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ここで歴史は動いた 飛鳥寺 奈良

2020年11月訪問

 

★歴史のうねり ここで歴史は動いた 飛鳥寺 奈良

 

『飛鳥寺』正式な名称は『安居院』ここは日本で最も古い寺といわれている。

仏教の伝来は諸説あり明確ではない、6世紀頃のこと。

『欽明天皇』が仏教の受け入れに関して諸侯に問うと、『物部氏』や『中臣氏』古来の神道を支持し、『飛鳥』地域の豪族であった『曽我氏』は仏教を支持しました。

その後いくつかの変遷があり、最終的には、『曽我氏』が権力を握り。

仏教を日本に迎え入れしました。

 

 

そして建立されたのがこの『飛鳥寺』といわれています。

『日本書紀』によれば、崇峻元年(588年)百済から六人の僧と同時に、『寺の工』をはじめとして寺を建設する技術者を招聘して建立が始まったとされています。

 

 

『安居院』の本尊は『釈迦如来坐像』、一般的には『飛鳥大仏』です。

この仏像は江戸時代の火事により、壊れてしまったものを復元したものです。

顔の一部と、右手、左足などが残っていたようです。

奈良の大仏と比べるとかなり小さいものですが、この『飛鳥時代』に

この様な青銅製の仏像を作ることはかなりの苦労があっただろうと推測できます。

お顔立ちは、面長で、『法隆寺』の『釈迦三尊像』に似ていると私は思っています。

作者は『鞍作鳥』といわれています。

 

 

これも『阿弥陀如来坐像』ですが、『藤原時代』の作といわれています。

とても素朴な感じですが、その表情はなかなかの威厳を秘めています。

 

 

『飛鳥寺』の西側には、今は失われてしまった西門の跡があります。

この西門の先には『槻の林』があったといわれています。

画像は『蘇我馬子』の首塚です。『乙巳の変』で打ち取られた『馬子』の首が、

『飛鳥寺』の西門の外に打ち捨てられたといわれています。

その伏線となった『中大兄皇子』と『中臣鎌足』が蹴鞠に興じた『樹の木』は

この寺の東門の側にあります、ここで歴史が動きました。

 

 

 

 

 

 


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