身体均整師養成講座、受講生募集中
http://www.kinsei-gakuen.com/
【増刷】南一夫『内臓体壁反射による異常観察と調整テクニック/概論』
(韓国語版出版の話が進行中)
http://www.kinsei-gakuen.com/example/tyosyo01
ずいぶんと寒くなりました。胃が張って頚の自律神経経路(迷走神経)に痛みを訴える人が増えて来ました。それから腰痛の方も増えていますね。
寝返りもうたずにしっかり布団の下にくるまっていると、意外にも腰を過伸展状態にしてしまうことが多いものです。横になったり寝返りをうって、腰の姿勢をかえるように意識しましょう。
胃が張るのは、身体が「冷え」を感じてストレス反応を引き起こしているのです。骨盤の上からホカロンなどをはって脳脊髄液を温めましょう。寒冷ストレスは、脳幹の体温調節中枢に温もりを届けると修まります。
さて、今回はこの秋のいろいろの出来事を報告してみます。
十月の半ばには、春に紹介した田んぼの稲刈りの手伝いきました。場所は、埼玉県の高麗川。川越の少し北当たりの八高線(八王子〜高崎)沿いです。
田植えの時は苗が足りないとかで、か細い苗を1本ずつにわけて植えたのですが、それぞれが数十本に分けつして太い稲穂に成長していました。今年は天候不順でしたが、出来の方は上々で、すでに新米をいただいています。うちは基本は、「玄米食」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/62/5ca2c68ba3bf357d9f40af1fee312d9b.jpg)
高麗川の田んぼ。30人くらいで、楽しく作業しています。ご飯時には、少しビール入り。毎年、田植え、稲刈りの手伝い(?)に通うようになって五年がたちます。
さて、10月からは月一回、土日をつかって大阪に身体均整法の講議にいっています。
会場は、環状線で天王寺の一つ手前の駅の寺田町です。駅をおりてほどなく歩くと「本通り商店街」といって間口二間ほどの商店がはてしなく軒を列ねています。道を訪ねると信号をやり過ごして、どこやろかここやろかと、親切に教えて下さって、その下町情緒に感激しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/85/86cd02375de9ee43f1ab90c9695221a9.jpg)
寺田町「ほんど-り」の入り口。小さいけど活気のあるお店が果てしなく続いています。
講議に出かける時は、大きな解剖学書(j.w.Rohenら『解剖学カラーアトラス』医学書院1999)を持参するのですが、大阪の教室で腱や靱帯があらわになった解剖写真を見ていると、ある生徒さんがふともらしました。
「いや〜、松嶋奈々子もひと皮向けばこれですわぁ」
こういった雰囲気はなかなか東京の教室では味わえない大阪の味ですね。楽しくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ff/c3c115ea504e89867bd41cb75192b14a.jpg)
苗立てしたのはうちのベランダです。玉のような実をつけているのは綿花です。
つい三日ほどまえ。11月中に畑に移植する絹さやとスナックエンドウなどの苗を、植えつけ用に1つ1つ小さなポットに移し替えました。住んでいる町で小さな市民農園を借りているのですが、いまはブロッコリーとダイコン、ルッコラ、春菊、レタス、にんにくなどを作っています(主役はうちの奥さんの方で、わたしは時折の助っ人ですが…)。収穫は春から初夏にかけてですが、寒い時期に苗を寒冷な気候に当てることが大切なようです。
寒さにあてないとダメな花とか果物っていろいろありますね。たとえばホウレン草は寒冷は中央アジア原産の野菜ですが、霜があたるような寒い環境に置くと甘味がまします(「寒締(かんじめ)」というそうです)。寒くなればなるほど、ホウレン草は体内で糖分を作り出し、不凍液のような成分で体内を満たそうとするのです。これが甘味のもとになるという訳です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c7/6bddf912c13358cce4db2eac9d7f5912.jpg)
寒さにめげず、せっせと育っている我が家のブロッコリー。
生き物というのは、とにかくすばらしいですね。稲しかり、エンドウ豆しかり、そんな上手に植え付けなくても、自分でせっせと育って来ます。最初にすくすく伸びたのがかならずじもよいともいえず、もうだめかと思ったものがあとになってぐんぐん元気になってみたり。あまり、くよくよ考えず、せっせと愛情をかけてゆくのがよいみたいです。
(つづく)
やすらぎ創健堂に戻る。
