あたごバラクラブの年間を通したボランティア作業について概要を紹介します。
4月から梅雨に入るまでと、梅雨明けから9月までは水遣りがかかせませんので、2~3日おきに交代で散水します。もちろん台風など雨が降った場合には中止です。
朝の9時頃から昼近くまでを目安に、作業時間は担当者の都合に合わせてお願いしています。
ポンプを稼働してバルブを開き、時間が来たらバルブを閉めてポンプを止めるといった作業で、その間はホースの具合やバラの状態を見て回ったり、草取りしてもらったりしています。
開花は5月のゴールデンウィーク明け頃からですが、見頃となる期間は駐車場が開放となりますので、大勢の方が見に来られています。
5月中旬から6月中旬は花ガラ処理のため、5日おきくらいの日程で作業日を決め、草取りも兼ねて集合作業を行っています。
花ガラ処理の際に切り取った枝を使っての挿し木教室を開いたりもしています。
梅雨時以降は枝が伸びたり、雑草が伸びたりしますので、何回か様子を見ながら集合作業を行っています。
四季咲きのバラが多くあり、こまめに剪定してやればよく咲いてくれますので、大勢の方に参加してもらえれば、花をよく咲き続かせられるようになります。
肥料は、最初の開花が終わった頃の6月と秋に入っての9月、それに翌年新芽が出始める前の2月頃に施しています。
一番の大仕事は冬場の剪定・整枝の作業です。木立バラだと大した手間ではありませんが、ツルバラ、特に3m高さのフェンスやアーチ仕立てのものは、梯子を使っての作業となりますので手がかかります。
これによって次の年の開花状態が決まってきますので、どのようにすればどうなるか腕の見せどころです、といっても、難しく考える必要はありません。
植物は剪定・整枝されたなりに新しい枝を出し、葉をつけてくれます。やってみることで覚えていけばいいと思います。
それでもやはり、コツを知ってもらうためにと、石和にあるコマツガーデンの後藤みどり社長に毎年指導してもらっています。
今年も12月23日にお願いしてありますので、参加してみてください。そして一緒に剪定・整枝作業してもらって、開花を楽しみにしていただけたらと思います。
12月23日に参加できなくても、12月中旬から2月中旬くらいまで作業します。毎日ではありませんが誰か作業している人を見かけたら気軽に声をかけてみてください。
なお、業者による病虫害対策のための薬剤散布は、3月と4月、及び6月9月まで、開花期間の5月を除いて、月1回のペースで早朝の出勤前に行われています。