描かれています。
〜速水真澄との出会い〜
マヤはやっとの思いで手に入れた椿姫チケットを持って、お芝居を見るために正月2日東京大都劇場に足を運びます。座席探しで迷っているところに、“あの人”が姿を現します。そう、のちに“紫のバラの人”と呼ばれることになる速水真澄です。大都芸能社長で、全国中に舞台や劇場をもち歌手などスターを育て、芸能界の鬼といわれた人物です。マヤに親切に座席を案内し、この2人のやり取りのシーンは終わります。
・これまた今気付いたのですが、初登場の真澄のシーンをよく見ると、胸にバラがついていました!しかもネクタイもバラ柄だったのです!(゚ロ゚)
もちろんモノクロですから何色のバラだったのかわかりませんが、気になってしかたがありません。もうすでに紫だったりしたのでしょうか。妄想が膨らみますね★スーツ姿にバラ!ああカッコイイ!
もちろんモノクロですから何色のバラだったのかわかりませんが、気になってしかたがありません。もうすでに紫だったりしたのでしょうか。妄想が膨らみますね★スーツ姿にバラ!ああカッコイイ!
そしてその次にこの先マヤとライバル関係となる姫川亜弓も初登場します。
・私的にはこの時の亜弓の髪型と洋服が最高に可愛いです♡(*´ω`*)
そして芝居がおわり平凡な日常に戻ります。またいつものように出前を頼まれた先には、先日公園で出会った月影千草が。(そう言えばマヤはまだ月影千草が女優だった事を知りませんので、ただの変わったおばさんくらいにしか認識してなかったようです。)
千草はマヤに椿姫がどんな芝居だったのか公園でやっていたように自分にも教えてほしいと頼みます。
・と、ここで改めてじっくり見てみて気になったのが、月影千草の腰のアクセサリーです。これはなんなのでしょうか。調べてみたらチェーンベルトということくらいしかわかりませんでした。デザイン的に西洋のチェーンベルトでしょうか。お洒落なおば様ですね!服はベルベットじゃないかと勝手に思っています。違ったらすみません。(_ _)
マヤの、舞台を1度しか見ていないにもかかわらず(舞台は3時間半あった)丸暗記していた演技を見て、千草はとうとうここで、、あの名シーン、、
⬆と、高笑いするのでありました★
笑いすぎでは?月影先生(笑)
・と、ここでまたよく考えたらマヤは3時間半、1人で千草の前で演技を続けたのでしょうか!ただただ驚きです( ˙o˙ )
その後マヤは、学校で学校劇をすることになります。ビビというブスで笑われ者でおばかさんの役を与えられました。がっかりしたマヤでしたが、千草はビビが劇の中で1番難しい役だと言います。マヤは必死でビビという女の仮面をかぶろうとします。
「なんのとりえもない この小さな少女の胸の中に 1羽の情熱の火の鳥が目をさましました」
マヤが自分が演劇をすることに目覚めた事を、作者はこう表現していました。
マヤのセリフを覚えるためブツブツ言っている時の顔が、若干カオスです(笑)
ビビ役がみっともない役だと知り、マヤのお母さんは劇を見に来てくれませんでした。その時のマヤの
ビビ役がみっともない役だと知り、マヤのお母さんは劇を見に来てくれませんでした。その時のマヤの
「母さん…はやく はやくきて…きてくれるでしょ 約束したんだもの」
にはグッときましたね。
自分が小学校で学校劇をしたときの事を思い出してしまいました。やっぱり親には見に来てほしいものですよね。
〜劇団オンディーヌ〜
マヤは劇団オンディーヌの研究生募集中と書かれた新聞を手に、現地に行き当たりばったりで行ってしまいます。入学金や月謝を聞いて諦めてかえろうとして外に出ます。残念がりながら歩いていると建物から劇の練習の声が聞こえてきます。みたくてしょうがないマヤは高い窓にしがみついて、窓から中をなんと2時間も身動きせずみていたのです!なんという根性と情熱!これまた完敗です。このあと犬に襲われたかけた時、研究生の桜小路優が登場!たまたま居合わせた速水真澄と共に犬を追っ払います。
⬆桜小路優初登場シーン
⬆桜小路優初登場シーン
怪我をしているマヤを真澄はお姫様抱っこして医務室へ!羨ましい限り(笑)
後で真澄は自分の服にマヤの血が付いていることに気付きます。そのときの顔がこちら▼▼
なんとこの笑顔!血が付いて汚れた服を愛しげに見つめる真澄。
「北島マヤといったな…」
真澄がマヤをぼんやり意識しだした瞬間でしょうか。最高の笑みです。
〜劇団つきかげ〜
ここでいったん横浜に戻ったマヤは千草の家を訪ねます。千草にお芝居がしたくてしょうがない気持ちを打ち明けます。そして東京杉並区に新しく出来た「劇団つきかげ」につれていかれるのです。
そこでマヤは千草に聞かれます。
「大人になったらどうするの!?演劇をやめて働くの!!」
マヤは答えます。
「いいえあたし あたし女優になります!女優になります!」
そうして劇団つきかげに入団したのです。
・女優になります!なんて言えますか!?本当になりたいものがあるならハッキリ言えるものなんですね。凄いなあ。私にもいつかそう言えるくらい素敵な物事との出会いがあるのでしょうか。あってほしいです(笑)人生エンジョイしたいです(笑)
マヤは演劇をするため東京行きを決意します。しかしお母さんが反対するので深夜に家出して1人東京へ向かいます。寄宿制度があるのです。
〜新しい仲間〜
劇団つきかげの寄宿生登場!
・沢渡美奈
・春日泰子
・水無月さやか
・青木麗
男と間違われる麗(笑)髪は長いのにね(笑)これから先の巻にも度々そういうシーンが出てきます!
そしてこの巻の終盤。いよいよマヤのお母さんがマヤを連れて帰るため、劇団つきかげに来てしまいます。そして月影先生とお母さんとのバトル開始!!
このあとは是非もう一度漫画を読み返していただきたいです!
このあとは是非もう一度漫画を読み返していただきたいです!
いやあ、このバトル最強でした!
「あなたは千の仮面をもっている!」
月影先生はこういいました。
そして第一回目のレッスンを行います、というシーンで第1巻は終わります。
・マヤだけではなく、皆さん沢山の仮面をもっているのではないでしょうか。今はいったいどの仮面をかぶったら良いのだろうかと考えながら行動してみると面白いかもしれませんね。
怒っている時も表に出さずにすむかもしれませんよ?(笑)
第1巻感想はここで終わります。
お付き合いくださってありがとうございます。(^ ^)
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