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【増刷】南一夫『内臓体壁反射による異常観察と調整テクニック/概論』
(韓国語版出版の話が進行中)
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ずいぶんと寒くなりました。胃が張って頚の自律神経経路(迷走神経)に痛みを訴える人が増えて来ました。それから腰痛の方も増えていますね。
寝返りもうたずにしっかり布団の下にくるまっていると、意外にも腰を過伸展状態にしてしまうことが多いものです。横になったり寝返りをうって、腰の姿勢をかえるように意識しましょう。
胃が張るのは、身体が「冷え」を感じてストレス反応を引き起こしているのです。骨盤の上からホカロンなどをはって脳脊髄液を温めましょう。寒冷ストレスは、脳幹の体温調節中枢に温もりを届けると修まります。
さて、今回はこの秋のいろいろの出来事を報告してみます。
十月の半ばには、春に紹介した田んぼの稲刈りの手伝いきました。場所は、埼玉県の高麗川。川越の少し北当たりの八高線(八王子〜高崎)沿いです。
田植えの時は苗が足りないとかで、か細い苗を1本ずつにわけて植えたのですが、それぞれが数十本に分けつして太い稲穂に成長していました。今年は天候不順でしたが、出来の方は上々で、すでに新米をいただいています。うちは基本は、「玄米食」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/62/5ca2c68ba3bf357d9f40af1fee312d9b.jpg)
高麗川の田んぼ。30人くらいで、楽しく作業しています。ご飯時には、少しビール入り。毎年、田植え、稲刈りの手伝い(?)に通うようになって五年がたちます。
さて、10月からは月一回、土日をつかって大阪に身体均整法の講議にいっています。
会場は、環状線で天王寺の一つ手前の駅の寺田町です。駅をおりてほどなく歩くと「本通り商店街」といって間口二間ほどの商店がはてしなく軒を列ねています。道を訪ねると信号をやり過ごして、どこやろかここやろかと、親切に教えて下さって、その下町情緒に感激しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/85/86cd02375de9ee43f1ab90c9695221a9.jpg)
寺田町「ほんど-り」の入り口。小さいけど活気のあるお店が果てしなく続いています。
講議に出かける時は、大きな解剖学書(j.w.Rohenら『解剖学カラーアトラス』医学書院1999)を持参するのですが、大阪の教室で腱や靱帯があらわになった解剖写真を見ていると、ある生徒さんがふともらしました。
「いや〜、松嶋奈々子もひと皮向けばこれですわぁ」
こういった雰囲気はなかなか東京の教室では味わえない大阪の味ですね。楽しくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/ff/c3c115ea504e89867bd41cb75192b14a.jpg)
苗立てしたのはうちのベランダです。玉のような実をつけているのは綿花です。
つい三日ほどまえ。11月中に畑に移植する絹さやとスナックエンドウなどの苗を、植えつけ用に1つ1つ小さなポットに移し替えました。住んでいる町で小さな市民農園を借りているのですが、いまはブロッコリーとダイコン、ルッコラ、春菊、レタス、にんにくなどを作っています(主役はうちの奥さんの方で、わたしは時折の助っ人ですが…)。収穫は春から初夏にかけてですが、寒い時期に苗を寒冷な気候に当てることが大切なようです。
寒さにあてないとダメな花とか果物っていろいろありますね。たとえばホウレン草は寒冷は中央アジア原産の野菜ですが、霜があたるような寒い環境に置くと甘味がまします(「寒締(かんじめ)」というそうです)。寒くなればなるほど、ホウレン草は体内で糖分を作り出し、不凍液のような成分で体内を満たそうとするのです。これが甘味のもとになるという訳です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/c7/6bddf912c13358cce4db2eac9d7f5912.jpg)
寒さにめげず、せっせと育っている我が家のブロッコリー。
生き物というのは、とにかくすばらしいですね。稲しかり、エンドウ豆しかり、そんな上手に植え付けなくても、自分でせっせと育って来ます。最初にすくすく伸びたのがかならずじもよいともいえず、もうだめかと思ったものがあとになってぐんぐん元気になってみたり。あまり、くよくよ考えず、せっせと愛情をかけてゆくのがよいみたいです。
(つづく)
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